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なす(=ΦωΦ=)と私と日本酒と

ほっかいどーに行ったどー初日3

2007-10-16 | 旅行
イヨマンテだと思っていたけどイオマンテが本当なのかな。ヨもオもどっちでもいいけど。
既に観客席はいっぱいで立ち見ではあるが 前の方でモーマンタイ。
ドンドコドコドコと太鼓が鳴り響き おぉぉぉと雄たけびを上げているアイヌ人風。
アイヌ民謡つーのか知らんけど音楽が鳴り響き 現れたのは鼻から豆を飛ばす
梅ちゃんでは勿論なく 狐かぶったヒゲぼーぼーのアイヌ人風の爺さん。
ひとしきり祈りみたいのを捧げてる風なアクションの後 アイヌダンサーwが現れる。


それからバックに素晴らしいソプラノおばさんが控え アイヌ民謡?を唄いあげながら
ダンサーは衣装を替えながら踊り狂う(たいしたダンスではなかったw)


次はリンボーダンスみたいな両脇に火のついた棒を持った 別のアイヌ人風の男が出てきて
その棒を振り回しながら 逞しい風のつたないダンス?を始め

挙句に刀をどこからか出して振り回す。相変わらずバックにソプラノおばさんの唄と
怪しい音楽がシンセから奏でられる。宗教儀式みたいで怪しいトランス状態w
暗ぁ~いイウォーク族の人間版みたいだなーと思った。

ラストは豊穣祈願だったか豊穣打ち上げだったかの儀式で 米だか酒だかを祭る踊り。

写真がうまく撮れなかったけど この舞台奥の一番上に巨大なふくろうのオブジェが
とーてもかっこよかった。
そして「みなさんも一緒に踊りましょう」の声で舞台の周りを踊るという参加型w
さっきのダンサーの踊りを真似して一周して終了。

自然の中で生きてる以上は男尊女卑は当たり前なんだろうけど如何にも過ぎて。
男の前を崇め奉るように囲んで踊り狂うなんてねぇ(フフリ
新興宗教の儀式にも似ているような 民族文化つーのもちょっと相容れない。
インディアンやら太古の昔から部族って こんなんなんだろうか。
酋長なんかになるとハーレム状態だったのかしらね。マリモ伝説とは相容れないが。

文中アイヌ人「風」としたのは 既にアイヌ人というのは絶滅していると思うから。
それにしても濃い~顔だらけなんで それなりに子孫の人たちなのだろう。
宮里藍の兄ちゃんみたいな顔ばっかりで アイヌも琉球民族も日本人ではないとは言え
日本の北と南で似たような顔つきというのも興味深いものがあるなぁ。

舞台の周りをぐるりと水が流れてて 火のついた船を浮かばせていたけど魚も泳いでた。
そりゃー北海道だもの鮭に違いない「わーい鮭だ鮭だ~」と言ってたら 舞台の撤収の
人に「それはイトウだよ」と言われた。そーいやシャクレてないねーと再認。
帰ってきてから聞いたら イトウって幻の魚なんだってさ。へー。


っとイベントを終えホテルに戻る途中で 剥製の巨大クマと写真を撮ったり
土産物屋を冷やかしつつ まーるで北海道土産とは何の関係もないものばかりに
興味を惹かれ(サングラスとかバッグとかw)真紀ちゃんに抑えてもらう。ヤレヤレ。
しかし夜の10時過ぎまで土産物屋が営業してるってスゴイことだよなーと。。。

ローソンがあったんで酒とツマミの仕入れ。
北海道のトカップというワインを買う。どうも日本の地域のワインて甘いものが多いと
いうイメージが強く 「辛口」表示にも疑いの目を向けたが実際辛口で悪くなかった。
やっと温泉にダルダル入って 2時頃までダラダラ呑んでやっと一日が終わる。
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ほっかいどーに行ったどー初日2

2007-10-16 | 旅行
さてホテルの夕食を終え またしても時間調整に呑んでいると
どんがらどんがら何か音が聞こえる。
窓の外から見ると山車のようなものと人々が練り歩いている。
9時開始のイオマンテの火祭りというものの前哨戦なのであろう。
それに行くために厚着をしてホテルから5分ほどの場所に出向く。

途中には土産物屋がたくさん煌々と明かりを放っている。
どこにでもありがちな土産物屋の数々に苦笑を禁じえないが その中でもヤケに大声で
客引きする濃い顔の人のお店があった。シンプルな柄のケープとブランケットのアイノコみたいなので
首肩あったかいよーとか 胸で止める為の木彫りの止め具に名前彫っちゃうよーとか
1500円とか言ってる。
安~っとちょっとだけその気になるが きっと後悔するなと思いとどまる。
帰りも見たら安っちぃフリースで これならポンデライオンの販促品と同じぢゃんと買わずに得した気分w

そして中に入っていくと 更に濃い顔の兄さんが地下にも行けと言う。
北海道の歴史資料館が併設されていると下ると 10坪弱くらいの資料館だw
アイヌ人が狐や小熊を抱いている写真やらある中に 木彫りがたくさん展示されている。

