鬼笑で行こう。

おいしいものの話や、まじめでいい加減な不定期評論など…

「靖国」を観て

2008年05月21日 | 鬼笑が語る
「靖国」を観てきました。

いつもはほとんど空席のミニシアター。長蛇の列で、整理券をもらい最後尾について、ぎりぎりなんとか入ることができました。
へんな国会議員なんかがドジなことをしたもので、余計に動員数が増えてしまいました。

「もうひとりの主役」の刀匠、特別に右翼的な人物でも何でもなく、朴訥な職人、むしろ無思想といっていいほどの印象。そうした人が靖国刀をつくり、日本軍の精神の象徴である刀が、戦場で日本軍の野蛮性、残虐性の象徴となっていく。

なんだかよく分からない場面もありましたが、ドキュメンタリー映画としてなかなかの出来だと思うし、楽しめもしました。