まったり~

まったり~っとしながら、お気に入りのものたちの紹介や、日々の出来ごと、読んだ本の感想などなど・・・日常生活を綴ります

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『陽はまた昇る エピソード0』

2011年09月29日 | 本の記録
ふとしたきっかけで、ドラマを見ることになった『陽はまた昇る』
(警察学校の生徒たちと教官の物語です。出演は教官に佐藤浩市さん、生徒役に三浦春馬さんなど)

テレビ朝日系で7月から9月までのワンクールでドラマが放送されていました。
先々週、最終回を迎えドラマは終了しています。

めったにテレビドラマを見ないのですが、見始めたら毎週見ていました

このドラマのノベライズ版として出版されたという、遠野教官の過去の物語。
興味があって購入しました。

<『陽はまた昇る エピソード0 遠野一行と七人の容疑者』 井上由美子著 相田冬二著 幻冬舎文庫 刊>



遠野教官の過去の話ということで期待していたのですが、ちょっと期待はずれでした。

ドラマの最後のほうで明かされた、遠野の妻、奈津美とどのように結婚したのか?ということや、安西という犯罪者とどのような出来事があったのか?が詳しく書かれているのかな?と思っていたのですが、物語の中ですでに遠野は奈津美と結婚していました。

開店したばかりのレストランが放火された事件で上がった7人の容疑者についての謎解きの話がメインでした。

他の方が書いている感想などの詳細を読みましたら、このレストラン放火事件の2時間ドラマが昔放送されたとか・・・。
「最後の晩餐」という題名だったようです。

元々は、そちらのノベライズだとか・・・。

でも、遠野教官の人となりが良く分りました。

ぶっきらぼうだけど、実は温かい人なのだなぁ・・・と。

物語はレストラン放火事件でしたが、最後に遠野が辞表を出すと、上司に警察学校の教官に異動になったという話をされる場面が出てきましたので、そこからドラマへと話がつながっていくようです。

そして、エピローグの後には、妻・奈津美に宛てた手紙と言う形で警察学校の教官をして起こった出来事が、かいつまんで書かれています。
安西が生徒たちを人質にして教室に立てこもったあのハラハラした出来事・・・などなど。

でも、ドラマを見ていないとわからない内容かもしれませんね。

お彼岸の一日

2011年09月26日 | お出かけ
三連休後半の初日、23日(金)は涼しくなってとても過ごしやすい一日でした。
母、妹と都内にあるお寺にお墓参りに行きました。


その帰りに港区白金台にある「東京都庭園美術館」に行ってきました。(住所としては、港区だそうですが、庭園美術館の入り口までJRの目黒駅からも徒歩圏です。)

展示テーマは、「皇帝の愛したガラス」



イタリアのベネチアングラスをはじめ、スペイン、ドイツなどのガラスとロシアのガラスが展示されていました。

展示されている品は写真には撮れませんでしたので、絵葉書を買いました。
いくつか紹介しますね。



こちらは、いかにもヨーロッパ・・・と言った食器セットですが、ロシア製です。
カット・金彩・研磨と書いてあります。おそらく金でペイントしたのでしょう。
素晴らしいですね。



こちらの作品は、栓つきデカンター。お酒を入れる瓶だったのでしょうか?
これも、ロシア製です。
アメジストガラスに金で色付け(模様付けをしたもの)モノグラム(組み合わせ文字)が入っていてとても素敵です。



こちらの作品は、フランス製。
アラビア様式の花器だそうです。

ちょっと、ウエッジウッドの模様に似ていますよね!?

こちらは、アクリル絵の具を使ってペイントしたそうです。

他にも、グラスリッツェンのようにダイヤモンドの器具を使って彫った作品や、エッジングの作品もありました。
アクリルペイントの作品の模様にはヒンデローペンというオランダのトールペイントの手法でかかれたものもあり、ビックリ!!

