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ジジババ旅行記&自然観賞記

野鳥と花が大好きな老夫婦の旅行の記録と、自然を観賞する中で、ふと目に付いた事を写真やスケッチでごらん頂きます。

シンガポール(4)

2017-04-30 16:32:25 | 自然
最終日、マンダイ蘭園というところに行こうと、
電車とタクシーで向かいましたが、ついてみると
閉園されてしまってました。


 「ガックリ、どないしょ・・・・。」

動物園に行こうか、バードランドに行こうか、色々なやみましたが、
二人とも、人工的に飼育された動物を見るのは、あんまり好きじゃなく、
最初の植物園が広すぎて、全部回りきれていなかったので、
再度植物園に向かうことにしました。


最初の日とは、反対の入り口からはいると、早速






コアオバトです。それもカップルです。


 「やっぱ、ここはええなあ。」
 「ホントに鳥いっぱいいるよね。」

花の蜜を吸う、タイヨウチョウもいました。





これはキバラタイヨウチョウのオス。胸が美しい青色です。




これはメス。青いのがなくて、お腹は全部黄色です。
花の蜜を吸いながら、くるくる動き回ります。






何という鮮やかな色!まるで作り物のようです。
 「これも、花かいな?」


訪れるのは2度目でも、全く違う花が色々咲き乱れて、
飽きることはありません。
でも、ジジババには、どうしても会いたい鳥がいたのです。
あちこち歩き回り、あきらめかけた時、ようやく会えました。






何という色!きれいな赤です。シッポは濃い青。
キゴシタイヨウチョウといいます。
 「ワシ、こんなきれいな鳥見たん、はじめてや・・・。」
 「私も・・・。ホンマきれいやなあ!」


他にも、たくさんの花や鳥を写して、大満足のジジとババ。
最後に、普通の人が観光に訪れる所も、ちょっと見に行こうと
夕方、食事がてらに出かけました。






マーライオンのところから見た、マリーナベイサンズです。
たいへんにぎやかな所でした。
心地いい海風に吹かれながら、オープンキッチンで食事をしているうちに
太陽は沈み、ステキな夜景も見られました。






でも、食事を終えて支払いの金額を聞き、耳を疑いました。
 「高っ!」


おかげで、シンガポールのお土産は全く買えず、
楽しかった思い出だけがお土産になりました。


 「相変わらずの、珍道中やなあ・・・。」






シンガポール(3)

2017-04-27 10:17:28 | 自然
次の日は、マレーシアとの国境近くにある、
スンゲイブロウ自然保護区に行くことにしました。


ちょっと遠いので、タクシーではなく、MRTという電車で出かけます。
駅へ行ってビックリした事、
それは、エスカレーターのスピードがすごく速いこと。
乗るとこと、降りるとこの長さを少し長くしてありますが、
しっかり手すりを持ってないと、




乗るときは、後ろにひっくりかえりそうになり、
降りるときは、前につんのめるのです。
特に上に上がるエスカレーターがひどいのです。
 「おー怖い!」




着いたところは、マングローブに囲まれた湿地帯でした。





 「色んな鳥の鳴き声するで。楽しみやな。」
早速、入り口近くで見つけたのは、






全身黄色の鳥、コウライウグイスです。
でも、ホーホケキョとは鳴きませんでした。
大きさは、ヒヨドリくらい。
きれいな鳥です。







ハトの仲間だと思います。
名前はわかりませんでした。
青い目がおもしろい。







テレビで見たことのあるサイホウドリです。
名前のとおり、裁縫をする鳥です。
植物の葉を縫い合わせて、巣をつくるのです。
最初にシンガポールに行きたいと思うきっかけになった鳥なので、
ジジババ大喜び。
 「こんなちっこい鳥が、裁縫するなんて、思えんな。」
 「よう動きそうな鳥やわ。」


鳥の他にも動物が生息していました。






木の幹に逆さにしがみつき、じっと動かず何かを食べるリス。
 「何やっとるんや、こいつ。」
 「あっ!このリス、貝食べてる。」
そう、じっと動かず、貝をしがんでいたのです。







ニホンザルとは全然違う顔の猿もいました。


広大な土地に、自然のままの姿を残し、
大都会のシンガポールとは思えないような
1日中楽しめる自然の楽園でした。
ここにも、やっぱり蚊はいませんでした。



次回に続く



シンガポール(2)

2017-04-23 13:05:25 | 自然
しかし、それにしても暑い。
だらだらと汗が頬を伝います。
でも、周りを見ると、みんな涼しい顔をしてるのです。
背中は濡れている人が多いけど、顔まで汗をかいているのはジジババだけ。


