さくら日記でございます。

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★脳の老化対策のキモ!それは「ぼんやり」すること

2019-01-08 23:55:40 | 「健康」


お疲れ様です。
今日は、先日の
★最近気になる物忘れ、脳の老化。対策は如何に?
の続きです。

前回は、脳の老化現象で大切なことは「脳の繋がり」
というところまで行きました。

では、その繋がりについてもう少しみてみましょう


◆脳の繋がりのカギ、「デフォルト・モード・ネットワーク」

いきなり重要なカギですが、
「デフォルト・モード・ネットワーク」です。

脳の繋がりを道路のネットワークに例えると
メインストリートでしょうか?
複数の脳の領域で構成された大ネットワークです。

では、どんな処理を行っているのでしょうか?
私たちはいろんな行動をとります。
話をする。字を書く。・・・
こんな意識的な行動を行っても
大ネットワークは動きません。

では、どんなときにというと
なんと「ぼんやり」している時に使われるネットワーク
なのです。

そして、驚くことに
「ぼんやり」している時は、
話をするなどの意識的に行動してる時と比較して
20倍のエネルギーを使用している
そうです。

70キロの人が一日に使うエネルギーは
約2000キロカロリー

骨格に368キロカロリー
肝臓が361キロカロリー
脳が337キロカロリー

脳の337キロカロリーの内訳は
意識的活動に5%
脳細胞の維持、修復に20%
なんと残りの75%が「ぼんやり」している時に
使われている
そんな研究があります。

ということは、「ぼんやり」
している時に大変重要なことが行われえいる
のではないかと考えられてます。

その大変重要なこと
簡単な言葉で言うべきではないかもしれませんが
ここでは、「脳の繋がりを良くしている」
とい表現したいと思います。

◆脳の状態を最適に保つ処方箋

では、実際にどうするか
というところです。

①日常生活で「ぼんやり」する時間を作る

テレビ、パソコン、スマホ
考えてみると、「ぼんやり」している時間
ほどんど思いつかないような気がします。
これでは、大切な
「デフォルト・モード・ネットワーク」の仕事が
できないということになってしまいます。

意識的に「ぼんやり」する時間を作る
これは大切なテーマかもしれません。

②いつもと違う状況に気づく

「外に出なくなった」
「かつて夢中だった趣味に興味がなくなった」
などなど、いままで違う行動をとるように
なったら、ちょっとチェックです。

それが良いこと、悪いこと
どちらかはわかりませんが、
もし、迷路に迷い込んで
脳が悪い方向へ行っているようなら
早期に立て直すことで
大きな痛手を回避できるかもしれません。

気づいたら、放置せず、
最善の判断をできるように心がけること

これも、ポイントになります。

③あきらめずに、やりたいことを追いかける

なかなか、そんな状況じゃないよ
なんて声も聞こえてきそうですが

自己実現、目標達成、このような姿勢が
「デフォルト・モード・ネットワーク」
を太くして、脳回路を成長させる
そうです。

④ITに頼らない

便利な世の中、さまざまなツールが
私たちをサポートしてくれます。

とっても便利になる反面
脳は同じ回路ばかり使い、使わない部分が衰える
そんな現象が発生してします。

なので、ITは当然利用しますが
いつもと違う時間、考える時間
などなど、こちらも意識的に行動してみることが
脳回路への新しい刺激になり
衰えを防ぐことになります。

⑤生活習慣を整える

わかっちゃいるけど・・・
というテーマですが、
生活習慣病という病になるくらい
生活そのものが大切になります。
食事、運動、睡眠などの生活習慣を整える
これも、脳の老化に大きく影響します。


ということで、
いろいろとポイントを書いてみました。
あたりまえな事も多いですが
「ぼんやり」する時間
これは、以外と盲点だったように感じます。
わたし的に気になるこのテーマ
いろいろと意識していきたい思います。


脳を鍛える茂木式マインドフルネス
 
世界文化社


意識と無意識のあいだ 「ぼんやり」したとき脳で起きていること (ブルーバックス)
 
講談社


10万人の脳を診断した脳神経外科医が教える その「もの忘れ」はスマホ認知症だった (青春新書インテリジェンス)
 
青春出版社