始めてから分かる起業の体験記

新会社法で、簡単になったとはいえ、やはり起業は面倒なことが多い。体験して始めて分かったことなどの話をします。

起業の初期費用は、どうするか?

2006-05-31 02:37:23 | 起業
会社として物を買うということは、今まで同じものを個人として買うとき以上に慎重にならざるを得ません。
即ち、当たり前の話ですが、個人では単なる消費でも、会社では、資産として計上したり、経費になったりと、事業活動のための出費として売り上げから差し引くことができるからです。
会社として買うものが決まった場合、どうすれば一番良いのかは、その時の会社の状態によって、リースを組んだり、一括支払いをしてしまったり判断が必要になりますよね。
では、起業のときにはどうすれば一番良いのか?結構悩みます。パソコン、プリンターや、コピー機など、オフィス用ならそれなりのスペックは必要ですから、価格もそれなりに高額です。
長期的に利用するなら、リースを組んだほうが初期費用の負担が低くなり、また、リース料は毎月の経費として落とせます。デメリットとしては、価格は通常販売価格で、尚且つ当然リース料率が加算されますから、支払い総額はかなり割高になってしまいます。
手始めに機器を揃えて、近い将来グレードアップを計画しているなら、リアル店舗、ネット店舗の両方で
価格を比較しながらなるべく安価で買い揃えたほうがいいと思います。この場合、資産として減価償却すればいいわけですが、いろいろ揃えるとなると、結構まとまった資金が必要になり初期投資がかさむのがネックです。
「どうせ会社の経費で落とすんだから平気、平気・・・、」なんて言ってはいられません。
かつて、取引先企業の二代目と、六本木や赤坂で豪遊したことがありましたが、あれはみんな経費だったと記憶しています。正にバブル絶頂期でした・・・。


翼よ、レガシーこそがつばさだ!

2006-05-29 01:20:20 | クルマ
クルマに関する感じたことなど自由に書いていこうと思います。


新しいスバル「レガシー」のTVCMを見てハットしました。
フロントグリルのデザインに翼が生えているではありませんか。
正に、中島飛行機は「隼」のそれを彷彿とさせるような、美しい
ライン。きりりとした上半角がカッコいい。
これぞ、つばさです。

スバルレガシーのhp

最近スバルでは、前身である中島飛行機にちなんで、フロント
グリルのデザインに翼をイメージしているらしいのです。
特に最新のインプレッサは強くそのイメージを打ち出したと
言われています。
でも、どうもインプレッサのデザインは、つばさが厚ぼったく、
翼に見えませんでした。(スバルさんごめんなさい)

でも、今回のレガシーのフロントグリルのデザインは明らかに
空を飛びそうなイメージ。
気に入りました。
う~ん、プジョーのブレークも気に入ってるけど乗り換えたい
なぁ・・・。


会社設立後の手続き-2

2006-05-26 01:43:38 | 起業
法人は、健康保険と厚生年金の加入が義務付けられていますから、会社としてこの手続きは必須です。
でも、手続きの期限が良く分かりません。
起業関連本で書かれているのは、「なるべく早く・・・」とか、「特に期限はありませんが・・・」といった表現が多く、その一方で、加入届のときに提出する書類は、出勤簿や源泉徴収簿とか、起業してすぐには出ないようなものが記載されています。
とりあえず、事務所を出す予定地を管轄する社会保険事務所に聞きに行きました。
そう、今話題の社会保険庁です。

そして、次のことが分かりました。
①法律上は、設立後5日以内に加入しなければならない。
②ただ、実際には現実的ではないので、期限はないような状態だそうです。
③また、会社が稼動したばかりの早い時期に加入手続きをする場合、届書の細かい部分が未定として空欄も可。
④加入日は、会社設立日になるため、手続き上は遡る日付になります。

これらのことは、既に会社を興している人にとっては周知のことなんでしょうね。
結局実際に体験しないと分からないということです。


秋葉原は、楽しくもあり頼もしくもある

2006-05-24 01:25:10 | 起業
起業して事業を始めるには、様々な手続きをしなければなりませんが、その説明をしている本もたくさん出ています。どれも一長一短がありますし、読めば総てが分かるわけもなく、体験しながら理解していくことが多いのです。
そのあたりの経緯は、いつかまとめておきたいと思います。

