まったり~

まったり~っとしながら、お気に入りのものたちの紹介や、日々の出来ごと、読んだ本の感想などなど・・・日常生活を綴ります

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なぞり絵とコミックエッセイ紹介

2017年09月26日 | おススメ
早いもので、9月も残りわずか。
朝晩は涼しくなり、ずいぶん秋らしくなりましたね。
先日、いい香りがするなと思って上を見上げたら、金木犀の花がたくさん咲いていました。
秋ですね。

さて
今年85歳の誕生日を迎えた母。

このところ急に物忘れがひどくなってきました。

どうしたものかなぁ・・・。と色々考え、脳に刺激を与えること。を進んでやることを薦めたのですが・・・。

中々、日課とまではいかないようでした。

計算をするとか、毎日日記をつけてみるとか、新聞を声を出して読んでみるとか、そのほかパズルなどなど・・・。


なるべく外に誘いだしたりもしてみましたが・・・。

「これ!」というものがなかったのです。

塗り絵などは脳に良いと聞くので薦めたのですが、「あまり好きじゃない」とのこと、絵手紙なども絵心がないからやってみたいと思わないというし・・・。

しかし、このままじゃ、どんどん物忘れがひどくなりそうで心配・・・と思い、本屋さんをぶらぶらして見つけたのがこれ。



「猫のにゃぞり描き帳」でした。

中には可愛いネコちゃんたちの姿が、薄い線で描かれていて、自分でその線をなぞって絵を完成させていく。というもの。

全く絵心がない人でも自分で絵を描いたような満足感も得られ、かつ、可愛いねこちゃんの絵も楽しめるというものです。

小動物が大好きな母は、見ているだけで大喜び。

実際になぞってもらうと、とても楽しいわ!!と久しぶりに笑顔!笑顔!!

「こんなに集中できるのって久しぶり!」と喜んでいました。

まだ、物忘れに効果があるかどうか??はわかりませんが、すべてのことにやる気を失いかけていた母が、好きなことを見つけたようで、楽しそうにしている姿が何よりでした。

このネコのなぞり書き。別の出版社からもシリーズで出されています。

癒しにもとてもよいと思います。


私も欲しくなって、同じようななぞり絵の犬バージョンを購入しちゃいました。



「犬なぞり絵」です。

柴犬まるちゃんがモデルとなった、柴犬のなぞり絵がたくさんあります。
(ほかの犬種もたくさんあります)
いくつかやってみました。



鉛筆でなぞるとこんな感じです。

中々楽しいです。

時間が中々取れなくてあまり進んでいないのですが・・・。(^^;

自分で、描いたような気分になれるところが楽しいので、おススメです!

芸術の秋がやってきます。
脳も鍛えられそうです。
秋の夜長に楽しみが増えそうです(笑)



そして、読書記録です。

今回はコミックエッセイです。



<「泣き虫チエ子さん 愛情編 / 旅情編」 益田ミリ 集英社文庫  >

益田ミリさんの作品は大好きで、エッセイもコミックもたくさん読みましたが、独身女性主人公のコミックエッセイが主流でした。
夫婦のコミックは初めてではないか?と思います。

主人公はチエ子さん夫婦。
結婚10年目、チエ子さんは会社で秘書を、旦那さんのサクちゃんは靴の修理屋さんを営んでいます。
子供はいない夫婦のごく日常のお話なのですが、

とてもほっこりと出来ます。

仲良し夫婦で、チエ子さんはサクちゃんのことが大好きなのがとてもよく伝わってくるのですが、のろけている様な面やベタベタした感じ、嫌みな感じは全くありません。

こんな風にいつも相手を思っている夫婦っていいなぁ・・と思わせてくれるもの。

これから老後、夫婦二人の生活になりますが(今もほぼそうですが)

少しでもこんな気持ちを持てたらなぁ・・・なんて思いながら読んでいました。


ほっこりしたいとき、そんな読み物を探しているとき。
コミックですが、おすすめします。

読書の記録

2017年09月17日 | 本の記録
台風が日本列島に上陸しましたね。
現在は九州・四国地方が風雨が強いようです。
明日の未明は関東地方も大荒れになるようです。
明日は祝日ですが私は仕事なので、出かけるころには雨も風もおさまってほしいなぁと願うばかりです。

ちなみに先日、宮古島はものすごかったようです。
風もすごい、車は横転する、停電にはなる、サッシの窓の隙間から雨水が吹き込んでくるようで部屋は水浸し・・・。
ということで、対応に終われていたようです。
夜、長男から「一応無事だよ~」と電話が来ましたが、ピューピュー、キンキンと高い音がずっと聞こえていたので「何の音?」と尋ねると「風の音だよ」とのこと。
やはり、こちらで経験したことのない台風のすごさが、感じ取れました。
サトウキビ畑などの作物が皆、なぎ倒されてしまったとか。

これからの進路も含めて、台風の被害が広がりませんように。


さて、久しぶりに読書記録と、紹介です。

紹介する本は

<『風味さんのカメラ日和』 柴田よしき 著 文藝春秋文庫  >




最近インスタグラムを始めたので、写真に興味が出てきたことで目に留まりました。

また、裏表紙に「レンズを通して受講生の心を癒していく。」という紹介文があったので、ほっこりと癒されるストーリーかな?と思い読んでみることにしました。


「あらすじ」をざっと、

東京から出戻ってきた主人公の風味という女性が、幼馴染に頼まれて、初心者向けのカメラ講座に通うことになります。

講座参加者は老若男女合わせて9名。

講師の男性はプロのカメラマン。

初歩的なデジタルカメラの使い方から講義は始まります。(バッテリーの大切さを延々と語る講師に「バッテリー男」とひそかに名づける主人公)最初は退屈していた主人公も、同じものを撮っても一人一人写真は皆違って撮れる。
そのストーリー性が面白いのだ。と、気付かされます。

