
■【老いぼれコンサルタントのひとり言】 7月2日 ◇ビジネスパーソン成功術 ◇徒然草から学ぶ ◇弁理士さんの仕事をもっと増やそう
「老いぼれていては困ります」
お叱りのような、励ましのような言葉を、後身のコンサルタント・士業からいただきます。
生来、「お節介焼き精神」の塊のような生き方をしてきて「コンサルタントのためのコンサルタント」などと持ち上げられて、その気になって、日暮パソコンに向かひて、よしなしごとをつぶやいています。
お耳汚しのことを、今日もまた、つぶやいています。
■【けふのつぶやき】
私は、毎朝、早朝ウォーキングのために起きる時間は余り大きく変動させません。
スマホのバイブレーションを目覚まし代わりに利用していますので、家族に迷惑をかけることは少ないです。
不思議なことに、スマホ目覚ましが作動する前に、ほぼ毎朝目が覚めます。
起こされたのとは異なり、目覚めは爽快、そこまではいかないまでも辛くはありません。(時には辛いことももちろんあります)
このようなことをブログに書くということは、老いた 証拠なのかもしれません。<笑い>
しかし、規則正しい生活は、痴呆防止にもなるそうですので、励行するようにしています。
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徒然草の一節に、下記の件があります。
名利に使はれて、静かなるいとまなく、
一生を苦しむるこそ恐かなれ
その段で、兼好が言いたいことは、このようなことであったと思います。
名誉と利益に縛られてしまいますと、それだけで汲々としてしまいます。その結果、穏やかな気持ちになるゆとりも出ないでしょう。その様な状態が一生続くということは、一生が厳しく、辛いものとなってしまいます。その様な人生を送るというのは、「実に愚かなこと」と兼好は言っています。
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財産が多く、ゆとりがあるときというのは、そこにだけ視点が集中してしまい、人間らしさを求めることには無関心となってしまいがちです。それは、人間らしい一生を過ごすという観点では、自分の身を守るというよりは、苦しめるといっても過言ではありません。
多くの財産は、あるべき人生に害を与え、めんどうなことを引き起こす原因となります。死後に、たくさんの黄金を用いて、北斗七星を支えることができたとしても、子孫たちはそれを守ってゆくことが義務となり、それが煩いの元にもなり、厄介がられてしまうでしょう。
真の生き方を知らない、愚かな人の目を喜ばせることを楽しむことができても、それもまた、つまらないものといえます。
大きな牛車や、肥えた馬、金銀珠玉の装飾品も、本人は、それを自慢するかも知れません。しかし、心ある、理性ある人からみますと、かえって、それは、見苦しくもあり、愚かなことでもあると見るでしょう。
ですから、黄金は、たくさん蓄えるのではなく、逆に山に捨てたり、珠玉は、淵に投げ入れたりするのがよいのです。利欲に迷うことは、この上なく愚かな人のすることなのです。
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利欲を振り払って、思い切って、黄金も珠玉も捨て去ることで、新たの世界が広がると兼好は言います。
出家をするということは、そのくらい思い切ったことをしなければできないほどの困難なことなのでしょう。
ところが、現世では、生臭坊主と呼ばれるような出家者にあうことがあります。本当に出家のための修行を済ませたのでしょうか、疑りたくなることもあり、さみしいことですね。
徒然草は、読みやすいだけではなく、何度読み返しても学ぶところや反省すべきことが書かれています。
■【評判の良いブログ】
最近、アップロードしたブログで、とりわけ人気度の高いブログをご紹介します。
◆ ビジネスパーソン成功術
時代の変化は大きく、速く、グローバルに展開されています。学歴や職歴など、過去の知識や情報がそのまま活かせる機会は、年々減少してきています。
一方で、成長過程やビジネスを通じての経験は、それを礎として、現在でも、将来にも活かせるでしょう。しかし、使い方次第では、陳腐化してしまい、かえって新しい時代の足かせにもなりかねません。
このような経営環境の急速な変化の時代ですので、ビジネスパーソンも、過去の延長線上での発想では、生き続け、成長していくことは困難でしょう。
新しい時代の生き方について、原点に戻って、考えていただく契機となれば幸いです。
総合版 http://keieishi.blog.fc2.com/blog-category-88.html
専門業版 https://ameblo.jp/keieishi-kyokai/theme-10121139228.html
【 注 】
専門業版は、経営管理やコンサルタント・士業向けの情報や【話材】をお届けするブログです。総合版とは、それに加え、癒やしのための写真や映像などのブログも併せてお届けしています。
そのいずれでも、お好みのブログをご選択下さると幸いです。
■【経営コンサルタントの独り言】
半世紀にわたる経営コンサルティング経験を思い出しながら、あるいは、直近に起こったことなどを元に、随筆風に記述しています。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆ 「あたりまえ経営」とは「あたり前」を成長させる経営
「経営者・管理職は勉強しすぎるな」ということを、私はしばしば口にします。
頭でっかちで、経営をやっても、良い結果に結びつくどころか、消化不良が処々に散らかっている企業を作ってしまいかねないのです。
核業務をキチンとこなす、すなわち「あたり前のことをあたり前にする」ことが基本です。
その「あたり前」を、年々歳々成長させていくことが企業成長なのです。
十年前と、「あたり前」が同じであったら企業の成長はストップしているのです。
ストップどころか、成長していなければならないところが、同じレベルにいるわけですから、マイナス成長をしていることになるのです。
「あたり前」とは何かを、正しく理解していませんと、『「あたり前のことがあたり前にできる」なんて「あたり前」のことをいっているコンサルタントなんて頼りにならない』ということを平然として言うのです。
自分の至らなさを、自分の口から表明していることに、気がつかないのです。
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■ 弁理士さんの仕事をもっと増やそう!? 701
弁理士という職業をご存じない方が多いかもしれません。
特許などの申請を代行して下さる国家資格です。
類似の申請がたくさんありますし、既存の特許等ですでに受理されていたりすることがたくさんあります。
私達素人では、それを事前に知ることは大変困難です。
また、審査官が認めてくれるような申請書の書き方も重要で、同じ申請でも書き方次第では認められないことも多々あるようです。
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国単位の特許の出願数は、その国の技術力の高さと相関関係があるといわれています。
たくさんの特許申請は、国力を示すことにもなり、技術力の高さの証左でもあるのですね。
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