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ジジババ旅行記&自然観賞記

野鳥と花が大好きな老夫婦の旅行の記録と、自然を観賞する中で、ふと目に付いた事を写真やスケッチでごらん頂きます。

富山(小川温泉)続き

2015-10-28 11:48:04 | 旅行
3日目の朝、いいお天気です。
出発は10時なので、朝食前に昨日行くはずだった
遊歩道を歩いてみようと、出かけました。
ところが、歩き始めてすぐに「立入り禁止」の札が・・・。
ではと、違う道を行ってみると、そこにも「立入り禁止」の札。
結局、宿から歩いてはどこにもいけないことがわかり、
 「えー!どないなっとんねん。道あれへんがな。」
 「ひゃーホンマや!昨日、黒部行ってよかったなあ。」
 「ホンマやなあ。天気よかったら、結局、なあんもすること
        あれへんとこやった。」
と、ジジババ、昨日の悪天候を喜びました。


              

10時に宿を出発、金沢に11時過ぎに到着。
夕方5時まで金沢観光です。
金沢は何度も来たことがあるので、今回は東茶屋町街に行くことに。
テレビの宣伝と同じ、赤いベンガラ塗りの、格子窓がシックな通りが一つ。

そして、そこには、あふれんばかりの観光客!!
とても、写真を撮る気にもならず、二筋ほど山側の路地にでると、
だあれもいません。
「卯辰山寺院群散策路」といって、お寺や神社がたくさんあるところです。
人ごみ嫌いのジジとババ、こういうところが好きなんです。





青空に堂々と立つ宇多須神社の狛犬、「あ」様。




手を清める所には、笹の葉で作ったバッタが止まっておりました。
おしゃれですね~。


次々とお寺が現れます。
とても静かです。たまに会うのは地元の方ばかり。
順番に見てきましたが、だんだん疲れてきました。
次のお寺は、50段ばかりの階段の上、
 「しんどいなあ、パスする?」
 「もしかして、すごい良いお寺かも知れへんで。
         後悔せえへんか?」
 「行こ!」





すごい建物でした。
かなりの古さ、それに装飾がすごい!!すばらしい!





鐘楼の彫り物も見事でした。
だあれもいない境内で、タイムスリップしたような雰囲気を味わいました。
お寺の方もいらっしゃらなかったので、中には入れませんでしたが・・。





ドウダンツツジも、色づき始めて、いい感じ。
お寺の名前は、西養寺です。


「心の道」というのが、この寺院群をめぐる道で、立て札通りに歩くといいようです。




古い土塀、とてもいい感じ。




その先にあるお寺、わらじがたくさんぶら下がっていたので、足の悪い人がお参りするのかな?


疲れたので、その先の緑地帯のベンチで休憩。
地元のお嬢さんと少しおしゃべりしました。
やっぱり、北陸新幹線ができて、急に観光客が増えたそうです。





色づき始めたもみじもなかなかきれいでした。




最後にお祭りの日を控えた小阪神社で、巫女さんの舞いの練習を見学して、
金沢観光を終わりました。
よく歩いた・・・。疲れた・・・。楽しかった!




富山(小川温泉)

2015-10-25 13:44:24 | 旅行
大変ご無沙汰しました。
旅行から帰ってから、約10日。
一番良い季節なのに、自宅でずーっと仕事。
旅行の資金をためるため、と思って頑張りました。
でも、年寄りにはきついわ。
 では、旅行のお話を・・。

           

10月半ば、旅行社の安いパック(行き帰りの電車と宿だけがパックになってる)で、
富山県の小川温泉に、2泊3日で行ってきました。


大阪からサンダーバードで2時間半で金沢に着き、北陸新幹線に乗り換えて30分。
黒部宇奈月温泉駅に到着。そこから宿のバスに揺られること30分。
着いたところは、先には道もないどんづまりの一軒宿でした。


         

温泉は源泉かけ流しでなかなかのもの、混浴の洞窟風呂をジジババ二人で楽しみました。
もちろん、ババは湯浴みを着てましたよ。


2日目は、予定では宿の近くのダムまで遊歩道があると聞いていたので、
ゆっくり散歩とスケッチを楽しむつもりでした・・・。が、
あいにくの雨模様。
仕方がないので、黒部峡谷のトロッコ列車に乗りに行くことに。


またまたバスと電車に揺られて、今度は富山鉄道の宇奈月温泉駅に向かいます。
そこから、トロッコ列車に乗って、黒部峡谷をずーっと奥まで走るのです。
終着の欅平まで1時間20分かかるそうです。





写真を写したかったので、こんな車両にのりました。
 「なんや寒そうやなあ・・・。」
 「大丈夫や。ダウンジャケット持ってきたから。」


最初は、眺めもよく、快適でした。




お地蔵さん!と思いきや、岩をお地蔵さんに見立ててありました。




ダム湖に流れ込む川の段差、すごい数です。ダム湖の色がきれい!




深い渓谷にかかる水路橋。クラシカルな雰囲気がステキ。




だんだん渓谷が深くなっていき、紅葉がきれいになっていき、
それにつれて寒くなってきました。
今日の二人のいでたちは、半袖のヒートテックの上にネルシャツ、その上にベスト、
その上に薄手のジャケットでしたが、その上にダウンジャケットを着てもまだ寒い。
 「たまらんのう!」
 「カイロ持ってきたらよかったね。」



そうこういいながらも、渓谷美にカメラのシャッターをきり続けているうちに
欅平に到着。
 「あー、寒かった!帰りは窓付きのあったかい車両に乗ろね。」
 「おう、そやな。」
と、言いつつ遊歩道をさらに上流の方へ歩き出すと、






 「ひゃー!きれい!すごい深い谷!」
 「ほんまきれいやな!目~回るな!」
それもそのはず、ここらへんは、渓谷の天辺から川面まで1500mもあるんだそうです。
さらに歩くと、ここから先は、自己責任で身を守ってくださいと書いた立て札と、
ヘルメットが置いてありましたが、誰もかぶってる人がいないので、私達もそのまま・・・。





すごいオーバーハング! 人食い岩と言うそうです。なるほど・・・。




そこから、15分ほどで引き返しましたが、もう一度来てゆっくり時間をとって、
スケッチをしてみたいと思うような、すばらしい風景ばかりでした。
なぜ、スケッチしなかったのかって?出るとき雨だったので、持ってこなかったのです。
私の晴れ女が効いたのか、結局パラパラとはしましたが、一度も雨にぬれることは
ありませんでした、残念。





帰りの列車も、結局窓付きがいっぱいで、行きと一緒の車両に乗りました。
1時間20分。寒かった・・・。腰痛かった・・・。温泉で暖めよう。




宇奈月に着いて、記念に鉄橋を渡るトロッコ列車を1枚パチリ。
こんなのに乗ってたんだ~。


続きは次回。