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ジジババ旅行記&自然観賞記

野鳥と花が大好きな老夫婦の旅行の記録と、自然を観賞する中で、ふと目に付いた事を写真やスケッチでごらん頂きます。

大分・石仏にであう旅 (6)

2015-11-30 10:33:39 | 自然
3日目、雨。
昨日、余計なこととを言ったばかりに、雨になっちゃいました。
小雨なので、なんとか観光できるかなっと、石仏で有名な
臼杵に行ってみることに。



びっこひきひき、合羽着て、ひょこひょこ歩く私に、
ジジもイライラするだろに、気長に付き合ってくれました。




ここには、たくさんの石仏があります。
あまりに多いので、代表的なものを少し見てください。














昔の人ってすごいですね。
岩山を削って、こんなにたくさんの仏様を作っちゃうんですものね。





この写真の右端は、大日如来ですが、
30年前に友人と来たときは、首がもげてて、
前においてありました。
その首がお体についててビックリ!
修復したんだ~。




ここで、私が一番気に入ったのは、





山王山石仏の伝釈如来というそうです。
何か子供っぽいお顔で、カワイイと思いませんか?



雨の中でも、野鳥たちは元気いっぱい。
ジョウビタキがすぐ近くまで来てくれました。






その後、臼杵の市街に行き、





古い町並みや、


臼杵の領主だった稲葉氏の下屋敷跡の庭園などを
見てまわりました。
雨なので、スケッチはできず・・・。







3日目の宿は、別府温泉、うみねというお宿です。
窓から浜辺が見えるお部屋は広く、
ここも、半露天風呂が各部屋についています。
食事は、和食ですが、とてもおいしく、
又、冷蔵庫のビールやジュースは無料で飲め、
なのに安い!
今回の旅行は、お宿は全て当たり!でした。





大分・石仏にであう旅 (5)

2015-11-27 15:51:24 | 自然
続いて富貴寺です。
ここは、建物がすばらしいとかで是非行きたかったんです。
大堂が、九州で最古の建物とか。





周りには、大きいイチョウの木がたくさんあり、
葉っぱが黄色くなって落ちると、
大堂の周りが、黄色の絨毯のようになるらしいのですが、
残念ながら、葉っぱはまだ緑でした。






大堂の周囲には、古い石仏がびっしり並べられています。




国東半島って、湿度が高いのか、どこに行っても
コケがびっしりはえています。





団体旅行客もいっぱい来てましたが、
裏手にまわると、静かなものです。



 「あんまり無理して歩いたら、ようなるもんもようならんし、
   どっかに腰を落ち着けて、スケッチでもするか?」
 「ありがとう。そうしてくれたら嬉しいわ。
   けど、どないしたん?えらい優しいなあ。雨降るで。」



と、言うわけで、
両子寺の仁王さんを描くことにしました。





たっぷり3時間かけて描きましたが、
その割りにイマイチ。
あー!ヘタクソ!





仁王さんの手前の赤い橋と、もみじのコラボがステキ


2日目の宿は、別府亀川温泉の晴海というお宿。
結構広いお部屋に、半露天風呂付。
お料理は、イタリア風創作料理で、
とっても美しく、美味。
なのに、安い!!
最高のお宿でした。









大分・石仏にであう旅 (4)

2015-11-26 10:06:22 | 自然
二日目の朝、晴れ上がった左の足首に、湿布とテーピングを巻き、
びっこをひきひき出かけました。
階段の多いところには行けないので、できるだけ道路に近いところに
行き先変更です。


大分に来てから、やたらと目に付く花があります。
ほとんどのお家に、植えてあります。
高さは、3,4mくらいも。




皇帝ダリアと言うそうです。
朝日を浴びて、輝いていました。





隣の木には、ホオジロもとまっていました。
この時期は、春とは違い、「チッチッ」と小さい声で鳴いています。




まず向かったのは、天念寺。



うまい具合に、道路のまん前にありました。
なかば色づいたもみじがきれいです。



そして、道路の反対側は、




こんな感じ。静かな川の中に不動尊が。





これが、川中不動です。
何かしらん、不思議な世界です。




そして、駐車場の上を見上げると、
山の上にも石仏があります。





30分くらいで登れるそうですが、
当然、今の私には無理。
 「へん!怪我しとらんでも、よう登らんくせに。」
 「うるさい!余計なこと言わんでもよろし!!」




お堂の中には、こんな石仏も。





お堂の横には、崖を掘り込んで、こんな仏様。



お顔の部分が、はがれて無くなっています。
でも、そのことで、よりいっそう心の中を見透かされてるような
気がするのは、私だけ?



