牧師の読書日記 

読んだ本の感想を中心に書いています。

5月16日(木) 「天が地に侵入するとき」  ビル・ジョンソン著   Onfire Japan Publishing

2013-05-16 09:12:05 | 日記

 本書は日曜日に教会の図書館で借りたものである。

 本からの引用。「もし、あなたが神からの何かを望むなら、天に向かって祈りこまなければなりません。その全ては天にあるのです。」 著者はイエス・キリストが教えてくださった「主の祈り」を通して祈りについて書いています。主の祈りは次の通りです。

 『天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
  御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。
  私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。
  私たちの負いめをお赦しください。私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。 
  私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。
  国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン。』 (マタイの福音書6章9節~13節)
  
 本からの引用。「イエスの模範は、祈りにおいて真に大切な二つの点を教えてくれます。まず礼拝を通して表現される神との親密な関係<御名があがめられますように>と言う点です。次に神の国を地上にもたらし、神の主権を打ち建てること<御国が来ますように>にと言う点です。 <御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。>は全ての祈りの最も重要な焦点です。もし、天で存在するものがあれば、それは地に解き放たれるべきです。天の現われをこの地に解き放つのは、クリスチャンの祈りです。」

 「この祈りの中には二つの主要な目標があります。その一つは、個人的な親密な関係の中から出る神への奉仕という点と、この地に神の主権(御国の現実)をもたらすと言う点です。マタイ6章9~13節にある祈りの概要は、次のような御国のアプローチを教えてくれます。」
 1.賛美と礼拝
 2.この地に天をもたらす祈り  (a)物質界に天をもたらす (b)個人的な関係に天をもたらす (c)悪との関係に天をもたらす
 3.賛美と礼拝

 「この祈りを理解することは、全ての祈りに設定された目標 ー私たちの人生における全ての状況下に、主イエスの主権を見るー ということを実現する助けとなります。神の御国は罪と直面し、赦しを与え、罪を犯すだけだった私たちの性質を変えます。神の支配が病気に触れると、人は癒されます。悪霊にとりつかれた人に触れれば、その人は解放されます。神の国の性質は、霊・魂・体の人の全てにおける救いを提供するのです。これがイエス・キリストの福音です。、、、、私たちはこの地における神の権威であり、そして祈りは神の、この地への侵入の機会を与える手段なのです。」


 大きな アーメン! である。私はここ数年「主の祈り」をアウトラインにして祈っている。「御国が来ますように。天が地にもたらされますように」と。 でも著者はもっと激しく書いている。すなわち「天が地に侵入するように」と。