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岐阜・タイヤ・キーパー・専門店・イマージン・50才からのイノベーション それからバトンタッチへ!

岐阜でタイヤ専門店を経営しながら洗車コーティング専門店を開業しさらに事業継承する一部始終を描きます。 

タイヤバースト警報発令!

2012年07月19日 | タイヤビジネス
強烈な日差しで早くも夏バテです
水分補給をこまめにとって熱中症対策をしましょう。


もう一つ忘れてならないのは
タイヤのバースト警報です。


さきほど交換したパッソのタイヤ
完全にバーストしています。

タイヤがバーストするには
必ず順番があります。
最初に必ずエアー圧の低下があって
その次にバーストという最悪の状況がきます。
だから空気圧に注意を向けていれば
多くの場合バーストは避けられます。


この時期路面温度は60度~70度にも
その路面を低空気圧のタイヤで走行すると
タイヤの内部にこもる熱は サイドのカーカス構造を
破壊します。

せめて空気圧が適正に充填されているいれば
タイヤの発熱はある程度抑えられます。


空気圧にご注意!strong>

タイヤのひび割れについて!

2012年06月28日 | タイヤビジネス
昔むかし若かりし頃 頭髪もふさふさ顔も純情な作りでたくさんの女性にもてていました?
時がたち齢52歳になると ハゲの範囲が広がりを見せ 小じわも大ジわも目立つようになって・・・。
仕方ありません 人生の勲章です。 と自分で慰める日々です。


こんなことはどうでもいいのですが、
このところガソリンスタンドで給油していたら
「タイヤのヒビがひどいので すぐにでもタイヤを交換する必要がある」
「そのまま放置すると空気が漏れてバーストする」
というアドバイスを受けたが 実際どうなんですか?

と来店されるお客様が多くなった気がします。
これはこれでタイヤ専門店を信頼してくださっている証なので
ありがたいことです。


今日も奥方様がガソリンスタンドで
タイヤの小さなキズを指摘され「危ない」のでスペアに交換された、
でも空気が減るわけでもないので自分で再度取付してだんな様が
相談にお越しになられました。


拝見するとタイヤサイドに確かに小さなキズはあります
念のため石鹸水をつけてみると・・・・・
何でもありません。
?????
だんな様曰く 「家内がガソリンスタンドで交換を進められて こわがちゃって」
でもキズ以外異常はありません。  そのキズもごく小さなタイヤ表面上のすり跡です。





どうも熱心なスタンドマンが 最悪の場合を少し大げさに話されたようです。
製造は2006年 残り溝は6ミリ 車は軽自動車 使い方は近所の買い物のみ
私の見解はなんともありません ですから交換する必要はありません。
気になるなら空気圧をこまめにチェックされてはいかがでしょうか。

ひび割れは気にならないレベルですと申して
お店のポスターを見ながら説明させてもらいました。


このぐらいだと大変ですが
お客様のタイヤはレベル2ぐらいです。



うかがった見方をすればタイヤも当然劣化します。
それを過大に表現するのは恐怖をあおって販売をする手法と間違えられても仕方ありません。
スタンドのスタッフに悪気がなく親切心の発露だとしても・・・・・。
販売に熱心なことは素晴らしいのですが どうも自分にはなじめません。
特に乗るだけで知識に乏しい女性のお客様には まず安心を第一に
しっかり現状をお伝えする その上で見積もりを提示する
そうした姿勢が信頼感を得ていくことになると思うのですが。



家の床下にもぐり「シロアリの恐怖」を過大に説いて過剰な除去作業をする悪徳な業者もいると聞きます。
それに近い過大に恐怖を煽る親切には 
是非私どもにご相談いただければ幸いです。
お客様の立場に立ってアドバイス出来るスタッフばかりだと自信をもっています。


熱心な販売員は 過分に「お客様の為に・・・」と言う姿勢であると思いますが
「お客様の為に」より「お客様の立場に立って」というスタンスが我々のモットーです。


「安全」と「キレイ」には絶妙な因果関係があります。

イマージンのHPです。

「お客様の期待値が低い」を逆手にとる小さなタイヤショップ!

