☆ 次世代電池の量産体制も始まる
電気自動車とともに、その動力を支えるリチウムイオン電池も量産体制へ動きが活発になっている。
リチウムイオン電池は、現在主流のニッケル水素系電池より、同じ体積で約3割走行性能が向上するが、コストをさげることが課題。
GSユアサは、電気自動車用のリチウムイオン電池を生産する新会社「リチウムエナジージャパン」を設立、2~3年で量産化し価格を下げる計画だ。来年度20万個の量産を目指すという。
そのリチウムイオン電池を使っているのが三菱自動車の“iMiEV”で、88個の電池で走行距離160キロを実現する。
1台分の電池にかかるコストが現在約200万円になり、このコストを半分以下にまで下げていきたいという。
松下電池工業も、30日、リチウムイオン電池の新工場設立を発表した。化石燃料から将来は電気自動車へと電池というデバイスが重要になるという。
新工場への投資額は1000億円、電池の月産能力を約3倍に伸ばすことを目指す。
主な生産はパソコンや携帯電話用で、環境意識の高まりから繰り返し使えるリチウムイオン電池の生産に力を入れる。
加速する電気自動車への注目だが、コストの面、PCの電池事故など安全性の面等、課題を早急にクリアして本格的な普及も早まりそうな気配だ。
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