中国は日本との関係を改善したいと言うが、そのためには言うことを聞けと言います。共通の法の上に立ってものを言っていません。関係改善は現時点ではむずかしいと思います。
南シナ海で中国から圧力を受けているフィリピンは、中国との関係改善で圧力を緩和したいと努力したが、努力は空しく、中国の海洋利権追求は、フィリピンを敵に回す欲深いものでした。
交渉では無理と判断したフィリピンは、アメリカとの同盟を強化することにしました。
尖閣諸島問題は、中国は海警船、日本は巡視船で対抗している状態が続いており、双方、軍艦を出し合う状態ではありませんが、海警船が大型化、その武器も大型化しているとの情報もあり、問題は大きくなると予測します。中国が戦端を開いたら日本はどうするかと考えておく必要があります。
中国の台湾戦争は実際おきる恐れがあります。アメリカは、バイデン大統領が台湾に加担して参戦すると言わんばかりの強気発言をしますが、参戦するか否かは国民が決することで、現時点ではアメリカが参戦するかわかりません。参戦しない確率が高いと思います。しかし、アメリカは情報戦略戦術武器弾薬などの提供は行うと思います。
この程度のアメリカの軍事支援でも台湾の防衛力は大きく、中国軍が台湾に上陸することは容易ではないと思います。陸続きのウクライナと違って、間に海がある台湾は防衛がやりやすいと思います。しかし、ミサイルなどが台湾国内に着弾し、台湾の被害は大きくなると思います。
日本がどうなるかですが、アメリカが参戦し、在日アメリカ軍基地が使われると、ミサイルなどが日本に飛んでくる事態になると思います。中国にとって戦線の拡大は好ましいことではありません。アメリカが参戦しなければ中国は戦線を台湾に限定する確率が高いと思います。
G7は台湾支援に回ります。G7の中国との経済交流は縮小します。世界への悪影響は、ロシアのウクライナ戦争よりはるかに大きくなると思います。中国もG7も経済が縮小します。中国の場合は、政変のきっかけになるような大混乱が起こると思います。
もし中国が損得勘定できる国なら、台湾が独立すると言わない限り、中国が、台湾の現状、つまり高度な自治を認めると思います。台湾の自由自主平等平和を認めると思います。しかし、中国は国際法・国際常識がわかっていません。台湾戦争は起きる恐れが大きいと思います。
ロシアに続いて中国もないと思って経済再構築を行う必要がありそうです。このような激変に対応できる政治家・事業家・仕事人は日本にいるでしょうか。
中国の台湾戦争はおこってほしくないと思います。空しい希望ですが、戦争不発を祈ります。
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