素敵な作品を見ることが出来た優雅なひと時でした・・・と言いたいのですが、実はものすごく会場が混んでいてゆっくり優雅には見られませんでした

展示を見た後は外に出て庭園を散策。



こちらは、美術館の建物です。(入り口とは逆の裏側です)



美術館の横にはこんな鹿のオブジェが・・・。

庭園の中は和風でした。



こちらは茶室の入り口。



これが茶室だそうです。
この日は、閉まっていました。
ここでお茶を立てる日もあるのでしょうね。



こちらは池です。


東京の目黒近辺ですから、庭園と言ってもこじんまりしていてあっという間に一周できてしまいます。

お彼岸の一日、お墓参りだけでなくちょっと楽しいお散歩も出来て満足です




台風15号

2011年09月22日 | 日記
今回の台風15号の被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

日本列島を縦断した形で通り過ぎましたね。

ここ、横浜地方も昨日の午後からが特にものすごかったです

私は午後からの仕事なので、昨日は雨風がかなり強まったところで家を出ました。

家からモノレール駅まで徒歩20分。職場の最寄り駅から職場まで徒歩8分。

洋服や靴下の替えも持ち、レインコートを着込んで準備満タンで出発

途中、歩けないくらいの風に立ち止まったり、傘が飛ばされそうになったり・・・。とにかく「必死」と言う言葉がこんなに当てはまることはないんじゃないか!!?と思うくらい無我夢中で駅までたどり着きました。

何とか電車は動いていました。(でも、いつもは無人運転なのですが、昨日は運転手さんの他にもう一人横について、風などの強さを測りながらゆっくり手動運転をしていたようです)

しかし、駅で待っている間もものすごい風で小さな竜巻は起こっているし、電車がひっくり返ったらどうしよう!?と気が気ではありませんでした。

なんとか、職場にたどり着いたときには、上はレインコートで何とか濡れませんでしたが、ズボンがびしょ濡れ。着替えを持っていってつくづく良かったと思いましたよ~

まぁ、何とか職場に着いたのでホッとしながら仕事をしていると、しばらくしてそのモノレール電車が運休し車庫に電車を入れてしまうとの情報が・・・

「え~、帰れないじゃない!」どうしよう歩いて帰ったら1時間以上かかるし風も雨も強くてはとても帰れない。お泊りかしら?とドキドキしながら仕事をしていました。

そのうち雨風は更にひどくなり雷まで鳴り出して、いきなり停電。
でもね、ちゃんと事務所内は非常灯が点き、真っ暗にはなりませんでした(←結構感動!!してたりして・・)

1分ほどで点いたもののしばらくするとまた消える。また点くの繰り返しで何だか気持ち悪かったです。(幽霊でも出てきそうで・・)

コピー機でコピーをしている最中に停電になり、中に紙が詰まってしまうし・・・。パソコンでする仕事が殆どなので、急に暇になってしまうし・・。

帰りは雨は止んでいましたが、ものすごい風。
さてどうしよう・・・?と思っていたら、夫からメールが。
台風のため職場で仕事を早く切り上げてちょうど家に着いたので車で迎えに来てくれるとのこと。

「やった~!!」と思いましたよ。
(このときばかりは、夫が天使に見えました

そんなこんなで、なんとか無事に家に到着しました。

しかし、台風のため午前授業で帰宅しているはずの次男が友達の家にそのまま遊びに行き、電車が止まってしまい(ちなみにこの電車はモノレールではありません。私鉄です)、立ち往生しているので、「迎えに来い!」コールが・・・。

「まったく、台風が来て帰宅困難にならないために早い下校をさせてくれているのに友達の家へ行くとは何事!!

おバカ息子のために車で50分もかけてお友達の家に迎えに行きました。

夜遅くまで、ものすごいバタバタの我が家。

まさしく、台風のようでしたよ~。
一日で、色々な体験が出来た台風15号でした

文化祭準備で大忙し!

