強い血管をつくるには食事習慣を皆をそう!
脳卒中・脳梗塞・心筋梗塞・動脈硬化・・・。もともと高齢者に多かった血管のびょうきですが、現在は幅広い年代に広がりつつあります。長寿に欠かせない「血管の健康」をつくるために食生活を見直すことが大切です。
血管にやさしい食事3原測
塩分摂取量を減らす
塩分過多で高まった血中のナトリウム濃度を下げるために、血管の中に水分が流入。血液量が増えることで血管に圧力がかかり、高血圧を引き起こす。さらに高血圧は、血管壁を傷つける原因にもなります。男性は1日8g未満、女性は7g未満、高血圧の人は6gの塩分摂取量を目指しましょう。
カロリーを抑える
油の多い食材や炭水化物を食べすぎると、血管を傷つけるだけでなく、肥満や糖尿病につながる危険性があります。1日を通して、摂取カロリー量を意識しましょう。また、食べる量を腹八分目にする、偏食や間食に注意する、ゆっくりよく噛んで食べるなど、日々の食生活にも工夫が必要です。
抗酸化作用が高い食材を食べる
血管の老化以外にも、誤った食生活や運動不足によって血管が酸化し、動脈硬化やガンを引き起こす可能性があります。若々しい血管を取り戻すために効果的なのが、野菜や果物といった抗酸化作用を発揮する食材です。特に野菜は、1日350gを摂取することを目標に、さまざまな種類を満遍なく食べることが大切です。
次回は、食生活の見直しと改善をお送りします。