金沢市八田町にある金沢市食肉衛生検査所に簡易放射能測定器が設置された。9日に搬入、組み立てられ、昨日11日にかけてバックグラウンドの自然放射線量に対応したプログラム調整が行われていた。さっそく、所長に要請して、機器の視察に行ってきた。機器の調整にあたっている所長補佐によると、温度管理によって微妙に数値が違ってくるという。
設置機器は、EMF211型ガンマ線スペクトロメータだ。検出器本体はアメリカ製で、組み立ては日本工場だそうだ。小金井市の測定器をよりスタイリッシュにした感じだ。意外とコンパクトだ。購入費は300万円、緊急雇用対策費で非常勤職員を二人配置する。合わせて480万円の事業規模だ。
この機器を有効に活用するようにとの意見が7日の市民福祉常任委員会でも出された。対象は、出荷時に検査を義務づけられている福島県、宮城県、岩手県、栃木県産牛を除き、県外から金沢市食肉流センターに搬入される肉牛で、その全戸検査(出荷農家が同じ肉牛から一頭)を行う。安全証明がない牛の入荷頭数は多い日で40~50頭と見込まれ、全戸検査ならさらに検査頭数は少なくなる。屠畜後の首の肉を測定するが、15分間で計測が終わるというから、機器が休む日や検査頻度が低い日もあろう。全頭検査や他の食材検査も不可能ではないように思われる。関心をもつ市民がいるので、見学会を考えたい。これも所長に要請してきた。
検体が入れば、14日月曜日から測定事務を始める。マスコミの取材もありそうだ。
設置機器は、EMF211型ガンマ線スペクトロメータだ。検出器本体はアメリカ製で、組み立ては日本工場だそうだ。小金井市の測定器をよりスタイリッシュにした感じだ。意外とコンパクトだ。購入費は300万円、緊急雇用対策費で非常勤職員を二人配置する。合わせて480万円の事業規模だ。
この機器を有効に活用するようにとの意見が7日の市民福祉常任委員会でも出された。対象は、出荷時に検査を義務づけられている福島県、宮城県、岩手県、栃木県産牛を除き、県外から金沢市食肉流センターに搬入される肉牛で、その全戸検査(出荷農家が同じ肉牛から一頭)を行う。安全証明がない牛の入荷頭数は多い日で40~50頭と見込まれ、全戸検査ならさらに検査頭数は少なくなる。屠畜後の首の肉を測定するが、15分間で計測が終わるというから、機器が休む日や検査頻度が低い日もあろう。全頭検査や他の食材検査も不可能ではないように思われる。関心をもつ市民がいるので、見学会を考えたい。これも所長に要請してきた。
検体が入れば、14日月曜日から測定事務を始める。マスコミの取材もありそうだ。