和さんとアオリとフグと・・・。

主に相模湾と東京湾でアオリとフグをこよなく愛する釣り人、和さんの釣り&雑記。

土用の丑の日とうなぎ釣り

2008-07-18 16:44:25 | 閑話休題
正直に言います、“土用の丑の日”というのを二十歳過ぎまで、
“土曜の丑の日”と思っていました。



皆様御存じの通り、仕掛け人は“平賀源内”だとする説が有力ですね。

『土用の丑の日、うなぎの日。食すれば夏負けすることなし』という

コピ-を考案し、知り合いのうなぎ屋を大繁盛させたそうな・・・




今から40年程前、オイラは親父の転勤で横浜から大分に引っ越しをしました。

親父は素潜りや釣りが好きだったので、その影響を受けたのか、

元々狩猟が好きだったのか、オイラは直ぐに釣りの魅力にハマってしまいました。


大分に行って、初めて食べられる獲物の釣りをしたのは、“うなぎの半夜釣り”。

時期は梅雨明け後の、夜が暖かくなった頃から8月一杯だったと記憶しています。

半夜釣りというのは、夕暮れから11時位まで。

オイラが小学生だったという事で、11時頃に帰る様にしていたみたいです。

場所は大分川の河口で、西鉄グランドホテルがあった前の橋の上。

オイラが釣っていた頃は、橋の上から釣る事が許されていたので週末となると、

橋の上には2m間隔で人が並びます。

その為に早めに行き、先ずはリ-ル竿を置いて釣り場所を確保します。

そして明るいうちに河原に下り、雑草を根っこごと引き抜き、

餌となるドバミミズを捕まえます。(これはオイラの役目)

釣りをする河原に棲んでいるミミズですから、文字通り“マッチ・ザ・ベイト”

釣具屋で売っている“キジ”なんか相手になりません。

並み居る大人達を後目に、オイラの竿が鳴ります。

そう、橋の上とはいえ夜釣りですからそれほど明るさがありません。

よって竿の先に鈴を付けてうなぎが食いついたら“鳴る”という寸法です。


周りにいる大人達より数多く釣れるものですから、

愉快・痛快・楽しくて楽しくてしょうがありません。

『又、釣れたの』 なんて隣の人に声を掛けられると、もう有頂天。



と言う訳で、うなぎ釣りの時期になると、

毎週土曜日は親父と二人で釣りに行っていました。


だからって、“土曜の丑の日”と思った訳ではないと思いますが・・・。



でも、釣ったうなぎを食べた記憶が無いんですよねぇ。

子供に釣らせておいて、親父はどうしていたのでしょう・・・。

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