1国2制度を適用すると言って併合した香港ですが、結局、中国は、警察力を使って香港の自由民主主義を弾圧し、中国化しました。これが中国の本音です。
中国共産党一党独裁で、産業が順調に発展する訳がありません。中国製が安いと思って喜んで買っていたら、背景に不従順民族を奴隷のように使い、生産していたという事実が判明し、自由民主主義国は、人道上の理由で中国製が買えなくなります。太陽電池、繊維などはこの問題が露呈しました。統制経済は、国益のため労働者の自由平等が否定されるという非人間性があります。自由民主主義国では、経営者が威張って、弱い立場の従業員を奴隷扱いする問題があり、特に日本は1990年以降、非正規雇用が増え、労働者の貧困化が顕著でこれも大問題ですが、これは国民が権限を持ちながら政治(家)を見張る力が弱いことが原因で、中国のような国家的犯罪とは性質が違います。
台湾人は、日本人のように意志薄弱ではありません。中国化の脅威にさらされながら自由民主主義を守っている国です。台湾には、中国との戦争を避け、話し合うと言っている人・政党がありますが、中国化を防ぐ力はありません。戦争を避けるという考えはありますが、中国に妥協したら台湾の中国化はとうとうとおこり、衰退が始まります。
中国共産党一党独裁は、台湾の人々はもちろん、中国の人々にとっても不幸の原因との価値観は正しいと思います。
自由平等平和が、新世界の基本価値観だと思います。