5月3,4日に有田で開催された「世界料理学会」
いろいろな有名シェフが登壇され、お話をされたそうです。
残念ながら聞くことはできませんでしたが、
「器と料理のマリアージュ」
というように、料理にとって「器」は必要不可欠であり、
むしろ「料理」の一部ともいえる「器」の存在。
Kazuでも、ずっと「器」にはこだわりがあり、有田のカマチ陶舗さんの器を使わせていただいています。
そこには、何度も何度も、蒲地さんとシェフとの思いを話し合って、ようやく形としてあがってくる「思い」のつまった「器」。
シェフと蒲地さんが話す様子を、私は何度も目にしているので、
器の造り手さん側と、料理の作り手側の思いが、一致して
その「一皿」が完成する料理、
その「思い」が食べ手であるお客様に伝わる瞬間を、私は何度も目にしていて
こうやって、それぞれの「思い」が伝わり「感動」に繋がるんだな、と。
「見せる」
「魅せる」
そのために、細部ひとつひとつに、それぞれの「技」が隠れています。
そしてそれぞれの「愛情」がたっぷりとつまっています。
今回、世界料理学会で東京の有名シェフが、どのようなお話をされたか、が
私はまだ聞けていませんが、
「有田焼」「器」についていろいろな大切なお話をされたと思います。
今度は、地元出身である私たちが、
もっともっと、その良さをアピールして、次の400年も続いていくように
深い歴史の「有田焼」の伝統を忘れることなく、新しい形で繋いでいかなければと思います。
このゴールデンウィーク
やはり熊本・大分大地震の影響が大きく、
熊本、大分、宮崎、鹿児島からのお客様がゼロでした。
例年のゴールデンウィークは、県外からのお客様が80%を占めるのですが、
ちょっと寂しいゴールデンウィークでした。
それは他店でも九州の他県でも、同じ状況のようです。
だからこそ、今こそ、「九州の良さ」を関西、関東など九州外の方に
もっともっとアピールしていかなければと、強く思いました。
「元気」な九州に!!
私にできることは、「今、目の前にあること」、で、
いろいろな九州の食材の美味しさを、もっともっと発信していくことで
「美味しい九州の食材」を「有田・伊万里の器」と共に、「九州でしか味わえないフレンチ」の美味しさを伝えていくこと、だと強く思います。
一日も早く「元気な九州」に!