虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

南アにある科学館-ダーバン編-

2010-06-20 23:21:35 | 南ア-旅行記-
今回は、ダーバンにある科学館についてかきます。

はじめに、協力隊員と科学館について。

南アに派遣されている協力隊員のなかには、
『科学』という職種があります。

彼らに対する現地からの要請のなかに、
科学館に展示する実験器具を作成することがあります。

われわれ協力隊員が派遣されるのは、
ここダーバンのような都市のはずもなく、当然田舎。

科学館のようなものもありません。

それは、他のアフリカ諸国と一緒。

しかし、ダーバンには、
というより南アの大都市には、立派な科学館があります。

この格差といいますか、何なのでしょうか?

と、前置きはこれまでにして、
ここダーバンの科学館は、大きなショッピングモールの一角にあります。
Gatewayという名のショッピングモールです。

まず、入り口。
入場料は、大人60ランド(約70円)、子ども40ランド(約50円)です。
高くなく安くなく。



なかは、日本で言う科学館と似ていますが、
子どもたちの遊ぶ遊具がありました。



展示物は、少なくないが、説明書きがしっかりついています。
写真は、『ニュートンのゆりかご』。
昔、「MOTHER、Mをとったら、OTHER、他人です」というCMがあったと思いますが、それです。説明もしっかりついていますね。



次に、『バランスボール』。
白人の女の子が楽しんで遊んでいます。



パソコン画面には、日本語の選択モードが。

南アで日本語の画面が現れるとは、びっくりです、南ア。

あと、サイエンスショーもしているようですが、
この日は、時間帯があわず、見られず。

これが、南アの科学館ですね。

ちなみにこの科学館の壁は、黄色ですが、
おそらくこれはスポンサーをしているMTNという
携帯電話会社のイメージカラーです。

カムシュシュワ-水事情-

2010-06-20 20:08:43 | 南ア-生活-
私の知る限り、
カムシュシュワの水事情は、
場所によってまったく違います。

まず他の隊員の住む、FETコレッジ。
ここには、JOJO(ジョジョ)と呼ばれる水タンクがあり、
カムシュシュワFET隊員は、
よほどの水不足に陥らない限り、水は使い放題です。

次に恵まれているのは、
カムシュシュワの中心に住む富裕層。
私のホストファミリーは、一応ここに入ります。
一日の約半分の時間帯は、水がでませんが、
一応、家の蛇口からそれなりに水が出ます。

これでも、他のアフリカ諸国の隊員に比べると、
とても恵まれていると言われます。

その次は、カムシュシュワの中心部から
徒歩20分くらいの場所にある、集落。
彼らは、共同の水道(蛇口)まで水をもらいに来て、
それを運ぶことで、水が使えます。
(写真は、子供たちが水を運んでいるところ。)


最後に、次の写真の子どもたち。
水を汲みにいく場所まであまりに遠い場合、
近くの水たまりから水をゲットしています。
(ただ、これはほとんどいませんが‥)


というように、
同じカムシュシュワでも、水事情が大きく異なります。

30分離れた、元白人の街では、
水道は充分に整備されています。