心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

中国の脅威は現実と思うが、岸田文雄内閣の現実的シミュレーションに基づいた防衛策は現実的と思わない

2023年03月26日 | 世界
岸田総理は、防衛大学校の卒業式で、「今日のウクライナは、あすの東アジアかもしれない」と述べ、ウクライナのようにならないために現実的なシミュレーションに基づく防衛力強化を行い、一方でG7広島サミットで「法の支配に基づく国際秩序を守り抜く決意を示したい」と強調しました。

2023年3月の防衛大学校の卒業生は、留学生を除き446人で、任官を辞退した46人を除き、陸海空の幹部自衛官への道に進むそうです。400人ぐらいは、意気軒昂で自衛官幹部を目指すようです。

岸田内閣の現実的シミュレーションの中身がわかりませんが、アメリカから数百発の太平洋戦争時代並みの低速巡航ミサイル「トマホーク」を買うなどというお話を聞くと、防衛の結果は、ウクライナよりはるかにひどく、岸田内閣の現実的なシミュレーションは、実は非現実、悲惨な結果に終わるのではないかと予想します。

岸田内閣の防衛策ではウクライナのようになる確率が高いと思います。

台湾有事の際、自衛隊は情報収集分析を行い、現実的な予測を行い、戦没者を出し、日本の一部でも廃墟にするような防衛戦争はやらないでほしいと思います。意気軒昂はいいが、精神論や自分に都合がいい勝手な予測で防衛戦争に入ってはけません。

今、日本は産業に力なく、貧困層が拡大し、最初の防衛はできても、防衛持久力がないと思います。政府は大赤字です。貧困層を増税で苦しめます。自衛官を失ったあと、訓練なき貧困層から徴兵して防衛できる訳がありません。太平洋戦争の二の舞です。

東アジアは武器弾薬で平和にすることは不可能です。信念に基づく、忍耐強い平和主義で、中国の軍事力を無力化する以外に方策はないと思います。中国の人々が軍事力に依存する自分を恥じるような真の平和主義です。ガウタマ・シッダールタ、イエス、ガンジーなどの思考線上にある信念だと思います。

自衛官は無駄な防衛戦争で死なないことを祈ります。一般の人々は日本を過信してはいけません。岸田総理のような強がりの政治家と踊らないことを祈ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする