虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

我が家のW杯開幕戦

2010-06-12 23:13:36 | 南ア-W杯-
昨日、速報で報告した、
サッカーW杯南アフリカ大会の開幕戦、
『南ア対メキシコ』の試合。

私の任地カムシュシュワでも、
首都に負けず劣らず、盛り上がっています。

私は、開幕戦の結果予想がメキシコの勝ちだったため、
カムシュシュワのスタジアムには行かず、
万が一に備えて、家でホームステイ先の家族と観戦しました。

家族は、サッカーを詳しく知らない人が多く、
ホストマザーは、今回初めてサッカーの試合を見たそうです。

試合開始は、午後4時からだったのですが、
テレビは、朝一番からずっとW杯特番があったため、
家族は、朝から中継をずっと観ていました。

そのため、試合開始時間には、
もうすでにテレビ疲れになっていました。

そして、試合開始。

BafanaBafana(バファナバファナ)の選手は、
緊張からか序盤から動きが固く、
素人の私が見てもメキシコにかなり押されていました。

実力的には、明らかにメキシコが格上だったので、
BafanaBafanaは、その名の通り、やんちゃ小僧でした。
まるで、大人と子ども。

ただ、後半のはじめに、
開幕戦のスタジアム、サッカーシティのあるSoweto(ソウェト)地区出身の 
Tshabalala(チャバララ)のゴールで先制すると、
我が家の居間の机は、興奮でひっくりかえりました。

当然、我が家を含むすべての家から
ゴールの際、「ゴーーーーール」と大きな声が聞こえてきました。

これは、日韓W杯のときと同じ感じがしました。

ただ、結局は、地力に勝るメキシコに
終盤に同点ゴールを許して、気落ちしたかなと思ったのですが、
そこは、バファナバファナ。

試合終了後に、多くの選手が
「強豪相手に互角に戦えることが分かった」と感想を述べたのが印象的でした。

ちなみに家族はというと、
後半の終わりごろは、さすがに疲れたらしく、寝ていました。