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ジジババ旅行記&自然観賞記

野鳥と花が大好きな老夫婦の旅行の記録と、自然を観賞する中で、ふと目に付いた事を写真やスケッチでごらん頂きます。

腹へった

2017-03-27 12:11:45 | 自然
万博記念公園で、食べることに夢中になっている鳥たちを見つけました




 「メジロ君、よっぽど腹へってるんやなあ。」
 「メチャ背伸びしてはるわ。」
 「落ちなや~。ハハハ・・・。」







 「おっ!カワセミ君、やったね。腹へったやろ。」
 「ほんまにカワセミ君は、名ハンターやね。」







 「コサギちゃーん。何足震わせてるんやー?」
 「食べるもん、探してるんかな?」
 「あーやって、水震わして、獲物が寄って来るんを待ってるんちゃうか?」
 「どっちにしても、腹へってるんやね。ガンバレ!」







 「おいおい、ヒヨちゃんは何食べとるんや?」
 「ネコヤナギの花食べてるわ。」
 「腹へって、蜜吸うだけじゃ足らんと、花ごと食べるんか?」
 「よっぽど腹へってるんやね。」


今の時期、まだ虫はいないし、実もないし、鳥たちには厳しい季節なんでしょうね。
もう少しのしんぼうやね。






春の足音

2017-03-23 16:42:57 | 自然
六甲の森林公園は、標高が高い分、春の訪れも遅いのです。
それでも、少しずつゆっくりとだけど、春の足音が聞こえてきていました。






 「春になったら、まんず(まず)咲く、からマンサクって言うんやったな。」
 「シナマンサクやて。中国のマンサクや。マンサクにも色々あるんやね。」
 「普通のマンサクより、花びらかガクかしらんけど、ちょっと細いみたいやな。」







 「ハハハ、読んで字のごとし、マルバマンサクやて。」
 「ちっこい吹き戻しみたいに、まるまっとるがな。」
 「ホンマに世の中には、ものすごく色々な植物があるんやねえ。」
 「誰が作ったか知らんが、すごいもんやな。」







 「ユキワリイチゲやて。かわいい花やな。」
 「イチゲってどういう意味やろな。」







 「いやあ、見て!福寿草って後ろから見たら、こんな模様が・・・。」
 「へそ曲がりだけが見つける、福寿草の意外な一面やな。」
 「誰がへそ曲がりや!好奇心旺盛って言うてんか!」




まだ風は冷たく、季節の歩みの遅いこの頃ですが、
少しずつ、色々な種類の植物が花開き、ジジとババを楽しませてくれる、
そんな春の訪れは、もうすぐそこまで来ているようです。


 「楽しみやなあ・・・。」









冬鳥たちは今

2017-03-15 11:59:25 | 自然
もう3月の半ば、
冬鳥たちとももうすぐお別れ。






旅を控えて、栄養をつけるため、
松林の下では、アトリがせっせと松の実をついばんでいます。







松林には、ビンズイの姿も。
もうすぐ行っちゃうんやね。
 「ババ、何ぶつぶつ言うとんじゃ?」







椿園で見かけたルリビタキのメス。
冬鳥だから、春という字は似合わない。
 「何を気取ったこと言うとんねん。」







春らんまんの雰囲気がする梅園で、
ジョウビタキのオスの姿を見つけました。
やっぱり、ジョウビタキは枯野が似合う。
 「ほっとけや!って言うてるで。」


もう、これで見納めかな?
ちょっぴり寂しい気がしました。


 「又、冬になったら、来るがな。」








ちょっと珍しい鳥たち

2017-03-10 09:57:44 | 自然
バードウォッチングを始めて10年、
今年は、その10年間に一度も会ったことのない
鳥たちに出会えました。
御紹介します。






まずは、トラツグミ。模様がトラに似ていることから
つけられた名前のようです。
万博公園で出会いました。
ジジは興奮して、顔をユデダコみたいに真っ赤にして
追いかけていました。
 「自分も必死こいとったやんか。」
確かに、この時は、膝や肩の痛みも忘れて、走りまわってましたねえ。







次は、平城京跡で出会ったアリスイ。
これは、ババの図鑑にものっていません。
それくらい珍しいらしい。
名前のとおり、長~いベロを伸ばして、アリを食べるらしい。
残念ながら、食べるところは見られませんでした。
 「しっかし、地味な鳥やなあ・・・。」







最後に、これもまた平城京跡で出会いました。
ヒクイナというそうな。
クイナの仲間で、緋色をしてるから、ヒクイナというらしい。
湿地帯を、ごそごそ歩き回っていました。
でも、警戒心が強く、すぐ草むらに隠れちゃうのです。
 「こちょこちょ動き回るから、わしゃちゃんと写せんかったぞ。」


ババも遠くからなので、イマイチはっきりとは写せませんでしたが、
何せ、初めて見る鳥たち、もう興奮しちゃって・・・・。


友人に話すと、
「何を興奮するのか、さっぱりわからん。」
と、言われました。
そうなんやろうな、この嬉しさは、バードウォッチングを趣味に
している人にしかわからないんやろうな~。







奈良・平城京跡

2017-03-02 12:22:30 | 自然
野鳥がたくさんいるという話を聞きつけ、
奈良の平城京跡に出かけてきました。






すご~い広さです。
 「1300年くらい前には、ここに都があったんやなあ。」
 「そのころは、にぎやかやったんやろね。」
敷地内を、近鉄電車が横断しています。






これは、大極殿。都の中心にあった建物らしいです。





 「いいお天気!梅の花が青空によく映えるわ~。」
 「しっかし、だだっ広くて何もないところやなあ。」


でも、野鳥はたくさんいました。





ジョウビタキのメスなんて、そこらじゅうから何羽もでてきます。
 「わー!アホみたいにようさんおるわ。」






モズも、何度もすぐ近くに止まってくれました。
今まで、こんなに近くで写せたことがなかったので、
ジジもババも嬉しくてホクホク顔。






 「あれ?あれはバンちゃうんか?クチバシが赤ないで?」
 「ホンマやね、でもバンに見えるな~。」
帰って調べたら、冬羽の時期は、クチバシは赤くないんだそうです。
知らなかった・・・。


他にも色々な鳥たちに出会いました。
広さにのびのびとした気分になれ、野鳥もいっぱい。
 「ええとこやったな。」