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★進化を続けた日本のスポーツカー「RX-7」 その技術は今後に繋がるか?

2021-03-09 09:40:26 | 「車」


お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?

今日は街で見かけた1台
こちら3代目の「RX-7」です。

こちらは1991年から2003年まで生産
18年も経過しているので
見かけることも少なくなってきました。

最近ではスポーツカーの種類も少なくなり
低いノーズにリトラクタブルヘッドライト
そんなデザインの車は無くなりましたね

検索してみると
日本ではこのRX-7の製造終了が最後となり

 
世界的はに2005年のシボレーコルベット
のフルモデルチェンジが最後だったようです。

 
対人事故の際、突出したライトが危険となる。
などなど、いろいろと問題があり
当時のモデルとしては、
その時の安全基準を満たしているので
公道走行は問題ありませんが
平成14年以降は安全基準適用外
なってしまったそうです。

そんな貴重な1台ですが
すごく綺麗な状態で生き残って
さらに現役で活躍しているようです。
私的にはなんとも
うれしいかぎりです。



そして、この「RX-7」私的には
思い出深い1台
20代で車にかなりハマっていたのですが
そのキッカケとなった車です。

当時の愛車は型式がKP61のFRのスターレット
という車でした。

ちなみにこの動画の車です。
《ENG-Sub》土屋圭市 × KP61スターレット【Best MOTORing】2000

とあるガソリンスタンドで給油していた時に
店員さんから車について
いろいろとアドバイスがあり
チューンナップすると楽しいという
話になりました。

試しに、この「サバンナに乗ってみる?」
とのことで試乗させてもらったのが
この「RX-7」の初代のモデルです。

初代モデルはターボ化も
されていませんでしたが
試乗させてもらった車は
心臓部の「ロータリーエンジン」の
サイドポートチューン

ほどこされています。

キーをヒネると
いきなり「爆音」
乗ってみると言った手前
やっぱり試乗やめます。
とも言えず、とりあえず乗ってみました。

クラッチの遊びもなく
繋がったと思いきや、
すごいレスポンスで車が動き出します。
また、アクセルを緩めると
その反動で車がギクシャクとしてしまいます。
当時、免許を取ったばかりの私には
運転はかなり手ごわく
まっすぐ走ることも難しかった
ことが思い出されます。

お金かけて
車を乗りにくくするなんて
冷静に考えると
ちょっと馬鹿げているような気もしますが
その時の刺激が忘れられず
バイトを繰り返し、愛車のチューンナップ
という泥沼にハマった・・・
「RX-7」を見るとと
いつもそのことを思い出してしまいます。



ちなみにこちらは
ブリッジポートのチューンですが
イメージ的にはこんな感じでした。

めちゃくちゃカッコいいRX-7 SA22C(13B型 ブリッジポート)


思い出話が長くなってすいません
話を3代目の「RX-7」に戻します。

まずは心臓部
シーケンシャルツインターボ付きの
13B型ロータリーエンジン

当初は255psでしたが
マイナーチェンジを繰り返し
265ps ⇒ 280ps
と進化を繰り返します。

ちょっと懐かしいこちらの動画では
さらに詳細に進化を紹介しています。

土屋圭市 vs. FD3S 【Hot-Version】1996
  

<エンジン関連変更点>
・コンピュータ8bit⇒16bit
・吸気バルブ径の大径化
・ポース抜け防止対策
・パイプの曲がり角をゆるやかに変更 


<ブレーキーの変更点>
・ブレーキロータ径 294ミリ⇒314ミリ
・ブレーキロータ厚 22ミリ⇒32ミリ

ブレーキキャリパーも変更され
異径ピストンタイプの採用により
パットの減りを均一化させている


<デブの変更点>
ファイナル4.1⇒4.3
ファイナルが大きいほどエンジンが
軽々とタイヤを回せるようになる
なので、コーナの立ち上がりのトルクの発生が早くなります。


常に進化を続ける
そんなマツダの姿勢は個人的には大評価です。
ですが、
・スポーツカー市場の縮小に伴う
 販売の低迷
・心臓部のターボ付きの
 型式13Bのロータリーエンジン
 が平成12年の排出ガス規制に適合しなかったこと


などなどがあり現時点では生産終了、
後継の「RX-8」もありましたが
2012年にはこちらの生産も終了
してしまっている状態です。

その後、2015年にはこの動画にある
メッチャカッコイイ
ロータリーエンジン搭載の
「RX-VISION」
も発表され
ロータリーエンジンの開発は継続されているとのことでした。
ですが、現実には後継のスポーツカーは登場していません。

20151028 マツダ ロータリーエンジン搭載 新しいスポーツカー発表
  

そして、最近の話題では
電気自動車の走行距離を伸ばすための技術で
ガソリンで発電を行い、電気自動車のバッテリーを
補助する機能

レンジエクステンダーとして
このロータリーエンジンを使用する
ことが発表されています。

マツダの魂このままで終われない!ロータリーエンジン(日本語字幕あり) [RX-7 RX-8 RX-3 ルマン レンジエクステンダー MX-30]
  

ロータリーエンジンは
小型で振動も少ない
また、ガソリンや軽油以外の燃料も使用できる
そうなので、CO2削減に貢献できそうですね

ですが
いままでのように
その技術を活かして
未来のスポーツカーを創りだす
私的には期待大です。

車文化も大きく変わる節目に来ている
今日このごろ
次世代はどうなるでしょうか?

ということで
今日は
進化を続けた日本のスポーツカー「RX-7」
その技術は今後に繋がるのか?
でした。


 
 
 
 
 


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