続きは次回・・・・。





大分・石仏にであう旅 (3)

2015-11-24 12:55:10 | 自然
1日目を長々と続けてしまいました。
最後に訪れたのは、岩戸寺です。




ちょっと変わった仁王さんが迎えてくれました。
なぜか仁王さんの後ろには鳥居が・・・。
 はれ?ここ神社だっけ





またまた長い石段が続きます。




ひーこら登っていくと、天の岩戸のような洞穴があり、
横に本堂らしきものがありましたが、中はガランとして、
お祭りに使うたいまつだけが、置いてありました。


そこから下を見ると、



わらぶき屋根の講堂が見えました。
なかなかいい感じで、誰もいないので、ここでスケッチをすることに。




私は、講堂をスケッチ。デッサンが狂ってしまいました。
和風建築ってむつかしい。





ジジは、講堂の横の石塔を描きました。


ジジババ共、たいした絵は描けませんでしたが、
描いた事に満足して、さあそろそろ宿に向かおうと
石段を楽しく降り始めました。


ところが、もみじの木の近く(2枚目参照)まで降りたところで、
石段が割れているのに、老眼の私、気がつかず、ぐにゃりと足首が・・・。
激痛に転がったところが、幸い土だったので、他には怪我無しで、
カメラも異常なしでした。


でも、痛さに動けず、ジジにおぶさるようにしてやっと車までかえり、
日曜日で医者も開いてなく、宿で薬局の場所を聞き、
薬局で湿布とテーピングを買って巻くと、何とかびっこをひきながらも
歩けるようになりました。


とんでもないことになりましたが、後3日、旅行を続けるしかありません。
行けるとこだけ行こう!
でも、なんだかジジの機嫌が悪い。
あたりまえか、怪我なんかされたら、楽しくないもんね・・・。




1泊目のやどは、国東半島内の、スパランド真玉 山翠荘。
安いのに、部屋は広くてきれい。食事も豪華でおいしい。
皆さん、とっても親切で、とてもいいお宿でした。
これで、足首の捻挫なんてしてなかったら、もっと楽しかったのになあ・・。
こめんね、ジジ。




              



大分・石仏にであう旅 (2)

2015-11-22 15:00:14 | 自然
次に向かったのは、文殊仙寺です。
石段をえっちらこっちら登っていくと仁王さんが。





なかなかりっぱな石造りの仁王さんですが、
ジジババの目は、仁王さんよりその背後に続く石段に釘付け。

 「えっ!まだあんなに登らなあかんの?」
 「ゲッ!かんべんして~な。年寄りにはきついわ。」


こうなるのは覚悟で来たのですから、仕方ありません。
何度も何度も休みながら登りました。
写真には撮ってませんが、上の門の先には、
まだまだ石段が続いておりました。  あ~しんど。






途中で見つけた赤い実。
こんなに固まって実をつけてるのは始めてみました。
何の実かしらん。




ようやく登りきったところにある護摩堂は、
岩肌にべったりひっついて、建てられてありました。




上からのしかかってくるような迫力があります。
フラッシュを忘れたので、ちょっと暗いです、ごめんなさい。






入り口には、役の行者の像や、十六羅漢像。





苔むした、何とも言えない魅力のある石仏が。





上の方には、変わったお地蔵さんが並んでいます。
名前はありませんが、ちょっと新しい感じ。
一部望遠で写してみたら、




いやあ、何ともユニークなお地蔵さん達。かわいい


本堂は、門のところにあり、その前に




今回の旅行で出会った石仏さんたちの中で、一番すきな方にお会いしました。
優しそうで、おだやかないいお顔でしょう?



次回、とんでもないことが・・・。