森かずとしのワイワイ談話室

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海みらい図書館内覧 夜は原水禁県民会議総会で中垣講演

2011-05-19 23:39:03 | 議員活動
 金沢市立で4館目(玉川、泉野、こどもに次ぐ)となる海みらい図書館が21日に開館する。それに先だって、内覧会があった。北部や西南部地区に公立図書館を作って欲しいという要望が根強く出されていた。立地場所を確保できたことで、寺中町にこの新たな図書館が建設される運びとなった。箱形の外観に幾つといったか陰にあいた丸い穴を通して自然光が穏やかに差し込む設計になっているという。
 この金石地区の「裏玄関口」に位置することもあって、北前船の航路にあった自治体の市史が並べられていたり、銭屋五兵衛縁の文学作品が展示されている。蔵書40万冊うち26万冊が開架閲覧できる。「過去と未来の交差点」海の玄関口は、海洋研究の成果も市民に披露する。

 私は、全市的なバランスある図書館配置を求めてきた。知の拠点に地域間格差はふさわしくないからだ。規模の大きな図書館の増設は困難でも、サテライト館の配置は可能ではないか。59万人ほどの人口ヘルシンキ市には、二十幾つの公立図書館があるそうな。海みらい図書館の開館は、そうしたきめ細かな図書館行政への転換点となるべきだ。

 夜は原水禁石川県民会議の定期総会で、ストップ・ザ・プルサーマル北陸ネットワーク共同代表、原発の話し出前の中垣たか子さんが、「福島原発震災の現状と課題ー今福島で何が起こっているのか」と題して記念講演を行った。プルサーマルを実施していた福島3号機からのプルトニウム飛散を含め、事態は報じられているよりはるかに深刻との見方が示された。同感だ。二基とも停止中の志賀原発再稼働阻止に、国待ちの谷本県政を突き上げて運動を集中させる。

 毎日新聞のスクープで、山口県知事が中国電力に許可してきた公有水面埋め立て許可の延長を拒否とあった。上関原発建設推進からの路線転換が始まった。

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