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心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

軍事力で人々を抑圧する政府の下で人々はいかに生きるか

2021年03月13日 | 世界
ミャンマー国軍はどうも非常にこわい組織です。人々の命を軽視しています。反政府運動は制圧されてしまうかもしれません。

表立って政府を批判すれば逮捕され、不法な罰を受け、ひどい場合は殺されるでしょう。家族、友人、知人にも類が及び罰を受けるでしょう。政府を批判する心を周囲には気付かれないようにしながら生きなければなりません。

不法な政府でも反政府ではない範囲で常識的な法律を重んじます。これは人々は半分不自由だが半分自由であることを意味します。この自由に生きられる世界に生きる割合を増やす工夫がだいじです。逆に不自由な世界に生きる割合を減らす工夫が必要です。こうすることで罰されることなく政府との関係を弱くすることができます。法律を破っていなければ政府は人々を罰しません。

一番嫌なのが政府に自分の信条に反することを命令されることです。たとえば教育者は自分の信条を心に秘して政府の命令どおり教えなければなりません。自分の信条に反して生徒・学生を罰さなければならないことがあります。

政府の命令に従って人を裁く立場に立たされた人は苦悩します。無能不適格を装って離職することも必要です。人々が生きるのに必要なもの・サービスの提供事業・仕事に専心すると比較的自由ではないでしょうか。焦らず、自分や家族や友人知人の力と、協力関係を事業・仕事でつけることがだいじと思います。

政府に追従して自分の生活を守る人は無数ですから、政府を無力化させることは容易ではありません。しかし、軍事力で人々を抑圧する政府は実は政治力はありません。失敗が増えます。隠しようがない失敗が続き、人々の政府離れが増えます。次第に統率力を失った政府は、追従者達からも批判されるようになり、混乱します。すると自然に一般の人々も批判できるようになります。政府の無力化が進み、やがて自滅します。民主主義が実現する前に権力者が何人も現れますが、歴史はすべての権力者が政治に失敗することを教えています。民主化は必然性があります。人々の経験知識が権力者を上回るからです。

日本は、実質自民党独裁が非常に長く続いてきました。しかし1990年以来、自民党政治は、保守と金融緩和で高度経済成長時代の惰性を利用しただけで新しいことを特にやっていません。そのほころびがつぎからつぎへと表面化しています。自民党は打つ手を見失っています。政府の指導では人々の生活水準は下がる一方でしょう。人々はもっと自分で考えるようにしないと貧困化の流れから脱出できないと思います。
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中国の人々は民主主義をとるか独裁主義をとるか考えなければならない

2021年03月13日 | 世界
中国が国土・国威拡大を重視するため、またインド太平洋の平和を守るためアメリカ、インド、オーストラリア、日本が首脳会議をやり、今後も協力すると言っています。軍事力、経済力世界第2位の中国が問題視されています。問題視するアメリカなどが問題なのか、問題視される中国が本当に問題かよく考えなければなりません。中国の人々も考えなければなりません。

中国の国土・国威拡大は隣国との争いを大きくしており、隣国はもちろん迷惑ですが、中国にとっても損です。簡単に国土・国威拡大ができればいいのですが、現代世界では不可能です。大半の国は中国の行動に反対し、中国は世界平和を乱していると批判します。第二次世界大戦を反省し、世界は帝国主義を否定しているからです。

戦後アメリカが軍事力、経済力をふりかざして世界支配を試みましたが、その努力は空しく、現代ではアメリカの衰退が続き、世界は多極化し、勝手に世界支配を試みる国を牽制します。中国の世界支配の夢もくじかれます。中国の現在の努力は空しいと思います。

中国は、空しい努力を続けるとアメリカの二の舞になることを知るべきです。インド太平洋の平和のために協力する国になるべきです。

中国の最大の問題は政治が専制政治であることです。独裁者による善政という考えはありますが、それは昔のお話しで、現代では人間性を重視した民主主義が主流です。中国の人々だって、自分(個人)が幸福になることを重視します。政治のことを考える自由を国から奪われたら嬉しくないでしょう。共産党の統一見解が正義と言われたら迷惑でしょう。自分も政治の改善に参加したいと思うでしょう。

中国の人々は、自覚し、民主主義こそ自分のためになると考え、独裁主義を否定し、みんなで声を合わせて参政権をとるべきです。
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