始めてから分かる起業の体験記

新会社法で、簡単になったとはいえ、やはり起業は面倒なことが多い。体験して始めて分かったことなどの話をします。

WBS 4月15日放送のメモ (中国お墓参り事情)-2

2008-04-16 23:46:59 | WBS

     可能性を広げる葬儀産業

年間15億円と中国でもトップの売上となる「福寿園」では、墓に故人の銅像を立てるサービスをしている。
制作費は90~180万円と高額なことから以前は有名人からの注文が中心だった。しかし、最近は一般の富裕層からも注文が増えているという。

福寿園では、中国は社会の進歩と生活レベルの向上で精神的なものへの消費力が高まってきていると説明。
さらに新たなスタイルの墓の提案や墓地の公園化で高付加価値を図る計画だ。

上海市の民政局では、日本企業のきめ細かいサービスを見習い、葬儀業界のレベルを高めて行きたいという。

中国の葬儀業界は約2兆円市場といわれ、今後海外からの参入や新たなサービスの出現でさらに可能性を広げていきそうだ。

将来、墓地不足が予測されて、さらに忙しい都会人が墓参りを代行してもらうという状況ならば、都会型マンション墓地のような物が必要となり、日本のノウハウが活躍できるかも知れません。
既に動いている企業はありそうです。


ところで、大渋滞といえば東京でも春分の日と秋分の日はお墓参りのクルマで渋滞になります。
私の住んでいる地域は谷中とか池袋方面へ向かうクルマで不忍通りは特に酷く両方面とも動かなくなるほど。
こういうときはクルマで出かけないようにするしかないですね。


WBS 4月15日放送のメモ (中国お墓参り事情)-1

2008-04-16 12:38:57 | WBS

     盛り上がる中国のお彼岸“清明節”

中国は上海、今年から祝日が増え3連休となった44日、クルマの大渋滞が起こった。

その原因はお墓参りの人出が集中したためだった。

中国では太陽暦の44日か5日を“清明節”といい日本のお彼岸にあたり日本同様家族でお墓参りをする習慣がある。その日が今年から祝日になった。

清明節の盛り上がりに乗じて、新しいサービスが始まっている。

その一つが墓参り代行サービス。上海市内の霊園「上海濱海古園」では、家族に代って霊園職員が墓を清掃し、お参りをする。
さらにその様子をインターネットで利用者へ生中継するサービスを行っている。

価格は約5万5千円からと、上海市民の平均月収の1.25倍と高めながら忙しい都会人をターゲットにしているという。

ところで、中国では日本のように家単位ではなく、夫婦或いは個人単位で墓を作るため、このままいくと10年後には墓地不足になる可能性もあると言われている。

それでも、今は増加する富裕層を背景に次々と新しい霊園のサービスが始まっている。