2011年09月19日 | 学校・学習
次男の学校の文化祭まで、2週間を切りました。
今までは11月だったのですが、今年から1ヶ月早くなってしまったのです。
(今年からでつくづく良かったと思います。昨年だったら長男の学校と次男の学校と全く同じ日なっていましたから・・・。しかも、次男の学校は全員がお手伝いに携わらなければならないので、大変だったと思います)

昨年までは、今頃は長男の学校での文化祭準備に追われていた頃です。

今年は次男の学校での役員。

長男のときのように手作り品作成に追われることは無いのですが、学校のある土曜日の度に学校へ行っています。

なんだかんだとやることは一杯あって・・・。

学校の中を毎回行ったりきたり・・・。結構良い運動です
しかも、いつまでも残暑で暑いですよね!?ゲッソリしてしまいます。

前日、当日二日間と三日間ビッシリと拘束されますよ~。

何とか、体調を整え頑張らなければ・・・。

終わったら少し痩せているといいなぁ(笑)と思っております

無事に終わったら、また報告日記を書きます。

『僕たちは世界を変えることができない』

2011年09月15日 | 本の記録
先日、友達と映画を見に行った長男。

観た映画は「神様のカルテ」だったようですが、その前に流れた予告編で『僕たちは世界を変えることができない』を見たそうです。当時の大学生が主人公のノンフィクション。
現役大学生である長男も興味を持ったようです。

そこで、文庫本が出ていたので長男のために購入しました。

<『僕たちは世界を変えることができない』 葉田甲太著 小学館文庫 刊>


写真はAmazonよりお借りしました。

本をめったに読まないし、読んでもめったに完読しない長男。

しかし、この本は2日間で読み終わったと言っております。

何か思うこと、考えさせられることがあったようです。


長男が読んだ後に私も続いて1日で読み終りました。


何年か前に報道番組で、現役大学生グループがカンボジアに学校を建てました。という内容で特集していたものをチラッと見た気がするのですが、その実話を自叙伝として自費出版したものが、今回映画化されたようです。

現在は、自費出版でなく小学館文庫が文庫本として刊行しております。

現役医大生だった著者が、「果たして今のような学生生活を送っていて良いのだろうか?」と疑問を持ち始め、ふと立ち寄った郵便局で「150万円でカンボジアに小学校を建てることが出来ます」というパンフレットを見つけます。

自分自身の生活を変えていきたいという思いで、友達を集めて資金稼ぎ(資金稼ぎの内容はちょっと「え?」と言う感じでしたが・・・)をし、実際にカンボジアにも視察に行き、ビックリするような「現状」を目に焼き付けながら、何かしなければという思いに駆られる・・・という成長記のようなノンフィクションです。


カンボジアでは、地雷を踏んでしまうことの恐怖を歩きながら常に感じなければなりません。地雷で足を失くし、義足での生活を強いられたり、お金を稼ぐために売春をしてエイズに罹ったり・・・。罹るとまるでばい菌の巣のように扱われたり・・・。
学校に通いたくても、学校もなく、お金も無くどうしようもない子どもたち・・・。

同じ「人間」としてこの世に生まれたのに、同じ地球上で同じ時間に、住んでいる場所が違うだけで悲惨な状況になったり、一方は平和だったりするなんて信じられないです。

神様は不公平なのでは?と思ってしまう。

日本と言う国は本当に平和で、豊かで、そんな国に生まれ育ったことに感謝しなければいけないなと思いました。

そして、同じ人間でありながらこんなに差があってはいけないのではないか?何か出来ることはないのか?と考えさせられました。

23日より向井理さん主演の映画も上映されるそうですが、現役の大学生はモチロン幅広い年齢層の人にも本を読んで欲しいし、映画も観て何か感じ取って欲しいと思います。

重たい内容ですが、いまどきの若者タッチで書かれているために読みやすいです。
実際のカンボジアでの写真も多数収録されています。