２１世紀の森・中鶴根山登山

毎日仕事に追われて、心が閉塞状況に陥って来た。
秋の色づいた風景を横目で見ながら、写真を撮れずにイライラモード。
最近はお天気の変化が激しくて、休日も雨模様が多かった。

昨日、薄い雲がかかりながらも、久しぶりの良いお天気。
山も綺麗に見えていた。

そんな中・・・やっと休日と晴れ間が重なった！

「よし！久しぶりに大雪山メインの撮影に出かけよう！」
ということで、『旭川２１世紀の森』という自然公園へ向かいました。


途中、農道からチラッと見える山・・・


ずいぶん前の記事にも載せたことがあったと思うのですが、２１世紀の森の中鶴根山には展望台があり、
そこから大雪山が綺麗に見えるのです。
前回は、雲に隠れて全体が見えなかったけど、今回は素晴らしい景色が期待できる！

登山口の管理棟へと登って行けば、車窓の景色も気になります。


赤がないねぇ・・・


ちょっとだけ、あった！


お！山が待ってる！


駐車場に着き、管理棟で入山手続き（名前を書くだけ）をして、登山靴をしっかり結び、さあ出発！
時間は14：30、管理のおじさんに「４時半までだよ」と言われて少し焦った！

登山は４０分ほどの行程だけれど、足に自信が無いからもっとかかるかもしれない。
写真を撮る時間あるかな？とちょっと心配に・・・


初めはこんな感じの緩やかな坂。


紅葉も楽しみつつ・・・


整備された坂だけれど、老体にはきつい・・・
以前、写真投稿サイトで、旭川在住の若い女性カメラマンが、
「その山なら、私は駆け上がる！」と言っていた・・・うそでしょう？・・・

シマリスが一匹横切ったけれど、カメラを構える間もなく林の中に消えてしまった。

汗だくになって、ひ～ひ～言いながら、やっと見えた展望台！



頂上に着いても、木がうっそうと茂っているので、周りの景色は見えないのです。
でも、あそこに登れば、３６０度見渡せる！

エッサエッサと登って・・・


ほ～！やっぱ近い！





下を見てもいいねぇ！






キャンプ場のロッジが見える。本当に、森に囲まれてるわ。


あ～、日没が近いけど、下りなくちゃ！管理のおじさんが待ってるし・・・



名残り惜しいけれど、汗をかいた体も冷え始めている。
もう、空気は冬の気配を含んでいる。
そりゃあね、雪に覆われた山が、こんなに近くなんだから、風に雪の匂いも乗って来る。

下山は新しい靴のお蔭で楽ちんよ！
西日が差す風景を楽しみながら、それでも時間を気にして下りて行きます。

　

麓につけば、もう日が沈みそうな様子。



枯れ葉の風景も綺麗です。




お月様も見ていました。


やはり、午後の出発は時間に追われてダメだな・・・
一日のんびり、気ままに歩きたいな・・・

帰宅を急ぎ、日没の太陽はレンズを覗かず目だけで見ていた。

帰り道、農道に入り込んで、もう一度山に挨拶・・・

日没直後、山の雪が紅をさしている。



あの赤い山を展望台から見ることは、時間的に許されないのかな？
特別な許可が必要なのかな？

ああ・・・あの展望台から、星空を撮りたい・・・


無理だな・・・とほほ・・・