私が離婚を決めた理由

離婚するまでの経緯のつもりでしたが、考えているうちに、AC、共依存などにぶつかっています。

連鎖3

2006-03-10 13:49:19 | 日々つれづれ
最初に、「連鎖」を書いたとき、「擁護するわけではないけれど・・・・・」というタイトルで投稿した。
最初は、ただのgooの記事に対する意見のつもりで書いたつもりだった。

投稿して、読み返しているうちに、気が付いたことがあって記事を付け足した。
そして、タイトルを変えて投稿した。

でも、また気が付いて、また記事を付け足した。

仕事をしているうちに、また気になり始めて、「連鎖2」を書いた。
文章を書いているうちに、自分の気持ちがするすると引き出され、書いているというよりも、書かされている、吐き出しているというような不思議な気持ちだった。
何かによって、導かれているという気がした。

自分があの組織の中で、やってきたことや感じていたことの原因が、まさしく”連鎖”されるように引き出されていった。
組織の中で、自分の中に湧きあがってくる感情が、一体何なのかわからないまま、その中で楽な気持ちで働けない自分がいて、それがどうしてなのか疑問に思っていた。

ここ数日、心の中に整理しきれない部分が出てきた。
それが一気に剥がれ落ちた気がする。
こういうのを「ハイヤーパワー」っていうのかもしれないな。
頭で分かっていても、心で気が付くことはなかなか難しい。
書くことを続けてよかったな、そう思った。



*自分にしか分からないような文章になってしまいました。

連鎖2

2006-03-10 12:02:36 | 私のこと
連鎖


そんな組織の中で、私は反抗しながらも、頑張れば認められるのだと信じてやまなかった。
与えられた仕事以外の仕事にも手を付け、自分を苦しめた。
新天地に送り込まれ、意気揚々として、そこを開拓した。
自分が頑張りさえすれば、誰かが楽になれるから、後から続くものが出来るから・・・・
妄想に過ぎなかった。

今となっては、笑うしかないけれど、私はそんなにも優れた特別な人間ではなかった。
誰かを背負うことなんて出来るような人間ではなかった。
自分が頑張れば、変わるような組織でもなかった。
時が過ぎれば、私がしてきたことも忘れられ風化されてしまう、そんなことも気が付かずにいた。
ちっぽけな、ちっぽけな存在だったのに、小さな歯車は、どんなに頑張っても大きな歯車を動かすことなんて出来ないのに、頑張りさえすれば、それも可能だと思ってしまっていた。

それは、歪んだ「自己愛」に過ぎないのだろう。
完璧な自分しか愛することが出来ず、駄目な自分を愛することが出来なかった。
人間関係においては、自信を持つことすら出来ないのに、頑張れば成果があるのだと自分を信じてやまなかった。
上手くいかないのは自分の努力が足りないからだと信じて疑わなかった。

そういう意味では、恵まれた人生を送ってきたのだろう。
努力だけでは、どうにもならないことをこの歳まで気が付くこともなく暮らしてこられたのだから。
小学校時代、劣っていた体力や運動神経は、高校になって花咲いた。
失敗した私学の高校受験は、第一志望の公立高校に受かることで打ち消された。
私がいっそう頑張れるように、神様が私立高校を失敗させたのだと都合よく解釈した。
そんな風に、自分の失敗を認めることなく、都合の良いように置き換えてきた。

頑張りさえすれば、報われるのだと信じ続けていた。
不安な気持ちを、振り払うにはそれを打ち破る為に努力をし、頑張る方法しか身につけてこなかった。
自分には、無理なんだって諦めることをせずにきた。

組織の中で、結局守られていたのは、私も同じだった。
頑張れば、成果が出た。
学校の中で表彰され、特別昇給があり、昇任がある。
誰かより、たった一歩、半歩先に進むことが私が頑張った成果だと思うことが出来た。
そんな生存競争なんて、なんの役にも立たなかったこと、今になってよくわかる。

努力したからといって変わらないこともある。
それは運だったり、神様のいたずらだったり・・・・・・・
その時はマイナスでも、長い年月を経て振り返れば、プラスだということもあるかもしれない。

私が、自分の限界に気が付いたこと。
それも、長い人生の中で、大切な出来事だと思えるように、今を歩いていきたい。


連鎖3

連鎖

2006-03-10 10:07:01 | 日々つれづれ
「警察職員の意識欠如」 ウィニー問題で漆間長官が苦言 (朝日新聞) - goo ニュース

ウィニーを自分のパソコンにインストールした警察官がいること、それはさておき・・・・

警察庁は、一つの組織だから良いのだけれど、都道府県警察は、出先機関でしか過ぎなくて、当然、予算も配分によるものだ。
会社組織でも、やっぱり本社勤務が優遇されているのと同じように、出先機関の整備は遅れる。
しかも、知事部局の支配下にない警察組織は、目の上のたんこぶ状態。
知事部局の職員一人一人にパソコンが配置されていても、警察、特に警察署には、各課に数台という有様。