2012年06月11日 | タイヤビジネス
昨日 ある女性のお客様がタイヤの見積もりに来店されました。
私が応対をさせていただき三種類の見積もり提案をしたところ「相談してきます」といって帰られました。
すると 夕方になってそのお客様が「これにしてください」と言って再度来店され
その場注文・交換をさせていただきました。

お客様の話 「なぜそんなに安いのですか?」と逆取材を受けました。
安い理由として まず一つは「安くしよう」と努力している。
次に宣伝をしませんから その分安く出来ます。
小さな店ですから固定費が少なく済む。
また洗車・コーティングといった商売を併設することで無駄をなくしている。
・・・・・。
ここからは冗談ですが
男性は高く女性は安くしている。
私は仙人なので「カスミ」を食べてるから無給なんです。
と真実と冗談を織り交ぜて話をさせていただきました。


おそらくそのお客様は 他店様で相見積もりをおとりになった上で
当店で購入してくださったのですありがたいですね。

そこで「お客様の心理」に焦点を当ててみます。
私たちの「小さなタイヤショップ」は お客様の期待値は低いはずです。

古めかしい店で 中を覗くと胡散臭そうなおっさんがニコニコしている。
・・・・でも周りは何となくキレイでいつも車が入っている。
随分昔から営業していて友達に聞くと 安くて仕事も早く丁寧だと言う。
・・・・本当かな~まあ聞くだけ聞いて 近くにある有名なオートバックスで買う事にしよう。

まあこんな心理の動きがあるのではないかと思います。


すると「価格は断然安いし 勧める商品がメジャーブランドで信頼できる」
確かにオートバックスは何でも揃っているが 知らないブランドを進めて売りたがっているようだ。
やはり見てくれで判断するより中身だわ!
・・・・。
ここからは作り話です。
結婚相手を選ぶときイケメンで高学歴で高収入がいいけど 冷たい人や中身のない男はイヤ。
きっとお店も有名な大きな所より 無名だけど評判がいい「小さなタイヤ屋さん」がやっぱり信頼できるんだわ!



そうなんです。
私たち「小さなタイヤショップ」は お客様から見ると限りなく期待値は低いんです。
ですから何かちいさなちょっとしたことでも お客様は驚きなんです。
あんな店だけど・・・小さな店だけど・・・という形容詞は期待度が低い
だからきちんとしたときのギャップの大きさが 小さな感動を呼ぶのじゃないかな!

鮎釣りがなぜ面白いか?
たった20センチぐらいの体長なのに 針がかりした時の手ごたえとパワーは驚きものです。
そのギャップが面白くて面白くて 大勢の人が「ハマル」ンです。
吹けば飛ぶような小さな店なのに・・・・・なるほど。




このお客様心理と 釣師の心理は見事シンクロするのです。



イマージンのHPです。






「小さなタイヤショップ」の研究!   その5

2012年06月10日 | タイヤビジネス
絶好の晴天に恵まれて郡上のアユ解禁の釣果はどうなんでしょうか?
気になって仕事が手につきません。
といいつつもタイヤが第一・仕事が第一で 遊びはその後です。


