ジジババ旅行記&自然観賞記

野鳥と花が大好きな老夫婦の旅行の記録と、自然を観賞する中で、ふと目に付いた事を写真やスケッチでごらん頂きます。

気になる

2018-10-08 10:09:00 | 自然



この花、コルチカムって言うんですけど、
奇妙な花です。
土の上に白い茎がニョキッと伸び、
その上に、紫がかったピンクの大振りの花。
他は何もありません。葉っぱもない。


白い茎は、結構やわらかそうで、
折れて倒れているのもチラホラ。


 「変な花やなあ。何か見てて落ち着かへんわ。」
 「ホンマやね。彼岸花みたいなもんかな?」
 「おーい!葉っぱはどこや。」


気になります。


気になるといったら、私が今気になっていること。
それは、匂いを失ったこと。
8月に夏風邪をひいて以来、匂いがいっさいしなくなったんです。
感冒性でこんな病気があるそうですが、無臭の世界って、
何とも味気ないもんです。
コーヒーも、にんにくも、ごま油も、なあんにも匂わないんです。
青じそだって、ただの葉っぱです。
何を食べても、おいしいと思えません。
悲しくなります。


漢方のトウキシャクヤクサンという薬を処方していただいて、飲みだして2ヶ月、
まだ匂いは戻ってきません。
このまま戻らなかったらって思うと、落ち込みます。
治らないこともあるらしいので・・・。


でも、昨日散歩にでかけたら、ふっと甘い香りがしたのです。
ホントに一瞬でしたが、キンモクセイの香りが。
いつか治ると思わせてくれる、希望を感じた一瞬でした。



コルチカムの葉っぱ、調べたら、春に葉っぱだけ出るのだそうな。
やっぱり変わった花です。
自然って、ホントに面白いなあ・・・。






変わりコスモス

2018-10-05 14:57:03 | 自然
永らくのご無沙汰でした。
悩んでました。もうやめようか、続けたほうがいいか・・・。
ご無沙汰している間、どこにも行かなかったわけじゃないんだけど、
書こうとする意欲がわかない。
 「どうせ書いたって読んでくれる人、むちゃ少ないしな。」
 「そやそや、無理して続けることあれへんがな。」


よし、やめよう!
でも、やめちゃうと私が毎日楽しみに読んでる人のが、読めるのかな?
消えちゃうんじゃなかろかって思ったとき、自分のはほっといて、このままにしとこうと・・・。
で、今までほったらかしできました。


すると気がつきました。人数はすくないですが、
ずーっと更新されない私のブログを、毎日見に来てくれてる人がいらっしゃるのです。
その数字を毎日見ているうちに、少しだけ書いてみようかって気持ちがわいてきました。
「そんな人がいてくれてはるって、ありがたいことやねえ。」




今回は、服部緑地の緑化植物園で、蚊に刺されながら写してきたコスモス。
変わり者だけ並べてみました。





まずは、花びらが筒状になっているタイプ。濃いピンクの縁取りが、とってもキュート。





あら、よく見ると花びらが二重になってる?いや三重かな?





 「なんでコスモスの中に、カーネーションが咲いてるんや!」
 「これもコスモスやね。八重咲きや。ゴージャス!!」



休み休みですが、もうしばらく続けようと思います。よろしくお付き合いください。

                






京都 大原 三千院

2018-07-08 17:46:41 | 自然
コスタリカから帰って、二人とも気が抜けたようになって2ヶ月、
ついにジジが一言。
 「温泉行きたいなあ・・・。」
 「ホンマやねえ。近くでどっか温泉ないかいな。」


色々調べてみると、ありました。
京都 大原 三千院の門の前に、大原温泉というのが。


 「ワシ、三千院行ったこと無いねん。そこ行こ!」

台風の影響で、雨の予報でしたが、緑がかえってきれいに見えるだろうと・・・。
1日目は宿に行くだけなので、昼食後からゆっくり出かけました。


本当に三千院の門のすぐ前に「芹生」という温泉宿がありました。
やわらかくお肌に優しい温泉と、京料理の懐石を堪能。
 「あ~、幸せやわあ。いい温泉入って、上げ膳据え膳で。」
 「ホンマ幸せやなあ。洗いもん、せんでええもんなあ・・・。」


しかし,次の日起きるとすごい雨。
大原の里をゆっくり歩こうと思っていたのに、ずぶぬれになりそう・・・。
仕方なく、三千院だけ行くことにしました。






お参りを済ませて庭にでると、雨で苔の緑も鮮やかに見えます。
参拝に来てるのは私達だけ、静かなもんです。






庭には、童地蔵さんがいらっしゃるのです。
苔の中にうまりそうですが・・・。





ほら、かわいいでしょう?雨に濡れて、ちょっと冷たそう。





木の間にもちょこんと。





庭の奥の方には、おさな六地蔵さんもいらっしゃいました。
 「かわいいなあ。けど、顔はおっさんやなあ。」
 「そんなえぐいこと言わんとき。せめてにいちゃんぐらいに言っときや。」






