「Kazu.log」

浄水通りの「Restaurant Kazu」は唐津へ移転準備中です。
現在は移転準備の様子などご紹介いたします!

「器と料理のマリアージュ」

2016年05月09日 09時02分51秒 | なんかいいこと

 5月3,4日に有田で開催された「世界料理学会」

いろいろな有名シェフが登壇され、お話をされたそうです。

残念ながら聞くことはできませんでしたが、

「器と料理のマリアージュ」

というように、料理にとって「器」は必要不可欠であり、

むしろ「料理」の一部ともいえる「器」の存在。

Kazuでも、ずっと「器」にはこだわりがあり、有田のカマチ陶舗さんの器を使わせていただいています。

そこには、何度も何度も、蒲地さんとシェフとの思いを話し合って、ようやく形としてあがってくる「思い」のつまった「器」。

シェフと蒲地さんが話す様子を、私は何度も目にしているので、

器の造り手さん側と、料理の作り手側の思いが、一致して

その「一皿」が完成する料理、

その「思い」が食べ手であるお客様に伝わる瞬間を、私は何度も目にしていて

こうやって、それぞれの「思い」が伝わり「感動」に繋がるんだな、と。

「見せる」

「魅せる」

そのために、細部ひとつひとつに、それぞれの「技」が隠れています。

そしてそれぞれの「愛情」がたっぷりとつまっています。

今回、世界料理学会で東京の有名シェフが、どのようなお話をされたか、が

私はまだ聞けていませんが、

「有田焼」「器」についていろいろな大切なお話をされたと思います。

今度は、地元出身である私たちが、

もっともっと、その良さをアピールして、次の400年も続いていくように

深い歴史の「有田焼」の伝統を忘れることなく、新しい形で繋いでいかなければと思います。

このゴールデンウィーク

やはり熊本・大分大地震の影響が大きく、

熊本、大分、宮崎、鹿児島からのお客様がゼロでした。

例年のゴールデンウィークは、県外からのお客様が80%を占めるのですが、

ちょっと寂しいゴールデンウィークでした。

それは他店でも九州の他県でも、同じ状況のようです。

だからこそ、今こそ、「九州の良さ」を関西、関東など九州外の方に

もっともっとアピールしていかなければと、強く思いました。

「元気」な九州に!!

私にできることは、「今、目の前にあること」、で、

いろいろな九州の食材の美味しさを、もっともっと発信していくことで

「美味しい九州の食材」を「有田・伊万里の器」と共に、「九州でしか味わえないフレンチ」の美味しさを伝えていくこと、だと強く思います。

一日も早く「元気な九州」に!

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5月2日は有田へ シェフ交流会 | トップ | 好きこそものの上手なれ »
最新の画像もっと見る

なんかいいこと」カテゴリの最新記事