心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

かつてドイツ人がユダヤ人を消そうとしたが、今やユダヤ人がパレスチナ人を消していいる

2024年10月10日 | 世界

人間には作用反作用の法則が観察されます。人は、あることをやられると、人にそのことをやります。人から良いことをしてもらえると、人に良いことをします。反対に、悪いことをされると人に悪いことをします。人は、同じである場合も違う人の場合もあります。人間の宿命です。因果応報です。

第二次世界大戦ではユダヤ人は、可哀そうな民族でした。大戦後ではユダヤ人は、恐ろしい民族に変身し、パレスチナ人が可哀そうな民族になりました。

驚くべきは、国連をつくったアメリカ、イギリスが、ユダヤ人を支援し、パレスチナ人を消すことに加担しました。

第二次世界大戦では、ドイツ、イタリア、日本が、悪い国を演じたので、アメリカ、イギリス、フランス、ロシアがよい国を演じました。

戦後になると、アメリカ、イギリス、フランス、ロシアは、国連をつくっておきながら、良い国を演じることをやめ、アメリカ、イギリス、フランスなどはNATOをつくり、ソ連を形成したロシアと対立しています。

日本は何となくNATOは良い同盟、ソ連は悪い連邦と思っています。

戦後の日本の行動は複雑です。太平洋戦争を深く反省し、平和主義国を演じ、生産に注力し、アメリカを追い上げる経済大国になりました。日本人の生活水準が改善し、円がドルに対し、強くなり、貧困家庭に育った私が、アメリカ人エリートより所得が多くなってしまいました。驚きました。

しかし、1980年代、日本は強烈なジャパンバッシングを受け、3回目の敗戦を経験しました。ここで日本は、アメリカを刺激しない生産を模索すればよかったが、高度経済成長で設けたおカネを使って金融大国になることを考え、実行しました。中国に技術を移転し、投資をし、中国に生産させ、金融利益を上げてきました。

日本は金融大国になったと威張り、先進的社会福祉国に学びながら社会福祉を改善してきましたが、意外なことに、政府は借金政治、人々は低賃金労働に苦しみ、貧困化、1人当たりGDPはどんどん下がり、先進国グループから脱落、現在も経済は後退中で、今や中位です。

人々の貧困化が止まっていないのに、大赤字の政府(政治家、国家公務員、世界企業の経営者など)が、国連安保理常任理事国になりたい、防衛力・アメリカとの同盟を強化したい、軍を強くしたい、憲法第9条を変えたい、金融立国を続けたいと叫んでいます。

戦後、しばらく、良い国を演じていたが、今は、馬鹿な国を演じていますね。まずは生活環境、生産環境を改善し、技術開発と生産を重んじる良い国を演じた方がいいと思います。わざわざ悪役を演じる必要性はまったくないと思います。

自民党・公明党は腐敗したと思いませんか。人々は保守になっていませんか。保守では元気が出ないでしょう。夢がないですね。改善・改革がないですね。狂争していますね。健全な競争になっていません。


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