熊ならわかる熊なら。


何故にロブスター 何故に50万なんだよ。欲しかったけど(嘘

うっかり観光客モードでくだらないものを買いたくなりもするが まだまだ初日。
ここで荷物を増やすわけにはいかんと サクサク見るだけ見て火祭りに向かうことにする。

現場までは坂道1分くらいだが 途中の店先に子猫がたくさん籠に入ってたりする。
ナイロンのヒモで首をくくられてるのもいるが ちょっとしゃがみこむとワラワラと
膝の上に上がりこんで猫鍋のように折り重なって丸くなる。いやーんかばえぇぇぇ。
連れて帰りたい衝動に駆られるがまだまだ初日ここで荷物を増や(ry
でもこんな外猫ありえないよね。何か悪しきものが背後に潜んでいそうな気がした。
そしてまた火祭りに向かうことにする。
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ほっかいどーに行ったどー初日1

2007-10-16 | 旅行
ほぼ初めての国内旅行らしい国内旅行。
なんせ静岡県が半分出してくれるんで(それは嘘)激安ツアー。
ツレの真紀ちゃんとは何の段取りもせず 当日現地集合という男らしい流れ。
そして晴れ女パワーは依然として揺るがず 晴れ晴れとした中のお出掛けだ。

前日2時過ぎまで呑んで若干の二日酔いだわ やることはいっぱいあるわの中
まずは羽田に向かう。
浜松町からモノレールに乗るとピカチューのモノレだったんで素直に喜ぶ。
そして無事に真紀と合流し ツアーの集合やらチケ受け渡しなど済ます。

飛行機も久し振り&国内線に乗るのは初めてで これまたワクワクしつつも
保安検査に何度もダメだし喰らう。

ブーツが怪しいと脱がされる。ブー。
手持ちバッグが怪しいと取り上げられる。ブー。
ポケットの中が怪しいと脱がされる。OK。ジャケットのボタンだったらすい。

ヤレヤレと乗り込み1時出発。羽田は滑走路までが遠いのか 延々走ってたなぁ。
作ってきたお弁当を二人で食べて 軽くベシャベシャ喋っていたらもう十勝帯広空港。
早いのねー空港小さいのねーなどと言いながら 観光バスに乗り込む。
バスが出たのが3時頃だったので今日はただそのまま宿泊先の阿寒湖へ。

たまたま一番前の席で 車窓を眺めると草原に牛馬がいたり石造りの建物あったり
なんとなくヨーロッパみたいで気分が良い。んが それも最初だけw
もう行けども行けども畑と山。なーんにもない。

北海道に行く前までは夢を抱いていたという人がいたが まさにその通りで延々と
ひたすら続く似たような風景に麻痺してくる。
雄大だとか広大だとか自然がいっぱいとか そりゃ好意的な表現だけだなーとw

何もないのにありとあらゆるネタでバスガイドのおばちゃんが話している。
やれ何処が倒産したの 何処が成功して金持ちになっただの この手の話が三日間
必ずあちこちに差し込まれてたw 
しかしこんなにまともにガイドしてくれる観光バスなども初めてだ。
到着までのべつまくなし喋りっぱなしなガイドさんで驚きもしたけど 田舎道の夜だし
ガイドするようなこともないけど ここは何というところで何が何だとか頑張ってた。

トイレ休憩ながら 虎の威を借る狐ならぬ松山千春の威を借るドライブインへ。
土産物を一通り冷やかしながら 昆布安っ~!と昆布を買う。この昆布がクセモノで
行く先々で値段も安くなったり容量の変化もあったりと3日間キリキリすることになるとは
この時点では思いもよらなかった。お約束で千春のオブジェと写真を撮り車内へ。
あ”-ベタすぎw

真っ暗な中(街灯ひとつないのね 当然なんだろうけど)ひたすら阿寒湖へ。
途中で私か運転手が一番に気付いたのだけど びっくりして「あ”っあ”っー!」と
思わず日影さんみたいに声を出してしまった。エゾ鹿がバスの前に来たんだもん。
みんな喜んでいたけど なんだか自分が運転して猫が出てきたときと同じような気分で
轢くんじゃないかと心配で心配でオタオタしてしまっただ。

そんなのは日常茶飯事と見えて難なく回避し 轢くことはなく山に歩いて行ったんで
胸を撫で下ろす。後姿のお尻の穴がヤケに印象に残った(バカ

そして7時頃やっとホテルに到着。ホテルの売店を覗くと千春のとこで二つ千円だった
日高昆布が3つ千円になっていて腸が煮えるw
しかしグラム数が千春の方が上よっ!勝ったわよっ!と真紀ちゃんがチェックして
溜飲を下げる。この後も日高昆布のグラム数で一喜一憂しながら「まだ千春が上」と
無駄なお得感を無理矢理演出してたが 最後の店で4つ千円を目にし二人で落ち込む。

イヤでもまりもっこりを買うのがお約束かと思いつつ 天然記念物で養殖も芳しくなく
もうマリモは売っていないだろうと言われて来たが 普通に売ってたんで買ってみる。
とりあえず阿寒湖で買っておかないと他では売ってないもんねと思いきや 札幌に
行くまでどこでも売っていて騙された気分だ。

さて夜出掛けることにしたんで湯冷めの危険性を考え お風呂には入らずに時間調整
にビール呑みながら夕食待ち。

ツアーだから大広間にて大人数だけど 見渡すとやはりというべきか年配者が多い。
そして食事時に殆どの人が呑んでいない。不思議に思いつつも関係ないのでビールから
日本酒に移行してダラダラ二人で呑む。当然最後の二人となるのはいつものことw
そして部屋に戻り イベントに出掛けるまでの時間調整にまたしてもビールである。
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