視覚障害者きうっちの自立への道

視覚障害者きうっち(S52年生)が気の向くままに日々の生活をツラツラとつづるブログ

あけましておめでとうございます!

2011-01-01 21:20:37 | その他
 このブログを読んでくださっている、絶滅危惧種の動物たちよりも数少ない読者のみなさま、新年あけましておめでとうございます!
昨年は当ブログをご愛顧頂き、本当にありがとうございました。そしてできれば、本年も当ブログを、稚拙な文章のこのブログを読んでいただければ大変嬉しく思います。

さて、みなさまは昨年はどのような年だったでしょうか?
自分は正直、目に見える形での成果をあまり挙げられた一年では
ありませんでした。ですが、病気になってから家に
引きこもりがちだった自分が新幹線に乗って県外まで遊びに行く等、
就職活動以外の面では大変充実した一年だったと思っています。

 そして今年は就職に向けていよいよ勝負の年。今年一年は人生の分岐点になりそうな年だと感じています。
そんな一年だからこそ、来年の今頃にはどこかの企業に就職を決めて、晴れやかな気持ちで新年のあいさつをできたらいいなと思っています。


視覚障害者のことについて改めて調べてみました

 というわけで気持ちも新たに、原点に立ち返るという意味で改めて
視覚障害者のことについてwikipediaでお勉強してみました。で、今回改めてお勉強してみて実際に視覚障害者をやっている自分でも結構知らないことが色々ありましたね。
例えば視覚障害者と呼ばれている人たちの7割は少しは見えている弱視、ロービジョンと呼ばれている人たちで、自分のように全盲の人は実は視覚障害者の中での割合は3割程度しかいないということとか。
他にも上に貼ってあるwikipediaへのリンク先には、視覚障害者のことについて
結構色々記してあるので、目の見えている人たちにも自分ら視覚障害者のことを少しでも理解してもらうという意味で
一度通して読んでいただければなと思っています。

 ま、といってもリンク先にあるwikipediaの解説文は結構な文量なので全部読むことはさすがに面倒かもしれないですね。
というわけで個人的に『ここはぜひ一読しておいて!』という箇所が一つだけあるのでご紹介。それは5.2.4節・PCの項の解説文です。
恐らく、目の見えているみなさんは視覚障害者がどのような形でPCを操作しているのかということはちょっと想像できないのかなと思っています。
また、実際に視覚障害者の人たちから『自分らは音声の案内でPCの画面情報を取得し操作している』みたいなことを言われても
じゃあ実際に操作するうえでどういう部分はストレスなく使えるけど、こういう場合は音声で操作しようとする場合は困っている、または使うことができない、というようなことは中々分かってもらえてないなと個人的には感じています。

 でもこのwikipediaの解説文、PCの項の説明はそのあたりのことを結構キチンと表現してくれているなと感じました。
実際に自分が読んでいて『そうそう!そうなんだよ』と思わず膝を打ってしまいそうな箇所が何箇所もありましたしね。
特に企業のwebページのデザインを手がけているような方々、プライベートでホームページを作成しているような方々にはぜひ一読しておいていただきたいですね。
この世の中に溢れているwebページは正直、視覚障害者には読みにくいページがあまりにも多いですから。

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