私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

お風呂の中で

2006-03-01 09:33:42 | 日々つれづれ
最近、一人で風呂に入ることが多くなった私。

長女と長男が上がったあと、続いて入ると次女が
「お母さんが入ってくるの待ってたよ。」と言いました。


次女「お母さんは、私のことが好きですか?」

私「好きじゃないって思う?」

次女「違うよ。前話した本の話。」

私「次女ちゃんは、そんな風に思ってしまうことがあるの?」
「お母さんね。次女ちゃんに、弟が生まれたのと同じくらいの年の時に、妹が生まれたの。
どうしても妹が欲しかったからお願いしてたの。
だからね、妹が生まれた後は、抱っこしてとか言えなくなってしまったの。
言ったかもしれないけど、『妹が欲しいって言ったんでしょ、お姉ちゃんでしょ。』って言われてね、言えなくなってしまったの。
だからね、そんなことでも何でも、ちゃんと話してくれたら嬉しいな。」
話しながら、涙が出てしまいました。

次女「なんで泣くの?」

私「思い出してしまったから。でもね、次女ちゃんにはね、そんな思いはさせたくないから、ちゃんと自分の気持ち言ってね。」

次女「うん。」

そして、色んな話をして、次女は風呂を上がりました。
しばらくすると、また次女がやってきました。
風呂の外から、話し始めました。

次女「話してもいい?」
「あのね、時々ね、夜寝る時不安になるの。
お母さんがいなくなったらどうしよう。
朝起きたらお母さんがいなかったらどうしようって・・・・・・
そしたら、寝られなくなって泣いているの。」

私「ごめんね。そんな思いをさせたのはお母さんが悪いね。
でもね、次女ちゃんが、お母さんのこと『大嫌い』って言っても、何を言っても、そしてお母さんが怒ってしまっても、絶対に次女ちゃんやみんなのこと大好きだし、絶対に出て行ったりしないから、安心してもいいよ。
心配しなくても大丈夫よ。
心配させてごめんね。」

次女「そんな時、お母さんがギュってしてくれたら(抱きしめてくれたら)安心できるのに、お母さん一緒に寝てくれないし・・・・・」

私「ごめんね。気が付かなくて。
でもね、そんな時は、次女ちゃんから『抱っこして』って言ってもいいのよ。
自分からギュってしにきてくれてもいいのよ。
言わないと分からない事だっていっぱいあるし、気が付かない事だってあるよ。
お母さんは、次女ちゃんじゃないから、全部分からないよ。
でも、ちゃんと言ってくれたら嬉しいから・・・・」

次女「だって自分から言うの恥ずかしいじゃない」

私「恥ずかしくないよ、言ったほうが良いよ。
お母さんだって、抱っこして欲しかったのに、ずっと言えなかったから大人になってもまだ抱っこして欲しいって思ってしまうよ。
だから、次女ちゃんには、ちゃんと言って欲しいの。」

次女「わかった。おやすみ。
お母さん寝る部屋に来た時、寝ていても『好き』ってしてね。」

私「うん。」


次女が、行ってしまった後、私はこみ上げてくる感情を抑えることが出来ませんでした。
次女に掛けた言葉を思い出しながら、そんな風に母に言われたかったなと、そんな風に受け止めて欲しかったなという思いが溢れてしまいました。
だから、今度は自分のために言ってみました。
「いつでも、ギュってしてあげるからね」って・・・・・・
嗚咽を抑えること出来ず、しばらく泣き続けていました。

次女は、割と気持ちを伝えるのが上手い方で、学校で嫌なことがあっても、泣きじゃくっていても自分から、『ギュってして・・・・」と言ってきます。
それでもなお、こんな気持ちを抱いていたんだなと思いました。
次女は、小学3年生。
長女は、こんな気持ちすら伝えてはくれません。
怒りすぎてしまった時、悲しい出来事があったとき、私から抱きしめるようにはしているのですが・・・・・

でも、まだまだ間に合うかな。
今まで足りなかった愛情を、少しずつだけど埋めていくことが出来たらいいなそう思うのでした。