『ズッコケ中年三人組age45』

4～5ヶ月前に図書館に予約していた本『ズッコケ中年三人組age45』がやっと借りられました。

＜『ズッコケ中年三人組age45』　那須正幹　著　ポプラ社　刊　＞

この本を見つけたのは、今年の春くらいでしょうか？
書店の一般書の新刊コーナーに置かれていたのを横目で見ながら「へぇ、ズッコケ三人組の本も中年になると児童書コーナーから一般書コーナーに置かれるようになるんだ！！」と面白い発見をしました

読んでみたいな～、と思い図書館に予約。大して予約数は入っていなかったものの市内の図書館に2冊ほどしか在庫が無いようでこんなに時間がかかってしまいました。



ズッコケ三人組は、もうかれこれ30年以上シリーズを続けているそうですが、実はリアルタイムに読んだことはありません。


初めて読んだのは10年ほど前、本をちっとも読まない長男のために何か面白い本を借りてあげよう！と図書館を歩き回って見つけたものです。
「これ、面白いんじゃない？」と。
結局、長男は大して読みませんでしたが、私がはまってしまって読んでいました。
ちょうどその頃、ＮＨＫでドラマも放送されていましたので、余計に親しみを持ってたくさんのシリーズを読みました。


この中年三人組age45の前にも中年シリーズが何冊か出ていたのですね。
全く知りませんでした。

今回は、以前三人組が土ぐも様一族という山賊に襲われて40日間を岩山の洞窟で過ごしたと言う33年前の事件が土台となり、人探しあり、友情あり、恋愛あり、夫婦のあり方あり・・・という確かに内容も「大人版」となっていて久しぶりに楽しめました。

でも、ハチベエもモーちゃんもハカセも当時のままで大人になったようなところが面白いですよ。

ハカセ君が45歳で当時のクラスメイトと、ようやく結婚したという記念すべき巻でもあったようです。
（他の二人はとうの昔に結婚していて、ハチベエは大学生と高校生の息子が、モーちゃんは高校生の娘がいる設定になっています）

中年三人組シリーズはまだまだ続くようです。
age46も出るのでしょうか？