鳥さんを頭に乗せてるお地蔵さんも。
鳥好きのジジババ、いたく気に入っちゃいました。


そうこうしているうちに、雨はだんだんひどくなり、
 「やばいな帰ろか。」
宿で荷物を受け取ると、バス乗り場に急ぎます。


しかし、時はすでに遅し、大雨の影響で道路が不通になり、バスは出ないそうです。
どうしようと途方にくれていたら、
JR京都駅まではいかないけど、地下鉄の駅までなら別ルートで行けると
いうことになり、なんとか帰路につけました。


その後は、テレビでごらんの通りの状況になりました。
間一髪で帰れたジジババでした。


今回の豪雨で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。




鳥のほかにも

2018-06-13 09:09:55 | 自然
最後に鳥以外の動物たちを御紹介しましょう。
基本、探鳥ツアーですので、しいて他の動物を探すことはしませんが、
それでも、自然豊かなコスタリカのこと、
あちこちで変わった動物たちに遭遇しました。






ホテルのバルコニーから写した猿の一種です。
えさ台の果物をねらって、やってくるようです。






これもやっぱりホテルのバルコニーから。
木の上に、野鳥用にバナナがくくりつけてあるんです。
それをちゃっかりいただいたようです。






イグアナです。町の中でも、ちょっと緑があると
そこらじゅうにイグアナがいました。






これも、昼食を食べたレストランの裏の木です。
何匹もいました。正直あんまり気持ちよくないね。






バシリスクです。テレビで見たことあったから、
生で見て興奮しました。
危険な状態になると、水の上を走って逃げるんですよ。
この時は、走るところは見られませんでしたが・・・。






ホテルの廻りの池です。大きいクロコダイルがいました。
私たちが立っているところから、3mくらいしか離れていません。
平気で写真撮りましたが、後で考えたら、こわ~い!





小さい真っ赤なカエルさん。
背中におたまじゃくしを背負っています。
お父さんが、子育てをするカエルなんだって。
かわいい・・・。





げっ!気色悪っ!って思っちゃいました。
体に赤い針金を巻いたような、派手なバッタです。
コスタリカって、ほんとうに色々変わった動物がいるんやなあ・・・。






テレビでしか見たことのないナマケモノ。
森の中で、普通に見られるんです。
すごいわ、コスタリカ!



写した写真の、半分も御紹介できませんでしたが、
これで、ジジババのコスタリカ探鳥記を終わります。
日ごろの生活とはかけ離れた、エクセレントな体験でした。
しばらくは、余韻に浸ってしまいそうです。


立ち直って、次にお出かけしたら、またアップします。
それまで、しばらくお休みです。
ありがとうございました。







ちょっとつらかったこと

2018-06-09 15:57:00 | 自然
コスタリカでちょっとつらかったこと。
まず一番は、ホテルにお風呂がなかったこと。
トイレの奥に、せまいシャワー室があるだけなんです。
標高2700mのホテルなんて、夜は10度以下に下がるんです。
なのに、浴槽が無いのです。寒くてシャワーなんて浴びられない。


標高が低いところは気温が高いので、寒くはないんですが、
ひどいホテルは、水しか出ないのです。
汗だくだったので、仕方なく浴びましたが、
水シャワーなんて初めて・・・。


それから、ホテルにはタオル以外の物が何もおいてありません。
スリッパも無いし、お湯もわかせない。
 「持ってきた味噌汁飲みたかったのにお湯あれへんのか・・・。」
 「ホンマ、何も無いんやねえ・・・。」






しかし、鳥だけはたくさんいました。
変わった鳥もいっぱい。






まるでカラスのような鳥でしょう?
大きさもカラスと同じくらい。
でも、真っ黒じゃないんです。とっても濃い紺色です。
今、威嚇の真っ最中。






ちょっと顔が真っ黒ですが、鶏くらいの大きさの鳥。






カワセミに似た鳥もいました。やっぱりお魚を捕ってました。

もうひとつ辛かったこと。
道路です。
都会やメインの道路は舗装されていますが、
ちょっと田舎の方にいくと、地道なんです。
ガタガタとよく揺れるし、時間もかかるし、
お腹の中がぐちゃぐちゃになりそう・・・。
 「あー、もう!寝ることもでけへんわ。」
 「よう言うわ。さっき、舟こいどったやないか!」
 「あれは、気を失ってたんや!」


そして、面白いことに、コスタリカにはトンネルがほとんど無いんです。
だから、山をぐねぐねと越えて行かなければならないのです。






でも、さまざまな鳥を見られる魅力はすごいんです。





つらいことなんて、吹っ飛ぶくらいの面白さです。
この鳥もきれいでしょう?
コスタリカはすばらしい!



次回へつづく