goo blog サービス終了のお知らせ 

ジジババ旅行記&自然観賞記

野鳥と花が大好きな老夫婦の旅行の記録と、自然を観賞する中で、ふと目に付いた事を写真やスケッチでごらん頂きます。

旭川

2016-12-26 14:13:28 | 自然
例によって、安~い個人旅行パックで、
北海道旭川近くの、天人峡温泉に湯治の旅に行ってきました。






これが天人峡。すごい岩の造形美です。
気候のいい頃なら、歩いて羽衣の滝など、色々観光も
できるのでしょうが、今は雪に埋もれ、
ただ、温泉に浸かるしかすることがありません。


持って行った本も、早々に読んでしまい、
 「暇や・・・。何かすることないんか。」
 「温泉浸かって、ビール飲んで、ゆっくりしたい言うてたやんか。」
 「もうした!飽きた!」


と、いう訳で、バスを乗り継いでやって来ました旭山動物園。
冬というのに、結構な人です。
半分以上、外国の方のようで、東南アジアの言葉が多く聞かれました。






空を飛んでるように見えるペンギンは、速すぎてうまく写せず・・・。
雪の中、くつろぐ姿を。


この動物園は、本当に見せ方を工夫してあって、面白い。






 「なっ、何や!この毛の塊は?」
 「ふかふかの座布団みたいやね。」
上に上がってみると、






 「あっ!ユキヒョウや!」
 「さっきの座布団、ユキヒョウやったんや!」
 「面白いなあ。」






 「誰か雪だるま作ったんやな。」
 「ちゃう!目あるで!生きてるで!」
 「シロフクロウか。アハハ!」



しんしんと降り続ける雪の中、ジジとババはすっかり童心に返り、
園内を走り回っておりました。
しかし、傍目にはジジイとババアがニタニタと笑いながら、手をつなぎ、
雪の上をもたもた歩いている、異様な光景に見えたことでしょう。






かわいかったのは、レッサーパンダのお食事タイム。
真剣に笹と格闘しています。


 「あっ、そうか!レッサーパンダもパンダやから笹たべるんか!」
 「ほんまやね~。知らんかったわ。」






最高にかわいかったのは、オランウータンの赤ちゃん。
お母さんが心配してつかまえようとしますが、
赤ちゃんは、ちっともじっとしてなくて、逃げ回っています。






赤ちゃんが、私たちの存在に気がつきました。
 「あいつ、何でわしら見て、びっくりしよんねん。
   そんなに変な顔しとるんか?わしら・・・。」
 「変なじじいとばばあが、じっと見つめてるからやきっと!」


他にも、水中を泳ぐカバや、色々見ましたが、写真はイマイチなので・・・。
ここの閉園時間は3時半、あまりの早さに全部回れませんでした。
なかなかいい動物園でしたよ。


今回の旅の思い出は、これだけ。
ちょっと物足りない旅でした。











島原(2年前)

2016-12-17 10:29:06 | 自然
現在、ジジのみ仕事あり、
ババは、編み物したり、本を読んだりと優雅な毎日。
 「フン!手伝うたろかって気、あれへんのか!」
 「手伝おうかって言ったら、いらん言うたやん!」


と、言うわけで、ジジに仕事させて、一人で出かけることもできないし・・・。
毎日家に閉じこもっております。
そこで、休憩時間に、前に行った旅行の写真を眺めながら、思い出話を。


2年前の今頃、長崎県島原半島に行きました。
 「何が一番印象に残っとる?」
 「うーん、私はやっぱり雲仙普賢岳やな。」






 「1991年の噴火の火砕流で、たくさんの人がなくなったのを聞いたら、
  何か山を見たら、ちょっと怖いというか、迫ってくるものを感じたわ。」






 「そやな~、ロープウェイで上まで登って、溶岩ドームを見たときは、
  何ともいえん自然の恐ろしさがひしひしと伝わって来たな。」
 「犠牲になったカメラマンが、最後に写したフィルムを見たときって
  ホントに怖かったよね。」
 「犠牲者の皆さんの御冥福をお祈りします。」
 「で、ジジは何が印象に残ってる?」