さて大好評の「小さなタイヤショップ」の研究も5回目になります
しばし戯言にお付き合いください。

ある研究によると 日本人でも狩猟系の遺伝子を持つ人と 農耕系の遺伝子を持つ人がいてその比率は2対8だとか、
その簡単な見分け方は「耳垢」でできるそうです。
耳垢が「カサカサ」の人は農耕系
耳垢が「ジュクジュク」の人は狩猟系の遺伝子を持つそうです。
私は「ジュクジュク」のネバネバ耳垢なので間違いなしに狩猟系の遺伝子のようです。
お客様が店に来られるまで待つ商売は 田舎に良くある「蟻地獄」のような気の長さを必要とします。
じっとアリが通りかかり巣穴にはまり込むとがぜんと襲い掛かる蟻地獄 学術名は・・・・忘れました。
このような例え話をすること自体 狩猟系なのかもしれません。
おっと話は寄り道しましたが おとり鮎に気持ちよく泳いでもらわねば 野アユのなわばりに進入しません。
鼻環をつけられ道イトで竿と結ばれたおとりに その抵抗を感じさせずスイスイと尻尾を振りながら泳がせるのが「コツ」です。  言うが易し 9メートルの竿をもっての操作は実際やってみなければわかりません。
「小さなタイヤショップ」も実際やってみないと「絵に描いたもち」にすぎないのです。

全国にタイヤショップの総数はどれほどあるのでしょうか?
おそらくタイヤを扱うお店としては4~5万店はあるのではないでしょうか その中で私たちのような小規模零細経営の店は
まず第一に何を考えるのか?
これこそが生き残りの発想です。
扱う商品は「タイヤ」です 何処で買っても同一メーカー品なら商品の品質に差はありません。
すると他店様にない特徴を有する「差別化」という考え方を大切にする必要が出てきます。

あそこの店で買うより 「ここ」のほうが安い・感じが良い・夜遅くまでやっている・取付が安心できる・スタッフの愛想がいい・品揃えがいい・などなど・・・・大きい小さいという土俵に乗らず「あそこ」より「ここ」の優位性を見つけ研ぎ澄ます方向性です。 
「安い」は他店様の動向を調べないといけません。
「感じがよい」は笑顔や応対を意識し
「取り付け」は締め付け時必ずトルクレンチを使用し
「スタッフ」の愛想は スタッフに客商売のイロハを手ほどきしなくてはなりません。


おとり鮎がスイスイ泳いでいくように スタッフもたえずニコニコしながら応対をしてくれる。
鮎釣りをしながらそんなことを考えるのです。
おとり鮎もいろいろな個性?があります。
主人の意に逆らって勝手に石裏で休む奴
こんなおとり鮎は 鼻ズラに3号ほどのオモリをつけて強引に急流に沈めます。
するとオモリの下で流されまいとして必死に尾を振りますから 野鮎がいらだって一発で掛かってくる場合が多いです。
そのかわり弱ってしまって次におとりとして使えません。
主人の意に逆らって仏頂面するスタッフは客商売に向いていないからさよならです。

主人もおとり鮎が自由に泳げるように手助けをしてあげなくてはなりません。
鼻環と道糸で結ばれているのが負担にならないように それを忘れさせるような竿さばきが必要です。
専門的に言うと「おばせ」といって道イトに水の抵抗で「たわみ」を作ってあげてたえず後ろに引かれる感じを与えるのです。
すると引かれる方向の反対に進むという習性がありますから前に前におとり鮎は泳ぐのです。
スタッフもあれするな・これするな・とあれこれ指図するより まあやってみようよ失敗したっていいじゃない始めは当然だよとか言って 緊張をほぐしてやるなど不干渉ぽいやり方をすると少しづつ自信をつけていくみたいです。


いうなればマンツーマンで指導できるのが「小さなタイヤショップ」の強みの一つです。
2000年前後までスタッフを育てる事が出来たのは オヤジの甲斐性でなく
スタッフの周辺の友人・知人が揃って自動車に興味や愛着が深く スタッフ頼ってタイヤや用品を購入してくれた
このことがスタッフが育った大きな要因だったのです。
今の若いスタッフの周辺にそういう友人知人が少なくなっているようです。

こういう環境では「小さなタイヤショップ」の優位性が一つ少なくなっています。
若い人やスタッフが育つ環境ではないようです。
それならそれで大きな視点でグルっと周囲を見渡せば 若い人が楽しげに働いている仕事があるではないですか。
それが「キーパーコーティング」の世界です。

