さくら日記でございます。

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★死とむきあう。南直哉さんが語る「恐山」

2017-02-15 09:53:05 | 「本」


お疲れ様です。
今日は最近図書館で借りてきた本です。
「南直哉」さんの「恐山」です。
南さんは福井県の永平寺で修行されて
今は恐山の住職をされているそです。

恐山というと、行ったことは
ありませんが、イメージありますよね
日常とは全然ちがう場所で
死者と出会える場所って感じでしょうか?
ちょっと怖い感じです。

その、ちょっと怖い感じの場所に
ちょっと興味が沸いて読んでみましたが
内容がメッチャ深い感じです。
目をそむけたくなる「死」について
向き合って書かれたものでした。

まだ、途中なのですが、
気になったところを書き留めて
おこうと思います。

まずは、仏教の教えです。
家は浄土真宗なので仏教です。
ですが、どんな教えかは全然理解してません。
お葬式でお経を読んで・・・
ってことくらいです。
あらためで考えてみると
ちょっとまずい感じもしきました。

で、この本によれば仏教は
死んだ後の天国とか地獄の話ではなく
「必ずしも簡単とは言えない人生を
最後まで勇気を持って生きるには
どうするか」についての教え
なんだそうです。

このご時世、経済問題やらうつ病の話やら
いろいろと厳しい時代です。
この教えを学ぶことで、
もしかしたら、幸せな生活を送る
ヒントがあるのかなって感じました。
ですが、この本は仏教の解説書では
ありません、テーマは死、死者のようです。

続けて、読み進めると
恐山にはいろいろな悩み苦しみを
抱えた人々がいらっしゃるそうですが
そこのトラブルの根本にあること
と考えられるのが

「あなたが何もできなくても
何の価値がなくても
そこにあたなが
今いてくれるだけで
うれしい」
です。

私も経験あります。
母親ですね。
言葉で聞いたわけではありませんが
たぶん、そうなんだろうと確信してます。

問題をかかえる根本として
こんな愛情と接した経験が無い
ことがあるようです。

自分的には経験としては
わからないですが、
大切な感情であり、大切な繋がり
だと感じます。

まだまだ、続いてますが
今日は書きすぎなので
続きは、次回にしたいと思います。


恐山: 死者のいる場所 (新潮新書)
 
新潮社


禅僧が教える 心がラクになる生き方
 
アスコム


恐怖箱 怪談恐山 (竹書房文庫)
 
竹書房