岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

第21期決算締め日!  凧が風に乗って舞い上がる夢

2012年06月30日 | 日記
今年も半分が過ぎましたか! 
「もう半分」「まだ半分」 
捉え方次第で前向きな肯定的気分にもなることも出来ますし 
否定的な気分にもなりますね~ ようするに考え方のくせなのです。

当社にとっては大晦日的な決算日です。
昨年より定款を変更して9月決算を6月決算に変更しました。
それによって年末のあわただしい中の決算確定作業
(税理士さんとの打ち合わせ多し)から比較的余裕がある時期に
その作業を行なうことが出来るようになりました。
そして明日七月一日は 創業記念日=ラ・タイヤーズイマージン開業記念日(平成元年)
であると共に第二創業記念日=キーパープロショップ岐阜店開業記念日(平成二十三年)なのです。
これもひとえに お客様はじめ関係取引先様・スタッフ諸兄など大勢の人々の理解とご支援のお陰で
であり感謝の気持ちでいっぱいです。

今年度 当社は自動車の「安全」と「キレイ」というテーマを掲げ
タイヤ専門店と洗車コーティング専門店の運営に会社の進路をとりました。
その手段は本格的洗車・コーティング専門店キーパープロショップ岐阜店の開業です。

タイヤ専業から自動車関連新業態への進出という作業であり 
新規出店というある意味会社の屋台骨を賭けたものです。
困難を伴う挑戦です 藪の中を手斧をもって切り開いていく感じです。
進路も見失いかけたり躓いたり気力も萎えそうになったり・・・・
それでも進むべき所までは 何とかたどりついたのかなと思います。


世の中の大勢の人が知っているようで知らない忘れていた
「ものを長く大切に使う価値観」に 大量消費社会の弊害を知るようになり気がついて行動する人が
増えてきたと感じます。
自動車の保有年数の伸びというデータにもそれが見て取れます。
新しい自動車が出るたびに欲しくなって買い換えていたのが
それほど欲しい車がなくなり 今まで乗っていた車をキレイに大切にしたい。
こういう潜在的欲求の高まりに
キーパーコーティングという商材がベストマッチした。
そういう時代を見越してキーパーコーティングという商材が開発された。

その流に私たちも乗ることが出来つつある1年間でった気がします。
またタイヤの業界にも同じシグナルが出ていました。


タイヤの購入時に「長持ち性能を重視する」と回答する人が増えたそうです。
もちろん「価格を重視する」と回答された人も多いのですが
大概複数の検討をされます。


キーパー洗車からの兆しとタイヤ業界からの兆しが見事シンクロしたと感じます。
そして極めつけのデータが全国のSS数です。
平成8年度(9年3月末)    59、605
平成22年度(23年3月末)  38.777
実に35%の減少です。



時代は変わろうとしています
変わっていくのが当然ことなのですが その渦中にある我々にはその流がはっきり見えません。
しかし類まれなる先見力を持った人が近くに居られます。
キーパーの産みの親 アイタック技研と谷社長の言動をブログや研修会で追うたびに
私のような凡人にも新しい流れを何となく感じることができました。
凡人は鈍感です タイヤショップにとって新しい業態をつくることが
大きなリスクをとる事になる恐怖を感じるより
新しい流れに飛び乗る好奇心が勝りました。

50歳になった時 これから下り坂を予想するのか はたまた上り坂を登る道を選ぶか
選択するように自ら問いかけられた気がしました。
上り坂を選ぶと大きなリスクを取ることになります。
ですがそれを選択しなければ自動的に下り坂を選択したことになるような気がして
鈍感力で何とかなるやろと 進路を求めたのですが
先見力のある人に押しかけ弟子になることが必要不可欠な条件でした。


会社の負債勘定と資産勘定は増え資本勘定比率は低下しました。
借入金は増え 固定資産勘定が増え現金勘定は減る。
経営を預かる者には頭痛の種になる 簡単に言うと借金の増加に
最初になるわけです。
新規事業の最初はリスク増大借金増大という先行投資から店という姿が
出来上がるわけです。 その時点でまだ収入予測が見えませんから
借金返済が果して可能なのか 訝る気持ちがわくわけです。

何とかなるやろという鈍感力がなければしのげません。
次には何とかしなければならないのですが 複数のお店になると
自分ひとりでは何にも出来ないわけでして 
それで編み出したのがチームマネジメントという手法です。


いままで洗車の主役であったSSが減りつつある
するとその間隙をぬって洗車・コーティング専門店という新しい業態が出現する。
その価値を知った人から新しい店を利用し始め次第に認知度を高め普及していく。
それならその流はまだ始まりかけた兆しに過ぎず 年を重ねるに従い大きな本流となる。
いまはまだその兆しに過ぎないかも。

そう思ったら千手必勝です。
KPS岐阜店が単独収支黒字化を達成する前に 仮称KPS岐南店出店計画を立てます。
すると仕事が複数同時進行となりマネジメント能力を高めなくてはどうにもならない結果となります。
すると必然的にチームマネジメント能力は高まります。
するとお店に活気が溢れかえります。
するとこの時代なんで目立ちます。
するとますます繁盛します。
すると独立志向の強い人が入社を希望してきます。
するとまた次のお店の展開に向かいます。

結果当社は定年制を取りませんからベテランのマネジメントと若い元気な店長の店という
引継ぎ可能な会社形態をとり同族を廃した事業承継が可能になります。
すると小さな機能的マネジメント会社とイマージン車美容室グループ各社という
協同体を形成します。

その流の中ですべての社員スタッフが自己実現できる環境となります。
リーダー的素養を持つ人は子会社店舗のオーナーに
参謀的性格の人は総合研修所で人材教育を担当し
人望の厚いひとは本部のグループ統括者に

コンパクトながら強い体質の会社グループを形成するまでにいたるかもしれません。




私は家内から「タコ社長」「タコ」と呼ばれています。
それは頭がタコみたいからでしょうが まんざら否定しません。
タコを「凧」と思えば 風を受け止めなければ凧は揚がりません。
その凧が見つけた新しい風道は洗車・コーティング業界に吹きはじめています。
明日から始まる新年度 当社の業績は凧のように舞い上がると確信しています。


すると80歳ぐらいか死の間際まで何とか現役で仕事をしています。
なんて事になれば望外の幸せです。
挑戦はしてみるもの始めてしまえば止まれません 前身あるのみです。












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