私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

伝わらない

2006-03-04 01:02:19 | 旦那への気持ち
先日、面会の記事に書いたが、旦那にカウンセリングを受ける様に勧めた。
回りくどい言い回しだったかもしれない。
でも、以前にもメールを送っていて、今回で2度目のことだった。

その後来たメールは、
「長女に誕生日おめでとうと伝えといて下さい。よろしくお願いします。」
「誕生日おめでとう!いま大阪にいます。」

そして今日、
「三月十六日に異動の内示があります。もしかしたら○○に変わるかもしれません。そうしたら。休みが増えるかもしれません。もう一度私とやり直してもらえませんか?昔とは変わったと思うんですが。半年間いろいろ考えました。ねこじゃないと私はダメなんです。考えてみて下さい。」

なんだかなぁ・・・・・
もう期待をしていないから、やっぱり伝わらないかぁ・・・・って気持ちにしかならないけれど、あの頃苛立っていた気持ちが良く分かる。
「考えてみて下さい」って、もう笑うしかないよね~

半年前なら、どうしてわかってくれないの!!って怒りが込み上げてきてどうしようもなかったんだけれど、今は今までのコミュニケーションがどうであったかが客観的に見えてくる。
自分のことなのに、人事みたいに。



結局、子どもに対しては、分かってくれるって期待を持つから駄目なんだろうなぁ。
分からなくて当然と思って、気持ちを丁寧に伝えることが大切なんだなぁと思った。

毎日、毎日同じことを子どもに言うのが嫌で、自分で気が付いて欲しくて、どのように伝えればいいのか模索していた。

外から帰って、ご飯までの間に、お手伝いと宿題をする。
ご飯は7時から。
寝る前に洗濯をしたいので、8時までには風呂に入る準備をして欲しい。
9時半には寝室に行く。
紙に書いて渡していた。

それでも、毎日
「宿題は?」
「ご飯よ!!」「待って」
そして、何度も「風呂に入って!」
「寝る時間よ!!!!!」
何回も、何回も言わなくては動かない、長女と次女。

昨日、もう言うのは辞めると宣言した。
手伝いをするから小遣いを渡すということにしているのだけど、
「仕事は言われてするものではないし、何度も言うよりも自分でやったほうが楽だから、もししていなかったら黙ってお母さんがするね。
その代わり、小遣いは渡せないよ。」そう伝えておいた。

次女は、手伝いを自分からしていた。
長女はしていなかった。
黙って私がした。
長女は気付いているのか、いないのか何も言わなかった。
8時半を過ぎても誰も風呂に入ろうとしなかった。
何も言わずに私が入った。
そして上がって洗濯をした。
子ども達の見ているテレビのスイッチを切った。

子ども達はしぶしぶ風呂に向かった。
「洗濯、間に合わなかったから自分達で洗うなり、もう一日着るなりしてね。」
そう言った。
洗濯が終わっても、風呂から上がってこなかった。
「洗濯物干したいから(浴室乾燥)早く上がってくれる?」

そして、子ども達に話した。
「学校でも、何時から学校が始まるとか決まっているでしょう。
チャイムが鳴っているのに『待って、トイレ行ってくる』なんて言わないでしょう。
『今、マンガ読んでるから、後で』なんて言わないでしょう。
一人で生活しているのなら、自分が好きなようにしてもいいと思う。
でも、みんなで生活しているのなら、ある程度のルールは必要だと思う。
お母さんは、そんなにめちゃくちゃなルールを押し付けていないと思う。
もし無理だと思うのだったら言ってみて。」

どうしても宿題が寝る時間までに終わらない長女に、今週は遊びに行かずに、帰ったら宿題をすることを約束していた。
でも、昨日も、今日も約束を破って遊びに行った。
意地悪で言っているのではないこと、きちんとしたリズムを身につけて欲しいことを伝えた。

もしお母さんの言うことを聞くのが嫌で、自分勝手にしたいのなら、お母さんも子ども達に対して無理をしたり努力をするのを辞めると伝えた。
長女は、ダンスに通っている。
数ヶ月に一度当番が回ってきたり、年に何度もステージがあるので結構負担になっている。
次女と長男を連れあちこちするからくたびれるし、長男も落ち着かない。

明日は、そのステージの世話をする当番を決める話し合いもあるし、来週は練習の当番に当たっている。
「お母さんは、自分のことしか考えていない長女の為に、そんなことはしたくないと思う。
夕方は忙しいし、長男はじっとしていないし、ステージにあちこち行くのも疲れるし。
ダンスは辞めてもらうね。」そう伝えた。

長女は、嫌だと泣き始めた。
そして、小遣いをもらえないとようやく気がつき
「友達とお揃いのキーホルダーを買う約束をしているのに・・・・」と泣き叫び始めた。

「でも、ダンスのことも前に約束したよね。
ダンスの前にちゃんと宿題や手伝いを終わらせてから行くことと練習すること。
そして、小遣いのことも何度も話してあるよね。
昨日も、きちんと伝えたよね。」

ようやく自分の置かれている立場に気が付いたみたいだった。
それまでは私に対して攻撃的だったのに、様子が変わった。
ベットに言っても泣き続けていた。
可哀相になってきた。
でも、ここで、いいよと私が許したら、同じことを繰り返すのは何度も体験してきた。

泣きじゃくる長女に、長男は眠れない。
「『何時に寝ようと勝手だ』って昨日言っていたけれど、長男は眠れないでしょ。
今日、お母さん夜仕事したかったの。
プリンター壊れて、少しずつしか印刷できなかったから。
でも、もう11時だね。」
そう言った。

「ごめんなさい」長女は言った。
怒っても、怒鳴りつけても、突き飛ばしても自分が悪いと思わないと絶対にごめんなさいなんて言わない子。
ごめんなさいを言わせたくて、怒りが溢れてしまったこともある。
でも、口から出たのは、とても素直な綺麗な言葉。

「『ごめんなさい』って言ってくれて嬉しかったよ。」
私も長女に伝えた。
私の気持ち少しは、伝わったかな。
でも、期待するのはやめておこう。
明日の朝、また怒りが溢れたらいけないから。
その代わり、少しでも態度が変わっていたら、褒めてやろう、認めてやろう。