もし、これが企業なら、自分のパソコンを持ち込むことさえ許されないだろう。
情報が外に漏れることは、会社自体を潰してしまうことになりかねない。
でも、警察は潰れない。
外に漏れたからといって、信用は失うだろうが危機感はない。
そういう意味で、自分のパソコンを持ち込むことを奨励してしまっているというより、むしろ強制してしまっているようなところが組織の中にある。

パソコンがないと仕事が出来ない。携帯がないと仕事が出来ない。
でも、自分で準備しなさいよと無言の圧力がかけられている。
携帯代金は、多い時には数万に上る。
職場に電話が配置されていても、携帯電話にかけるには、電話交換を通して手動でつないでもらわなければならない。
一般電話に掛けるよりも、個人の携帯電話に掛ける方が多い昨今、そんなことをしていたら埒が明かない。
でも、携帯電話が支給されるのは、そんなことの必要のない幹部職員だけ・・・
あとは全部自腹だ。

>警察庁は公用パソコンの整備を各都道府県警に指示している。
警察庁が、予算を取って、各都道府県にパソコンが整備できるようにしましょうというのならわかる。
あくまでも、指示。

きちんと整備しなさいよ。お金は自分で確保しなさいよ。
国はお金を出しませんよ。都道府県でなんとかしなさいね。
でも、整備しないと大変なことになりますよ。と脅迫されているのと同じだ。

来年度の予算要求の時期も、議会も終了してしまっている今の時期、そんなこといったらやりくりするしかないのだ。
予算額はすでに確定している。
そのためには、必要だった予算を削るしかない。

でも、素直にハイと受け入れる。
出来ません、なんて絶対に言わない。
お金がありませんなんて絶対に言わない。
上に立つ人間は、やっぱり困らないから。

下に向いて、なんとかしないとどうなるかわかってるだろうなと無言の圧力を掛ける。
結局、一番困るのは、下にいる現場の人間だ。
すべての後始末を、誰にも文句の言えないままこなしている。
時間外手当も、まともに支給されず、給料からパソコンを買い、携帯通話料を払い・・・・・
それでも、黙ったまま、従っている。

圧力は連鎖する。
この職員は、どこに圧力を掛けていくのか・・・・・・・・・・
それは、家庭であり、子どもであり、自分よりも弱者に向かう。
そんな気がしてならないのは私だけなんだろうか?

警察職員は、住居さえも制限され、転勤の際は引越しを強要される。
私生活において、自宅から離れて行動する時も届出を出さなければならない。
同じ公務員が不正事案を起こした時には、どうすれば起こらないのかを常に戒め、ノートに記載することを強要される。
交友関係や恋人を作る時すら、気を配ることを要求される。
常に、自分自身を見つめ自責の念をもつように洗脳されていく・・・・・・
一般の企業がどうなのかは分からない。
でも、外から見ると、異様な世界だと思う。

もう一度、読み直して気が付いた。
これって、母が私に言っていたことと同じだなぁって・・・・・
「遊びに行く時には、どこへ行くか、何時に帰るか言いなさいよ。」
「どうしてこんなことになったのか、考えなさい。」
家に友達を連れてくれば、どんな友達か探りを入れる。
持ち物を検査される。
悪い出来事が起こったら、どうしてそんな目にあったのか考えなさいと言われる。

まったく同じことを、国がやっているんだ。
そう思うと、ちょっとおかしくなった。
だから、組織が子宮だなんて、斎藤先生の本に書いてあるんだなと納得した。

ここで、また気が付いた。
私は、そんな組織に対して反抗心を持っていた。
おかしいんじゃないの?そう思い続けていた。
それって、結局、無意識のうちに母に対する抵抗をしていたんだなってそう思う。
母に対しては、親として当たり前だと認めていながら、心の内ではそうではなかったのだろう。
同じことを求めてくる組織に対して、なんでそこまで支配されなくちゃいけないの。
そんなこと今更言われなくったって、道に外れたりしないわよなんて思っていた。

そして、旦那は母親から与えられなかったものを与えてくれる組織に、異様なまでしがみついている。
当たり前だと思い、しがみついている。
家の中では、反抗的な態度ばかり取っている旦那が、組織に従順すぎるほど従順なわけが分かったような気がする。
与えられなかったものを、組織が与え守ってくれるのだから・・・・・・


連鎖2