☆ ドコモブランドのロゴマークが変わる
一方、ブランド力の低下にその刷新へ踏み切ったのは、NTTドコモ。同社は番号ポータビリティ制度導入以降、苦戦を強いられている。
18日、ブランドの新ロゴマークを発表。新しいロゴマークは、それまでの黒で硬いイメージから赤で親しみやすいイメージとなる。
会見場で中村社長は、携帯3社の中で一人負けの状態となっていることに、ブランドとしての危機感を説明した。
ドコモのシェアは3月末に11年ぶりに50%を割り込んだ。
販売店での状況にもはっきりと現われているようで、来店客は人気機種を一番最初に手に取るが、その機種は現在ソフトバンクになっているという。
ブランド順位でも、昨年の順位から今年の順位の変化をみると、
NTTドコモ:71位から123位、
au:31位から64位、
ソフトバンクモバイル483位から125位(ソフトバンク:105位から51位)と数字でも明確だ。
消費者は、ドコモに対してサービスが後手後手に回っているイメージを持っている。そして、何故もっと早くサービスをしないのかという不満が調査の結果に繁栄されていると、販売店の見方も厳しい。
ドコモでは、新規獲得重視から、既存契約者の囲い込み重視へと戦略変更をする。自分たちも変わったところを理解してもらわなければ、ロゴを変えた意味がないという。
ドコモは、機種の価格も高いし、いまだに受信メールに料金がかかるなど、まだまだ不満は多いようです。
この殿様商売的なイメージを払拭できないと、今後も相当厳しいでではないでしょうか。