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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月9日 元気な会社 コロナ契機に消費者向け商品に挑戦 2a12-4509

2024-05-10 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月9日 元気な会社 コロナ契機に消費者向け商品に挑戦 2a12-4509 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています

 5月9日(木)

 定期的に勉強会を開いている若手コンサルタントグループのメンバーのひとりから、次回に、「経営コンサルタントとしてのドメインを決める方法について、できれば事例を含めてお話願えませんでしょうか」と言ってきました。

 こんな事例でいいかと確認の意味で、某先生の話をしました。

 その先生は、サラリーマン時代に総務部での仕事が中心でした。

 その先生は、総務課長の時代に、ホワイトカラー社員の仕事の業務効率改善に実践経験が長く、現在は「時短コンサルタント」と称して活動をしています。

 「自分の体験を活かす」、「時流に即した問題」という経営コンサルタントのドメイン選択の基本中の基本例であることに、彼は飛びついてきました。

 次回のテーマが決まり、彼もホッとしたようです。

  私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

  竹根の部下が紹介してくれた企業は、遠方にあるので、オンラインでインタビューと社内見学をさせていただきました。

 ◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 コロナ契機に消費者向け商品に挑戦 2a12-4509

 プロの料理人向けに「手間のかかる下ごしらえ」を提供するというユニークな形態で、業容を拡大してきた会社が四国にある。1988年(昭和63年)の創業以来、ホテルや結婚式場、レストラン、さらには病院給食など業務用の料理食材を納入するS社(徳島市)がそれだ。徳島の本社工場に加え、2010年に宮崎県高原町、15年に静岡県島田市と、全国3カ所に工場を開設。3工場合計で社員31人、パート社員46人を雇用している。

 ところが新型コロナウイルス感染症が経営を直撃した。月単位で最も売上高が減少した。内食対応のおせち料理は好調だったものの、ホテルなど観光業の集客減に伴う影響は大きく、特に「まん延防止等重点措置」が発令された2021年のゴールデンウイークは厳しかった。このため雇用調整助成金を活用して、社員をシフト体制で休業させた。

 さらにBtoC(消費者向け)商品の開発に着手した。「以前からBtoC分野への進出を考えていたが、これまでBtoB(事業者向け)事業一辺倒だったため、開発ノウハウがなかった」とM社長。そこで2021年4月に、徳島県よろず支援拠点の専門家(商品開発担当)に相談した。すると徳島県の6次産業化政策として、県の特産品であるサツマイモ「なると金時」の加工食品を製作する加工会社を探していることが分かり、手を挙げた。

 若手農業家の集まりで、なると金時の供給業者と共同開発に取り組んだ。さまざまな商品アイテムを試作した結果、自社の営業許可の点も踏まえ、第1弾を製作することを決定した。パティシエからもアイデアをもらい、サンプルを何度も作成して、金時の切り方や盛り方を検討した。

 完成した商品は、21年12月に横浜市の百貨店「そごう横浜店」で開催されたイベントに出品。「なると金時のキッシュ5号」(15センチ、1800円)と「同6号」(18センチ、2600円)の2種類で、用意した商品はすべて完売した。この取り組みは地元新聞にも取り上げられ、22年2月からは徳島市の「ふるさと納税」の返礼品としてもスタートしている。

 現在は「一般販売」に向けてブランド名やパッケージングを検討している。また、さらなる自社商品の開発も目指している。例えば、なると金時のペーストを丸くし、たこ焼きのような形をした商品や、なると金時を使用したテリーヌも開発・販売する見通しだ。独立した販売部門の新設や、オンライン販売の開始も検討しており、これらBtoC商品の売り上げで、2025年に年間800万円、27年には同1500万円を目指している。

【経営コンサルタントの独り言】

 BtoB顧客を相手にしてきた企業が、BtoCにも進出することは、多くの人が考える戦略です。

 自分達だけで、その戦略転換を実施しようとしますと、うまくいかないことが多いです。ところが、専門家に相談して、大手デパートやオンライン出店など、これまでとは異なるやり方にも果敢に挑戦しました。

 ふるさと納税の返礼品にもなり、知名度が高まり、BtoCへ拍車がかかりました。

 この種の戦略転換は、顧客の思考法が大きく異なるだけに、頭で考えるほど、簡単な戦略転換ではありません。専門家の支援の重要性を教えてくれる事例と言えます。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
     https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

  ■【今日は何の日】 5月10日 ■ 国鉄「モノクラス制」導入 ■ 笠間稲荷お田植祭 0510  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 ◆ 黒板の想ひ出 509

  5月9日は「黒板の日」でした。
 学校以外で黒板というものが存在するのかどうかというような時代になりました。
 全国黒板工業連盟に加盟している企業が30余社あります。
 学校の黒板需要だけで企業が成り立っているとは思えませんので、白板を製造したり、電子黒板を取り扱ったりと生き残り策を講じているのでしょう。

 子供の頃、先生が板書した文字をノートにキチンと書き写すのが授業を受けるスタイルでした。
 今日では、板書もありますが、プロジェクターから投影された教材を使う授業が一般的なようです。

 チョークのことを昔は「白墨」といいましたが、日直が黒板消しの掃除をしたのも思い出されます。
 二つの黒板消しを使って両者をたたきながら粉をはたき出すのです。
 昨今のように、電気で吸い込むような器械がありませんでしたので、生徒は粉を吸い込んでしまっていたと思います。
 今でも先生は、黒板を拭きながら、それを吸い込んでしまっているのでしょうか?
 職業病に罹らないのでしょうかね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db 


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