ふとしたきっかけで、ドラマを見ることになった『陽はまた昇る』
(警察学校の生徒たちと教官の物語です。出演は教官に佐藤浩市さん、生徒役に三浦春馬さんなど)
テレビ朝日系で7月から9月までのワンクールでドラマが放送されていました。
先々週、最終回を迎えドラマは終了しています。
めったにテレビドラマを見ないのですが、見始めたら毎週見ていました
このドラマのノベライズ版として出版されたという、遠野教官の過去の物語。
興味があって購入しました。
<『陽はまた昇る エピソード0 遠野一行と七人の容疑者』 井上由美子著 相田冬二著 幻冬舎文庫 刊>
遠野教官の過去の話ということで期待していたのですが、ちょっと期待はずれでした。
ドラマの最後のほうで明かされた、遠野の妻、奈津美とどのように結婚したのか?ということや、安西という犯罪者とどのような出来事があったのか?が詳しく書かれているのかな?と思っていたのですが、物語の中ですでに遠野は奈津美と結婚していました。
開店したばかりのレストランが放火された事件で上がった7人の容疑者についての謎解きの話がメインでした。
他の方が書いている感想などの詳細を読みましたら、このレストラン放火事件の2時間ドラマが昔放送されたとか・・・。
「最後の晩餐」という題名だったようです。
元々は、そちらのノベライズだとか・・・。
でも、遠野教官の人となりが良く分りました。
ぶっきらぼうだけど、実は温かい人なのだなぁ・・・と。
物語はレストラン放火事件でしたが、最後に遠野が辞表を出すと、上司に警察学校の教官に異動になったという話をされる場面が出てきましたので、そこからドラマへと話がつながっていくようです。
そして、エピローグの後には、妻・奈津美に宛てた手紙と言う形で警察学校の教官をして起こった出来事が、かいつまんで書かれています。
安西が生徒たちを人質にして教室に立てこもったあのハラハラした出来事・・・などなど。
でも、ドラマを見ていないとわからない内容かもしれませんね。