さて、扱う商材は勿論のこと、手続き同様事業に欠くべからざるものは、仕事場です。いままでは設備を始め環境は、会社が用意してくれました。しかし、独立起業したからには、総て自分で準備しなければなりません。
そこには、好きなようにできる自由さも感じますが、やはり、何をどう用意すれば良いか悩み、選択肢が多くなれば際限なく悩んでしまう状況に陥ってしまいそうです。
そんなときに、頼りになるのが友人。まわりに適切な情報を持っている人がいれば幸運ですよね。
今回、そんな情報をもらったのは、友人ではなく、秋葉原の販売員の方でした。
事業に必要な通信ネットワーク環境に関して、友人に相談したり、専門書で調べたりしていたのですが、納得のいく答えは得られず悩んでいました。そこで、兎に角機材を選びに、秋葉原に行ったわけです。
私が行ったのは、ラオックスコンピューター館でしたが、普通この手の売り場の販売員の方は、所謂オタク度が高かったりで、素人には難しい説明が多かったりします。
でも、今回は、ラッキーでした。彼は、私の質問のあやふやな部分をネットで調べてくれたり、とても丁寧な説明で、私が勘違いしていたことが判明しました。

秋葉原電気街は、通学、通勤の縁もあり以前からよく行ってましたが、最近は、オタクから始まり、青物市場跡の再開発とすごい注目度です。何でもあって楽しいし、今回のように頼りになる情報を持った人にも出会える街として自分の中の評価は以前にも増して上がりました。








起業独立したら、誰も指示してくれない

2006-05-19 19:20:45 | 起業
頭では分かっていて、そんなの当たり前と思うのですが、何かを判断しなければいけないとき独立したら誰かが決断してくれることはありません。総て自分で決めなければならないんです。
今日も、そんな場面に出くわしました。

知り合いが、彼の取引先から最新オフィス機器で格安の出物があるけど、どう?という紹介を受けたんですが、すぐに結論が出せませんでした。
もともと、自分たちの計画では、事業が動き始めてから、状況に応じて設備を固めていこうと思っていたから、オフィス機器は必要最低限でいいわけです。

彼の紹介してくれたものは、絶対お得ですが、機器のグレードが予定より何段階も上級機種のため、安いとはいっても、はるかに予算オーバーになります。
結局、長期間利用すると決めるなら買うべき。でも、現時点では非常に判断に迷います。


会社勤めのときは、誰かが結論を出してくれます。でも、独立して起業したら、最終的には自己責任で決定を下さなければなりません。

仕事のやり方も、厳しく自己管理して自らの責任を果たさなければ前に進まなくなります。誰かから指示は出ないのです。







会社設立後の手続き-1(法人設立届出書は、まだです)

2006-05-17 00:52:17 | 起業
起業はまだ続く・・・

会社の設立後15日以内に、都税事務所に設立届けをしなくてはいけない件、直接、管轄の都税事務所に聞いてみました。
結局、期限が過ぎても受け付けないわけではなく、実情に合わせてくれるようです。
しかし、税関係の事務所はいろいろあってそれぞれ担当業務が違うっていうのも何か無駄なような気がしますね。しかも、それぞれ管轄している地域でしか手続きできないのも不便。

起業したら、事業に集中したいのに、なかなか難しいものです。


起業は、まだまだ続く・・・

2006-05-16 00:30:26 | 起業
登記が終わり、会社設立が決まってもホットはしていられません。

登記が簡単になっても、設立後の手続きは変わっていません。書類の種類、提出する先も多岐に渡り、事前に確認しておかないと大変です。
尤も、提出期限がかなり先のものもあるので、計画的に順次進めていくしかないですね。

が、しかし、都税事務所へ「法人設立届出書」の提出期限は、設立後15日以内となっているではありませんか・・・、シマッタ!


明日、早速、連絡しなくては。

会社の設立ができました

2006-05-15 01:41:34 | 起業
起業したことをきっかけに、ブログを開設しました。

タイミングを狙っていたわけではないのですが、丁度、事業準備の進み具合の関係で、
正に5月1日、施行された「新会社法」での登記を申請しました。

先週、無事登記が完了したため、晴れて会社設立となりました。

会社の元同僚と共同で事業を起こすため、随分準備を重ねてきました。
いろいろなアイデアを出し合い、研究し、話会い、検討し、煮詰まり、またアイデアを出し・・・、ということを続けてきましたが、結局、まずは、起業することをめざし、ひとつ事業を絞り込んで始めることにしました。

何か、起業が目的みたいになっていますが、それでもいいと思っています。

アイデアを語っているうちは、ただの夢物語に過ぎません。でも、会社を作った以上、夢から抜け出し、アイデアを現実のものにする行動しなければならないからです。

これから、事業が始まりますので、いろいろな体験を書いていこうと思います。