心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

権力者政治家は軍・警察力で反対者を制圧する

2020年12月05日 | 世界
香港の民主化運動家は、言論で民主化運動を行ってきたが、中国政府は運動阻止の法律と警察力を使って運動家の活動を封じ、運動を制圧しました。否応なしに運動家は地下に潜るか、外国に逃げるか、運動をやめるかしなければなりません。地下組織をつくっても組織は情報が警察に洩れると破壊されますから秘密組織になり、運動は非常に不自由です。

中国政府や軍・警察を恐れず、個人的に民主主義思考をする人が増えると、あるところで中国政府も制圧不可能になる民主化の流れが生じますが、香港でこのような個人的民主主義者が増えるかわかりません。自分の安全、家族の安全を考えて中国政府に同調する人が多いのではないでしょうか。

民主主義国や台湾が、香港の民主主義者を平和的に支援し続けると、個人的民主主義者が増えます。民主主義国などが香港を制裁する結果、香港の人々との交流が縮小することはよくないとだと思います。

香港だけでなく、そのほかの中国についても同じことが言えます。中国政府とグルの中国人を見分けることはむずかしいと思います。そこで、区別は気にせず、民生改善になるような分野では中国の人々と大いに交流するべきです。交流を通じて民主主義を学んでもらうようにすると、個人的民主主義者が増えます。やはりあるところで中国政府が制圧不可能な民主化が生じます。

非民主的な国の民主化は長年月を要します。暴力革命で民主化を行っても、軍事力を使うことを覚えた革命家は権力者政治家になる恐れが大きいと思います。忍耐強い民主化の動きの結果としての民主主義の方が確固たる民主主義になると思います。

アメリカは、強大な軍事力、経済力を使って外国をアメリカの思うような国にしようと試みて来ましたが、成功していません。反アメリカ武装組織ができてしぶとく戦います。市民の中にも反アメリカ感情を持つ人が多く出て反アメリカ武装組織を容認する動きが出てしまいます。アメリカの外国干渉は民主化のためとは言えないことが多いのですが、民主化のためであっても成功しないと思います。
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