すると「小さなタイヤショップ」を活かすため・その優位性をさらに保持し高めるため 異質な文化=車美容の世界に飛び込み こうして今日 今ここでタイヤを売っているわけです。

すると新しい価値観が生まれてくるから不思議です。
まず挑戦する姿勢をいつまでも保っていく すると舞台は回りだすようです。



施工者から指導者へ それぞれが挑戦出来る環境になってきました。



「小さなタイヤショップ」の研究!   その4

2012年05月29日 | タイヤビジネス
なぜか突然 GOOプログ170万中 一昨日が90位 昨日が165位 本日がそれでも1576位と
驚異的にアクセスが急増してビックリです。

何せアバウトな性格で 世の中はグレーゾーンの中に(白黒はっきりつけられない)真実を見つけていくほうが楽だと思っていますから 世の中の人様が関心のある「言葉」を知らずうちに用いたのが 急増の原因でしょう。
今のシーズンおそらく「鮎釣り」という単語ではないか?と 若い衆の見解です。


それならそれで今日も鮎釣りネタで タイヤショップの運営の考え方を述べてみます。
鮎も釣れないより釣れた方が面白いし上達も早いものです。
かといって「おとり鮎」という相棒がへそを曲げたり嫌々したら釣れませんから
鮎釣りは「おとり鮎」様にいかに機嫌よくスイスイと川の中を泳いでもらって 縄張り鮎を
挑発してもらわねばなりません。

タイヤショップも取らぬタヌキの皮算用で
一人での絶対販売本数は取り付けが出来る数 すなわち576本(その1で解説)と
理窟で把握しても アルバイトさんなりスタッフさんなりの相棒がいるのは
鮎釣師とおとりの関係に似ているのです。


まず最初のおとりは養殖アユから始まって 釣れた鮎にチェンジしていくのですが
養殖アユには「おっとり」したという特徴がありますから 釣師もなるだけせかせかせず
鼻環を通して川に放したら自然と泳ぎだすまでしばらく辛抱したほうがいいのです。
養殖君のふるさとは「いけす」ですから 自然の川にいきなり放されても戸惑ってしまうのです。
しかし釣師は 一刻も早く一匹を釣り上げたいから 鼻ズラを引き回していきなり流れの強い所へ強制的に
誘導したりしてしまうものです。
「コラー 早く一匹連れて来いよ」と奴隷のような扱いです。



タイヤ屋のオヤジさんも 「コラー仕事はよ覚えんかい」と まずは車からの取り外し・ジャッキポイントなど
基礎の基礎を確認します。 それが出来てはじめて車両からインパクトを使って取り外しをさせます。


強制的に流れの強い所へ誘導された「おとり鮎」は 釣師の期待と裏腹に
「流の弱いところや 石の裏などにへばりついて動きません」
そりゃそうです 育った環境は流のないいけすの中
強制的に送り込まれた所は強い流れの中 養殖のおとり鮎君はビックリして自然と泳ぐことが出来ません。
その頃釣師は竿先にアタリがこないか期待でワクワクなのですが・・・・・・。
水中の様子が見えませんから 釣れる釣師と釣れない釣師の差は まずおとり鮎の扱いに出てきます。




タイヤ屋の仕事はまずは売って売って売りまくる事です。
売りが先で取り付けが後です。  いくら取り付けがうまい上手だといっても販売がなければ仕事になりません。
小さなタイヤ屋は売ったものをキチンと取付してくれるスタッフ こういう人をまずは求めるのです。
またそういう教育をキチンとします。
売ることに専念しながらもな 取付するスタッフを共に作業して覚え込ませるのです。
すると のみ込みの良い人は短い時間ですぐ覚えてくれます。


おとり鮎のいたわりと タイヤ取付スタッフとの共同作業
この共通点は面白いのです。
おとり鮎にスタッフの名前をつけて「こら○○はよ泳げ」と叱り飛ばすのは
私ののストレス発散法かもしれません。

イマージンのHPです。