 「何でや、みんな暑うないんかな?」
 「きっと、慣れてるんと違う?1年中暑いから。」
 「1年中暑いなんてぞっとするな。」


団扇でバタバタしてるのもジジババだけ。
廻りの人に不思議そうに見られました。


でも、うれしいことが一つ。
蒸し暑いのに、蚊がいないのです。
おかげで半袖のTシャツ1枚で過ごせました。


シンガポールで、そこらにチョコチョコ見かける鳥たち





小型のカラスのような鳥、オオハッカって言います。
ハトより少し小さいくらい。
人馴れしていて、人が物を食べていると、すぐに寄ってきます。






メグロヒヨドリです。大きさはヒヨドリと同じ。
見かける頻度も場所も、似ています。







ハトくらいの大きさで、ヒョコヒョコと人の前を歩き回ります。
本来、水辺にいる鳥だと思うのですが、どこでもいる感じ。



植物園の中には、国立蘭園もあります。
数多くの蘭が、咲き競っています。






写真が下手なので、こんなんですが、
本当は、黒に近い色でした。






こんな変り種も咲いてました。
 「こいつら、1年中咲いとるんかなあ・・・。」
 「1年中同じ気候やから、咲いてるんやろねえ。」
 「不思議やなあ。」






 「わあ!きれいな蝶々。」
 「何もかも、珍しくっておもろいなあ!」



次回に続く





シンガポール(1)

2017-04-20 12:59:17 | 自然
何十年ぶりかで海外旅行に行ってきました。
行き先は、シンガポール。
何しにシンガポールに行ったかといえば、
もちろん、野鳥の写真を撮るためです。
何それって言われそうですが・・・。


シンガポールは赤道直下、一年中暑い国です。
最高気温33℃くらい、湿度が高くて蒸し暑い。
そして、びっくりするくらいの大都会でした。


まだ暑さに慣れないジジババは、
汗だくになりながら、早速タクシーで植物園へ。





都会の真ん中にある植物園ですが、
一歩中に入ると、大都会にいることなんて忘れてしまいそう。
美しい花が咲き乱れ、鳥たちがあちこち飛び回っています。
ここは、世界遺産に登録されているのだそうです。






見たことのないきれいな花がいっぱい!
ジジもババも、もうキョロキョロするばかり。
 「すごいな!パラダイスみたいやな。」
 「ほんますごいわ!写真撮りたい花が多すぎるわ!」





世の中には、本当に色々な花が咲いているものです。
ほんの一部をご覧いただいています。


花の写真を撮りながらも、鳥はいないかと探していると、
いました、声がします。
その声が、何とも面白い、ウグイスとホオジロを一緒にしたような鳴き声なんです。
「ホーテッペンタケタカケキョ」
と鳴いているような声なんです。
 「どんな鳥や。いた!」






 「何やこれ、ウグイスは地味やけど、これはババやな。」
 「どういう意味や!!」
 「ババ色やってことや。」

本当に、背中からお腹まで茶色なんて、こんな鳥見たことありません。
調べてみましたが、名前はわかりませんでした。






ここには、鳥だけでなくトカゲも結構います。
それも、日本で見るような小さいのでなく、30cmくらいあるのです。
最初に見たときは、ドキッとしました。






池のほとりには、カワセミを大きくしたようなきれいな鳥に会いました。
アオショウビンというらしいです。
 「きれい!それに大きい!」
 「これからどんな鳥に会えるか、楽しみやなあ。」



次回につづく


お花見

2017-04-08 11:04:12 | 自然
今日は、万博記念公園で、本格的なお花見。
本格的なお花見って?つまりお酒呑み放題ってことです。


仲よしの姉夫婦と待ち合わせた駅で、






 「おっ!もうツバメが来とるわ。」
駅の庇の下に、もう巣を作り始めています。
もはや、夏鳥の到来です。







どんよりとしたあいにくの曇天。
でもお花見って、桜さえ咲いていれば晴れでも曇りでも、関係ない。
お酒さえ呑めれば、天気なんて関係ない。
とばかりに飲んだくれるジジ。






ババは、せっかく花見に来たんだからと、
一応持ってきたコンデジで桜をパチリ。
少々酔っ払ってるので、焦点が合ってないかも・・・。






お花見がすんで、食後の運動と歩き出したはいいけれど、
ジジの足元は、ホントの千鳥足。


チューリップの花も咲き始めていました。

帰りの電車の中、平日でちょうど通勤時間帯。
酔っ払いにさぞかし、皆さん閉口なさったことでしょう。
お酒臭くて、変に陽気なジジをなだめたり、怒ったりしながら、
ようやく帰りついたら、速攻ごろんと寝ちゃったジジ。
幸せそうな顔をしておりました。たまにはいいよね。