 「ミサゴや!あんまり鳥見られんかったけど、ミサゴを写せたわ!」
 「うん、あれは嬉しかったね。」






 「面白いのもあったわ、これ!ど根性ウチワサボテン!」
 「ワシは、そんなん覚えとらんわ・・・。」







 「イルカウォッチングも行ったやないか。」
 「あれは、面白かったけど、うまいこと写真撮れへんかったし、
  船に酔うてしもたし、イマイチや。」
 「ワシは面白かったで、写真はイマイチやけどな。」






 「泊まったホテル、よかったよね。雲仙観光ホテル。」
 「おう!いい雰囲気やったなあ。古くてどっしりとして、優雅で。」
 「昭和の始めに、外国人向けに建てられただけに、豪華で落ち着いていて、
  よかったね。」






 「九州は、どこも石仏が多いな。ここもたくさんあった。」
 「そうそう、どれもいいお顔してはった。」
 「また行きたいなあ・・・。」














初冬の万博公園

2016-12-12 12:11:33 | 自然
前回から1週間余り、ちらほらともみじの紅葉は残るものの、
風景は、すっかり初冬のものとなりました。







 「残る葉っぱが、全部落ちたら、完全に冬やね。」
 「落ち葉の掃除、大変そうやなあ・・・。」
 「ホンマやねえ、同情するわ。」
 「しかし、晩秋と初冬、どう違うんや?」
 「えっ・・・・・。」


えることはできませんでしたが、雰囲気がなんとなく違うのです。
1週間前とは明らかに違って、今は初冬、冬なんです。






初冬の花、山茶花も見事に咲いています。






この日は、歩いても歩いても、なかなか野鳥に会えなくて、
やっと見つけたカワセミも、遠すぎてボケボケ。






それと、日本庭園の池にいたのはオオバンさん。
 「風きついから、みんなどっか隠れてるのとちゃうか?」
 「ホンマ、寂しいねえ。」







何かはわかりませんが、実が熟して飛び出しているのを見つけました。
誰か食べに来ないか、しばらく待ちましたが、ダメ・・・。







セキレイだけは、そこらじゅうにいます。
ベンチに座って、じっと観察。
 「4mやな。そこから内側には絶対寄ってけえへんわ。」
 「4m離れてたら、人間がおっても大丈夫と思ってるんやね。」
 「いきなり飛び掛っても、4mは飛べんもんな。やつら賢いわ。」


変なことに感心しながら、早々に帰途につきました。









晩秋の万博公園

2016-12-03 17:33:10 | 自然
1ヶ月ぶりの万博公園です。
 「あー、気持ちええなあ!やっぱここは。」
 「ホンマやねえ。年間パス持ってるんやから、もっと来るべきやねえ。」







紅葉は、木によっても違いますが、もう終わり・・・。
 「だんだん色がなくなっていくねえ。」
 「もう、冬やなあ・・・。」
ちっぴり感傷にひたるジジとババ。


そこに飛んできました、この公園の住民。
2~300羽くらいかたまって、にぎやかです。







コゲラは「ジー」と鳴き、コツコツと木をつつきます。






シジュウカラは、ナンキンハゼの実にくらいつきます。
他にも、メジロやエナガも一緒でした。
 「ちょこまか動いて写されへんがな。じっとしとれ!」
と、勝手なことをほざくジジ。
でも、久しぶりの野鳥に、頬はゆるみっぱなし。








柿の実を、必死につついているのはメジロ。
真下でカメラを構えても、知らん顔です。


この時期は、まだ野鳥たちの食べ物はたっぷりあり、
みんな嬉しそう。(ババにはそういう風に見えました。)








帰りには、冬鳥のツグミにも会えました。

 「ツグミちゃん、お帰り~。」

久しぶりの万博公園での野鳥たちとの出会いは、
ジジとババに笑顔を残してくれました。