昔は戦争してでも台湾を併合すると言っていましたが、最近は独立するなら戦争すると言っています。戦争してでも台湾の独立は阻止するという言い方に変わっています。現状維持なら戦争しないと言っているように聞こえます。
それが事実ならそれはそれで結構なことだと思います。形式的には台湾は中国の一部ということになっていても、実質、台湾が高度な自治区として国のように世界と交流できればまさに1国2制度を実行ということになります。
しかし現実には中国は何かと台湾の自立を妨害する外交をやっています。すると台湾は反発して独立したいという行動に出ます。
中国が台湾は中国の一部と主張するなら台湾が受け入れる1国2制度を考え出さなければなりません。現在のような中国の態度では台湾に同情した外国が中国包囲網を形成して台湾を支援し、東アジアがうるさくてしょうがありません。日本まで台湾有事は日本有事と騒いで参戦するかのような動きを示しています。
台湾の政治は中国と異なります。共産党一党独裁の中国は民主主義の台湾管理ができないと思います。どうしても中国化する努力をしていまい、争いを生みます。台湾独立を認め、政経分離で交流した方が双方得になると思います。
現代は国家主義の時代ではありません。国民の幸福度を上げる国がいい国です。国は行政区です。台湾の方が中国よりいい政治をやっているかもしれません。中国は威張らない方がいいと思います。