6月18日のイラン大統領選挙で反アメリカ、保守強硬派のライシ氏が当選しました。司法府代表を務めるイスラム法学者で60歳で、知名度が高い宗教界、保守強硬派の支持層から支持を集めたそうです。しかし投票率が49%と低く、盛り上がりがなかった選挙のようです。立候補には事前に資格審査があるとのことで、穏健派や改革派の有力者は立候補から排除されたようです。選挙があっても不完全民主主義です。
ライシ氏はアメリカ・ヨーロッパとの核合意についてロウハニ現大統領路線を引き継ぐが、アメリカとは安易な妥協はしないと言っているようです。
イランの大問題は経済不調です。人々の生活水準が改善しません。保守強硬派が、積極的に反アメリカ、反イスラエルの上、イスラム教がシーア派で、イスラム圏の中でも主流のスンニ派国と対立しているからではないかと思います。
外国を批判するのはいいが、自国経済が不調なのに外国と対立するのは矛盾です。政治が経済を優先することができません。国内で支配的な保守強硬派の支援を受けるため「強いイラン」を演じているのでしょう。原子力に執着する目的の一つはアメリカ、イスラエルなどの核兵器に対抗するためでしょう。古臭い政治です。
まずは自国民の生活水準を上げることに注力しないとイランは発展しないでしょう。イランが発展すればイスラム圏でのイランの評価が上がります。世界における政治的信用もあがり、政治的影響力が上がります。急がば回れの政治ができないと衰退する恐れがあります。
ライシ氏はアメリカ・ヨーロッパとの核合意についてロウハニ現大統領路線を引き継ぐが、アメリカとは安易な妥協はしないと言っているようです。
イランの大問題は経済不調です。人々の生活水準が改善しません。保守強硬派が、積極的に反アメリカ、反イスラエルの上、イスラム教がシーア派で、イスラム圏の中でも主流のスンニ派国と対立しているからではないかと思います。
外国を批判するのはいいが、自国経済が不調なのに外国と対立するのは矛盾です。政治が経済を優先することができません。国内で支配的な保守強硬派の支援を受けるため「強いイラン」を演じているのでしょう。原子力に執着する目的の一つはアメリカ、イスラエルなどの核兵器に対抗するためでしょう。古臭い政治です。
まずは自国民の生活水準を上げることに注力しないとイランは発展しないでしょう。イランが発展すればイスラム圏でのイランの評価が上がります。世界における政治的信用もあがり、政治的影響力が上がります。急がば回れの政治ができないと衰退する恐れがあります。
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