清水正廣のバードカービング・アート

バードカービング作品、野鳥写真、製作資料など紹介しています。
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大型のシギ

2017-02-22 20:01:30 | フォト

 オオキアシシギ Greater Yellowlegs 全長36cm 夏羽根は上面が黒褐色で白斑があり。頭や胸は白色で黒色の縦斑、脇には黒色の横班がある。冬羽は上面が灰色で白斑があり、下面は白色。飛翔時の腰の白色部は四角形。尾は白色で黒い横縞がある。嘴は黒く真っ直ぐで長い。足は鮮やかな黄色で長め。北アメリカ北部やアラスカで繁殖し、中央、南アメリカで越冬。日本ではまれな迷鳥として記録がある。干拓や湿地で見られ、昆虫やカニ、魚などを食べる。

綺麗な大きなシギです。アメリカでは5回程観察できました。ヒューヒューヒューとかなり大きな声で囀ってくれます。


ムナグロに似てる。

2017-02-21 20:41:03 | フォト

 ダイゼン Grey Plover 全長30cm 上面は黒と白の斑が顕著。下面は、夏羽では大部分が黒色であるが冬羽では白色に褐色縦斑がある。良く似ているムナグロとは、背に黄褐色斑がない。腋羽が黒い、腰が白いなどの点で識別できる。嘴と足は黒色。北アメリカの北極地方やシベリア北部で繁殖し、南アメリカ、ガラパゴス諸島、アフリカ、インド、オーストラリアなど越冬。

日本には旅鳥および冬鳥として渡来するが、越夏する固体も見られる。

 


この鳥には何度も驚かされる。

2017-02-20 20:44:01 | フォト

 ミソサザイ、 その中のシロハラミソサザイ Bewick's Wren 全長12=14cm 上面は褐色で不明瞭な暗褐色の横斑があり、眉斑は白色。尾は長く黒色の横斑があり、先端は白色。下面は淡灰褐色で喉は淡色。下尾筒には暗褐色の横班がある。カナダ南西部からメキシコに分布し、半砂漠地を好む。 日本のミソサザイは何時も孤独で単体で小さな神社の祠に入ってクモを餌にしています。がさごそ音を立てています。何度も驚かされました。

小さなこの鳥が狭い暗い所に入ってガサゴソ音を立てていて、綺麗なさえずりを聞かせてくれるのです。何度も驚きました。


名前は違いますが、スズメの仲間です。

2017-02-19 19:41:16 | フォト

 キガシラシトド Golden-crowned Sparrow 全長17cm ちゃんと、Sparrowの名前もあるのに日本名にスズメが付いていません。 頭頂は黄色で、額と頭側線は黒く、それ以下の顔、頸、胸、腹は灰色。上面は褐色で縦斑がある。尾は黒褐色。アラスカ、カナダ西部で繁殖し、冬はアメリカ西部やメキシコ北部に渡る。日本には迷鳥として記録。

スズメが続いていますが、かなりの種類がありますので、一度に紹介できませんが、其のつど、説明しますが、資料としてスズメのフォルダーにファイルで保存すれば良いと思います。


標準的なスズメです。

2017-02-18 21:16:53 | フォト

 イエスズメ House Sparrow 全長15~16.5cm 一般的なスズメですが、後頸は栗色。頬は白く、眼先、喉、上胸が黒い。下面は白い。背は褐色に黒色縦斑があり腰は灰色。翼、尾は暗褐色。雌、幼鳥は上面が褐色に暗褐色縦斑、下面は灰褐色で、眉に淡色斑がある。南イタリア、シチリア島では亜種とスペインスズメが交雑する。ユーラシア大陸とオーストラリア東部、南北アメリカなど世界的に分布するが、ユーラシア大陸のほかは人為的に移入されたものが定着、繁殖、分布拡大した。

相当種類も多いですが、身近な鳥だけに愛着が有ります。それでも個々の違いを知らないことが多いです。カーバーの皆さんには是非とも個々の違いを知っておくことが大切です。国際的なコンテストでは、その、個々の特徴が審査の対象になるのです。見てくれ制作では入賞は無理です。