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ジジババ旅行記&自然観賞記

野鳥と花が大好きな老夫婦の旅行の記録と、自然を観賞する中で、ふと目に付いた事を写真やスケッチでごらん頂きます。

平戸

2017-10-29 16:35:34 | 自然
3日目は、佐世保から平戸へと移動します。
途中、平戸八景の一つ、御橋観音に寄って行く事にしました。






頭の上に、巨石が橋を造っています。
 「わあー、こりゃすごいな!でかー!」
 「何か、怖いくらいの迫力やねえ。」
松浦の殿様のお気に入りは、どれも自然の作り出した
計り知れないパワーを感じさせるものでした。


できれば、八景全部見たかったけど、後はちょっと遠く、
今回はあきらめて、平戸に向かいます。
今日は、教会めぐりです。






まずは、田平天主堂。
青空に、レンガ色がよく映えます。
ここのステンドグラスは、本当に美しかった。
撮影したかった。






少し寄り道をして、川内峠に登りました。
この峠のてっぺんに登ると、360度空が見渡せるのです。
 「あー!気もちんよか~!」






平戸島をずーっと南下して、
カトリック宝亀教会。






カトリック紐差教会。
どこも、負けず劣らず、りっぱな教会でした。が、
 「何か、みーんな一緒に見えてきたわ。」
 「同感。ちょっと教会見るのも、疲れてきたな。」
 「早めに宿行って、温泉つかろか。」


何とも罰当たりなことを言うジジとババ。
温泉につかって、おいしい夕食を頂いたあと、
宿の方が、ナイトツアーに連れてってくれました。
平戸の町の、ライトアップした名所を、
上手な説明で、楽しく案内。






平戸で一番有名なザビエル記念教会です。
暗闇に浮かび上がる姿は、荘厳な雰囲気でした。


残りあと1日。
台風が近づいています。
影響がなきゃいいんだけど・・・。







佐世保・九十九島 二日目

2017-10-26 16:00:37 | 自然
二日目、朝起きて天気予報を見たら、何とだんだん晴れてくるらしい。
 「ヤッター!見たか、晴れ女の力を!!」
 「勝手なことゆうとけ!」

まずは、平戸八景の一つ、福石観音の五百羅漢を見に行きました。





岩の中に埋まってしまったような、本堂を対岸に見ながら、山を登っていくと、





ありました、五百羅漢。
オーバーハングの岩が覆いかぶさって
ものすごい圧迫感。
その中に、色々な形をした羅漢さまが、沢山。
さすが、松浦の殿様がお気に入りの場所、なかなかの迫力でした。


その後、佐世保の町に戻って、
町の真ん中の三浦町カトリック教会へ。





ビルにはさまれて、つい見逃してしまいそう。
中は撮影禁止でした。
ステンドグラスがきれいなのに、残念。

今日は、精力的にまわります。
次は、佐世保の町が一目で見渡せる弓張岳展望台へ。





お天気はイマイチですが、なかなかの眺めです。


 「次はどこや?今日は忙しいのう・・・。」

次は、車を置いて、フェリーに乗って、黒島という島に渡ります。
九十九島の中で、人が住んでる3島のうちの一つです。
なぜこんなところにわざわざ来たのかというと、
国の重要文化財の教会があるからです。

港から、坂を上り続けて30分。
汗だくになって、やっとたどり着きました。





黒島カトリック教会です。
布教に来た外国人の神父と、島の人たちが力を合わせて明治(何年か忘れました)に
造り上げた教会だそうで、中もすばらしかったです。

そして、教会の前で、たくさんのジョウビタキに会いました。





大阪では、まだ姿を見ませんので、今秋初お目見えです。
 「こんだけたくさんおるってことは、まだ渡りの途中かなあ。」
 「そやね。もしかしたら、大阪にむかってたりして・・・。」

またフェリーに乗って、佐世保に帰り着いたジジとババ。
今回の旅の主目的である九十九島の夕日の撮影に挑みます。

展望台に着いたら、地元のカメラマンがすでに数名来ておられました。
曰く、「今日は、天気がイマイチやからなあ・・・。」

ジジとババにとっては、最後のチャンスなので、イマイチでも何とか焼けてくれたら、
との思いで撮った写真がこれ、





色が、あまり真っ赤になってくれませんでしたが、
 「撮れただけでよしとしよう!」

そして、帰りがけに最後に写したのがこれ、





 「最初からこの色になったら良かったけど、しゃーないね。」

何とも、忙しい一日でした。











佐世保・九十九島

2017-10-23 15:10:48 | 自然
たいへんご無沙汰致しました。
ようやくきつかった仕事も、何とか終えました。
終えた直後、前から予約していた旅行に出発。
 「何とか旅行までに終わったなあ。遊ぼうぜえ!」
 「仕事をやり終えて、旅行って、ウキウキするねえ!」


朝早い飛行機で、長崎大村空港に到着。
今回の旅行の主目的は、九十九島の夕焼けを写す事です。
しかし、長崎の空は、今にも泣き出しそうな曇天。
 「何や天気悪いがな・・・。雨降るんちゃうか。」
 「天気予報じゃ、この先もずーっと曇りと雨やて。」
 「何やそれ!夕焼けどころやあらへんがな!
   ババ晴れ女やろ。何とかせーや!」
 「いくら晴れ女でも、停滞前線にはかないまへんわ。あきらめてんか。」


とりあえず、九十九島に向かいます。
パールシーリゾートから、九十九島をめぐる遊覧船に乗りました。







こんな船です。これ、電動の船なんですって。
九十九島は、実際には二百いくつかの島があって、
その内、人が住んでいるのは、3つだけだそうな。








穏やかな海には、こんな小さな島が、いくつも浮かんでいます。
静かで、海とは思えない雰囲気です。


遊覧船から降りる頃には、本格的に雨が降り出してきました。
展海峰という展望台に行ってみましたが・・・・、







雨で視界はぼやけ、九十九島の夕焼けなんて、望むべくもなく・・・・。
車の中でジジとババ、頭を突き合わせて地図とにらめっこ。
 「平戸八景というのがあるんよ。そこをめぐってみようよ。」
 「へえ?どんなんがあるんや?何々眼鏡岩?面白そうやないか。」
と、いうわけで、急遽平戸八景をまわることに。と言っても、全部はまわれませんが。







迷いながら、人に聞きながら、やっとたどりついた眼鏡岩です。
正に眼鏡岩。存在感に圧倒されます。
平戸八景とは、平戸の当主、松浦の殿様が長崎に行く途中、お気に召された場所のことだそうで、
 「さすが松浦の殿様やなあ。すごい景色や。」


もう1箇所、巌屋宮というところに行こうとしましたが、見つからず、
神社のところで、町の若者に聞いてみましたが、御存じなく、
でも、親切にスマホを使って探してくださいました。
そしたら何と、この神社がそうだったのです。







下から写した物です。上に上がると、小さなお社が後ろが洞窟の中に入った状態でありました。
 「何やようわからんな。昔はもっとすごかったんかな?」
 「でも、今の若い人もなかなか親切やねえ。何か嬉しいわ。」
 「そやな、嬉しいな。」


これで1日目は終わり、明日のお天気はどうかな?
少しは晴れ女の効き目があるかな?