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ジジババ旅行記&自然観賞記

野鳥と花が大好きな老夫婦の旅行の記録と、自然を観賞する中で、ふと目に付いた事を写真やスケッチでごらん頂きます。

まだ夏、でも秋の気配も

2017-08-18 10:45:53 | 自然
下界より少し涼しい森林植物園ですが、咲いているお花はまだ夏。
聞こえてくる鳴き声は、セミの声ばかり。






でも、そのセミの声も夏の始めの頃とは、違ってきてますね。
ツクツクボウシが多いのです。
夏の終わりに近づいている証かな?







池には、まだスイレンの花。
 「やっぱ、まだまだ夏やわ。」
 「そうでもないで。ほら、見てみ。」
ジジが指差す先には、







水面に揺れる、色付き始めたモミジ。
えっ!と見回すと、池に面したモミジの何本かが、
少し赤くなりつつありました。


 「へ~、秋の気配やなあ・・・。うれしいなあ・・・。」






よく見ると、他にもこんなのや、






こんなのが咲き始めていて、
ちょっと嬉しくなりました。
早く、秋よ来い!!





タマアジサイ

2017-08-15 11:49:16 | 自然
たいへんご無沙汰致しました。
あまりの暑さで、出かける気にならず、
家にこもり続けてしまいました。


今年は、東の方は天気が悪く、冷夏ですが、
ここ大阪は、連日の猛暑に熱帯夜。
もう、何かをしようという気力がおきません。
やっぱ年なんかなあ・・・。


それでも、2日ほど前から、少し暑さもましになってきました。
そうなると、ババの出たがりやが復活!
 「どっか行こう!!」


で、まあ手近なところで、六甲の森林植物園に出かけてまいりました。

ここは、アジサイで有名なところですが、もちろん時期は過ぎ、
花は残っておりません。
ただ一つ、これから咲くアジサイがあるのです。
タマアジサイと言います。


ジジは、よそのおばさんに聞かれて、
 「タマアジサイは、咲いた後に、玉が残るんですわ。」
なんて、知ったかぶりを言っておりましたが、
実際は、つぼみが玉になっていて、






咲き始めは外から。真ん中の玉は、まだ残っています。






だんだん内側が咲いて行き、最後はガクアジサイのような雰囲気になります。
おもしろいアジサイでしょう?


久しぶりの自然のなかの森林浴に、
ジジババとも英気をたっぷり養いました。














赤沢森林保養林

2017-08-04 13:54:58 | 自然
二日目、朝から2箇所も買い物に連れて行かれます。
これが、パックツアーのめんどくさいところです。
時間つぶしにお店に入ると、買う気がないのについ何かしら
買ってしまうのです。
術中にはまってしまってますねえ。






最初の観光は、阿寺渓谷。エメラルドグリーンの水が、とってもきれいです。
自由散策ですが、ここにいられる時間は、たったの40分。
 「40分やったら、往復しよう思たら、片道20分しかあれへんわ。」
 「買い物に30分もとるからや!なんでここが40分やねん!」
ぷりぷりしながら川を見下ろす道を歩き始めたジジとババ。






ときおり下をのぞくと、岩がゴロゴロした渓谷が見えます。
20分進んでみましたが、ずーっと同じような光景が続くばかり。
 「なんや、歩いてもしゃーない感じやな・・・。」
もっと先に行けば、見所もあったのかもしれませんが、
やっぱり片道20分では、どうにもなりません・・・。


気をとりなおして、次は赤沢森林鉄道に乗りにいきます。
楽しみにしていた所です。


でも、添乗員さんの話では、片道1.3キロを往復するだけとか。
 「えーっ!1.3キロなんか、すぐ着いてまうがな。」
 「何かショボそう・・・。」
ぶつぶつ言ってたら、気の利く添乗員さんで、
時間を多めにとって、帰りは木道を歩いて帰れることになりました。
 「ヤッター!」






行きの小さいトロッコ列車からの風景です。





帰り、こんな木道を歩きます。
マイナスイオンたっぷり、気持ちのいい所です。






冷たそうな渓流が流れています。
でも、水に入りたいと思わないくらい
風が心地よく、涼しく、帰りたくなくなります。






ところどころに、こんな赤い葉っぱも。
 「きれいやなあ。」
 「ホンマ、いいところやねえ。」


1.3キロなんて歩いてもすぐ終わり。
1泊2日なんて、ホントにすぐ終わり。


大阪に着いたとたん、むっとする暑い空気に包まれ、
現実に帰った気分のジジババでした。









妻籠・天竜川・そして

2017-08-01 16:14:55 | 自然
何年かぶりで、パックツアーで1泊旅行に出かけました。
新幹線で岐阜羽島まで行き、そこからはバスの旅です。
パックツアーは、バスに乗っていれば連れて行ってくれる楽さはありますが、
時間の制限があるし、行きたいところへ行けないし、
あんまり好きではないのですが、今回は特別。


まず、到着したのは、妻籠。





中山道の宿場町だったところで、古い町並みがそのまま残っています。
 「古い町並みってよう見るけど、ここは、ホンマにしっとりした雰囲気やなあ。」
 「うんそうやね。何かよそと違うよね、すごくいい感じ。」






本陣跡。りっぱな建物です。
 「大名なんかは、ここに泊まったんやな。」






ここは、緑も多く、だからしっとりした雰囲気なのかもしれません。
蔵に百日紅がよく似合います。


 「もっと時間とってくれてもいいんちゃう?
   お昼ごはん食べる時間も込みで50分は短いで。」
 「ババはこんなとこ好きやからな、怒っとるわ。」


忙しくバスツアーは続き、次は天竜川下りです。
20人くらい乗った小船を二人の船頭さんが操ります。






吹く風が心地よく、涼しくて暑さは感じません。
前日の雨で、少し水量が多く、水はにごっていましたが、
なかなかいい風景でした。






ところどころ波が立って、水しぶきが上がるので、
こうやってビニールで防ぐのですが、
 「こんなんあったら、波が見えへんから、スリルあらへんわ。
  私はビニールいらへんけどな・・・。」
すると、ビニールの上から飛び込んだしぶきをどっさりかぶったジジ、
 「わしゃビニールいるぞ!これ以上濡れたないわ!」


何やかや言いながら、結構楽しんでいました。




船頭さん、35分間の船の旅、楽しかったです。
ありがとう!


それから、早めに宿につき、早めの食事をすませ、今回の主目的
日本一の満天の星空を見にゴンドラにのり、1400mの山に登ります。

この地方は、今年は梅雨明け後ずーっと天気が悪く、降ったりやんだりの
状態で、この日も星空は期待薄でしたが、夕方から晴れてきていたので、
がぜん、期待が高まりました。


しかし、上に上がって暗くなり始める頃から雲がでて、
消灯される頃は、すっかり雲に覆われてしまいました。
残念無念。


でも、全く明かりのない世界を楽しみ、星の変わりに蛍の光を楽しむことができました。

 「もう一遍きたいな。」
 「そやな、リベンジしたいな。」