更に絞りとか、F値、ISO感度などの専門用語についての説明や構図の置き方。
などの説明も文章の中に入ります。

図や画像など全くなしでこれらを文章のみで説明しているのはすごい!!と思いました。

(でも、私は全くカメラについて無知なので、文章で読んでもピンときませんでしたが。。。(;'∀'))

そして、受講生にもそれぞれ心に抱えるものや悩みなど一人一人にドラマがあります。

それをその受講生が撮った写真を見て、講師が写真についてのアドバイスを交えながら解決に導いていくようなストーリーです。
謎解きも入るので、ややミステリー調の展開です。

それらが合わさった短編連作のようになっています。


受講生の抱える「もの・こと」はほぼ解決しましたが、講師にも何か事情がありそうです。

最後に解決?と思いきや受講4回目というところで話が終わってしまいました。

おそらくシリーズものとして続きがあるのではないか?と期待しています。

ただ、裏表紙の言葉のように「受講生の心は癒された」のだと思いますが、それを読んでいる読者の心も癒されることを期待していました。
しかし、それはなかったので残念です。

読後にほっこりと癒される。という小説ではありません。
(あくまで、私個人の感想です)


でも、カメラや写真を題材にした小説は初めて読んだので、新鮮でした。


そして、私は自分の写真はただ単に「撮っている」だけの写真だなぁ。とこの本を読んで思い知らされました。

iphoneで撮っているので、限界があるかと思いますが、構図とか焦点合わせなどに気を使いながら、何を中心に撮りたいのか?
もう少し考えて撮影してみよう!と思わせてくれる作品でした。

こんな初歩的でフレンドリーな写真講座があれば、参加してみたいですね。





箱根散歩と帰省

2017年09月04日 | お出かけ
9月に入り、すっかりと秋めいてきた今日この頃。

急に涼しくなったので、体調を崩している人も多いようです。
健康管理に気を付けないといけませんね。

9月に入って急に日暮れも早くなった気がします。
秋の日はつるべ落とし・・・なんて言いますものね。
でも、暑かったけれど華やかで活気的だった夏が名残惜しいような気もして、この時期はもの寂しくあまり好きになれないのですよ(´・ω・`)



ところで、ずいぶんと間が空いてしまいましたが、お盆休み後半に出かけた箱根への日帰り旅行について・・・。

まずは、御殿場から箱根入り。



箱根湿生花園へ行きました。

自然に近い状態で、植物観察ができます。

突然雨がたくさん降ってきて、犬を抱っこしながら傘をさして回ったので大変でした。
(犬などのペットの入場可能ですが、ペット用バギーやクレーとなどに入れるか、抱っこをして回ってくださいとの規則があります)
夏の終わりだからか・・・花が少なかったことが残念でした。

夏の初めはもっとたくさんの花が咲いていたようです。

水芭蕉の群生地もあるそうなのです。



食虫植物展が開催されており、ウツボカズラなどの食虫植物をたくさん観ることが出来ました。

珍しいですよね。

スミレの花も食虫植物なのだそうです。


さて、湿生花園を後にして、久しぶりに大涌谷へ。



警戒規制の解除後には初めて行きましたが、昔は山を登りながら間近で火口を見られたのですが、そこは立ち入り禁止区域になっていました。

昔より、蒸気の出方が激しくなっているな。と感じました。

飛行機などのエンジン音か?と思うようなゴォーゴォーという音がしていましたが、この写真の左上の噴き出し。
白い噴煙を上げていました。

やはり火山活動がやや活発になっているのですね。

お盆明けの平日に出かけたのですが、まだお休みの人が多かったのか山の中が大渋滞。
結局この2箇所しか回れずに帰ってきてしまいました。

やはり夏休み中はどこも混雑しますね。



さて、8月の終わりに長男・次男が帰省しました。

次男は内定先の会社の工場見学と集まりのため。
泊りがけで出かけて行きました。
すでに同期となる人と仲良くなった様です。

そのほかに広島まで一人旅もしていました。
宮島、呉、尾の道、しまなみ海道、原爆ドームなどを見学してきたようです。

短い間にあちこち移動した帰省となりました。
(家にはあまりいなかったのです)

次男と合せて長男も3日間だけ帰省。
木更津アウトレットに一緒に出かけました。
その次の日は、次男と兄弟2人仲良く神宮球場に野球観戦。
兄弟仲が良いのですよ~。

長男は仕事の関係もあり平日にあっという間に帰ってしまったので、今回も見送りできませんでしたが、次男は休日に帰ったため、空港まで見送りに。




今回はエアドゥの飛行機で帰りました。

やはり帰ってしまうと寂しいですが、また来月内定式のために帰省(今回より短いはずです)しますので、また顔を見られます。

ひと時、人口密度が高くなり、にぎやかになった我が家でした(^.^)/




展望デッキで飛行機を見送った後、目に入ったものがこの青い牛のモニュメント。

千住博さんの作品だそうです。

知人に教えてもらったのですが、羽田空港には千住博さんの作品がほかにも5点あるそうで、流れる音楽を作曲したのが、弟の千住明さん、演奏しているのがバイオリニストの千住真理子さんだそうです。

芸術家三兄妹の方の関わりが深い空港なのですね。

今度訪れるときは、作品を探し、音楽もじっくり聞いて来ようと思っています。