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なす(=ΦωΦ=)と私と日本酒と

ほっかいどーに行ったどー二日目3

2007-10-17 | 旅行
二日間で感じたこと。
道路の整備はされているのに殆ど車が走っていない。
乗用車よりも観光バスが多いくらい。そしてダンプカーに頻繁にすれ違う。
雪深くなってしまうと工事もできないから 今時分に工期を詰めているのかな?とも
思うのだけど これだけ交通量が少ないのにそこかしこで工事が多いということは
建設族が強いのだろうなと。

ガイドはムネオが嫌いらしく悪口を言っていたけど 広いばかりで何もない北海道。
農家以外は都市部で働くか観光産業でしか収入は得られないだろう。
観光で立ち行くにはやはり環境整備に力を入れるのは最もで 工事業者を潤す為だけ
ではなく 工事業者との相乗作用が北海道の観光業だと思う。
ムネオが頑張っているからこそ あんたたち観光業者もやっていけてるんだろうにと。

クリーンな一年生よりは黒だろうが灰色だろうが 実際地方にお金を引っ張ってくれる
議員のおかげで立ち行けてることも許容したほうがイイと私的には思う。

とは言え今回のガイドは50くらいであろうか プロ中のプロな感じだった。
話は途切れず 何処に行っても的確に水深○○メートルとか 標高○○メートルとか
明治○年にとか カンペも見ず必ず数字を提示してくる。麻生さんみたいだw
まぁ現実にそれが正しいかどうかはわからないけどね

ツアーで訪問先での時間は殆どなく 駆け足で行程を消化していくだけではあれど
個人でレンタカーを借りて 次の訪問先まで延々運転していてもつまらないだけだろう。
第一いくら仲の良い友達だって 何時間もノンストップで会話はないだろw

少なくとも 両側の畑が○○だ この山が○○だ この岩が○○だとか ガイドが話す
ようなことはまるで提示されないまま北海道旅行を終えるのだろう。
誰もがネットで細かく調べて行くわけでもないだろうしね。
そういう意味ではうるさいながらも ガイドの説明があって不毛な原野の旅が少しは
何か意味のあるものに思えるかも。ホントかウソかもわからないけどねw

ひとつマリモの話で。。。
アイヌの村長の娘Aが下男のBとにくからずな関係でいたところ 適齢期となったAに
親は副村長の息子Cと縁談をまとめてしまい AもBも悲しんだ。
そこでBはCを殺そうと考えたが 返り討ちにあってCにBは殺されてしまった。
悲しんだAは舟を出して阿寒湖に消えた。それをまた悲しんだCも後を追った。
そこでAとCは結ばれて その愛の結晶がマリモとなったとな。

な~んて話をしてたけど それ違くね?w AとCじゃなくてAとBだろう。
帰ってきてから その話を検索してみたらやっぱりAとBだった。
ガイドが勘違いをしたのか言い間違えたのか それとも検索結果の話が違うのか
どれも本当はわからないけど どうでもいい話でもあったり。
第一こんなの都市伝説と同じく 後付でめるひえんな物語にしちゃうんだろ?ってこと。

私はアイヌを理解することはできないし またしたいとも思わない。
どうにもアイヌ語を聞いていると 何故かイヤな感じになる。
アイヌ民族やアイヌ文化を否定するわけじゃないけどさ。なんだか苦手。
根底に流れるのはカムイ。あまり神を偶像化して神秘的な話にするのは好きじゃない。
だけどさー。。。酷寒の地できっと他によりどころがなかったんだろうね。。。

好みはどうあれ ガイドがいて良かったということで。
最後には素晴らしいガイドでしたよとお礼を言って別れた。
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ほっかいどーに行ったどー二日目2

2007-10-17 | 旅行
それから流氷が触れたり クリオネがいたりという天都山オホーツク流氷館へ。
中に防寒着の無料貸出があるほど流氷室は寒い。
濡れたタオルを振り回すと凍って棒状になっていくらしく 人のやってるのを見る。
流氷も触るだけ触る。冷たい。
モデル:真紀

ここもガイド(皇室話が好きなのかな)が 流氷はお触り禁止だったにも関わらず
美智子さまがきたときに「あらこれが流氷?」と うっかり触ってしまったことから
誰もが触ることが出来るようになったのだそうな。ふーん。

クリオネや他に流氷の下に生息する 小さなお魚が入っている水槽で写真を撮って
ファインダーから目を離すと 撮影禁止だった。すいません気付きませんでした。

このふうせんうおというのは 私の爪より小さいくらいのサイズだった。
左奥の赤いのはホヤ。相変わらず見栄えの悪いやっちゃw
そのあと来た中国人はビデオカメラ回してたんで 逃げるように展望台へw
万事すべからく時間がなくて 螺旋階段を転ばないように上り下りするのに苦労した。
エレベーターつけたら良いのにと流氷館を恨む。

網走監獄の前も通るが ツアーに組み込まれてないので寄れないのは残念だった。
流氷館も行ったのは良かったけど むしろ監獄に行きたかったなぁ。
とにかく移動がメインという行程で どこかに寄っても30分程度だったために
鬼混みのトイレに行って少し眺める程度で どこもかしこも終わってしまう。

この後は移動のみだったが 途中で狐ランド?に寄るとのこと。
何のことはないトイレ休憩を兼ねたお土産屋で 店舗外に多分捕獲しただけの狐たちを
檻の中で飼っているんだろうなー程度のランドw

これは放し飼いだったんで狐なのか犬なのか馬なのか理解不能。
でも尻尾が狐のえりまきみたいにプリプリしてたから狐なのだろう。むしろ狸か?


それから奥にも放し飼いなのか二匹ボケーと座っていた。
悪い癖でついつい撫でたくなるのだけど 狐じゃ義務がないだろうしこんなところの
経営者が狂犬病の注射などしてないだろうなーと出した手を引っ込める。
なんか目つきがドヨーンとしてて この子に噛まれたくないと本能が知らせたかw


中に入るとお稲荷が。

そして土産店内では「3つで千円バター飴!今なら4つ!いやもう一つで5つ千円!」と
声を張り上げている。アメ横のおっさんかよと思った。
どこでも二つで/三つで/五つで千円という売り方がデフォルトなのか北海道?

そしてまた暗闇の中を層雲峡に向かって延々とひた走る。
まったくもって山の中。近隣にコンビニもなくホテルの中にいるしかない層雲峡。
一段落して夕食へ。今日のおかずは良くなかったなー。
昨日の茶碗蒸し美味しかったけど今日は甘すぎ。鍋はクズ野菜みたいだった。
そして玉ねぎをくりぬいた中にビーフシチューというのが板長おすすめとか言われたが
食べにくいは美味しくないは そのわりに皆さん完食されていてびっくり。
そして今日も今日とて最後の二人になるまで 大広間で呑む(バカ

売店も10時までとのことでアルコールは仕入れておき お風呂にゆっくり入ってから
またしてもダルダル呑んでると 妙子から明日の無我のチケットがあるけどどうする?
なんぞと電話が入り泣く泣く断り 真紀とプロレス話で一日を終える。
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ほっかいどーに行ったどー二日目1

2007-10-17 | 旅行
昨日は暗くなってから着いたので気付かなかったが ホテルの裏がすぐフェリー乗り場で
まるっきり阿寒湖畔だった。
山間部ゆえか刺身は努力を感じられないものではあれ 概ねご飯は安い割にはそこそこ。
何より朝食で出た牛乳がうまかった。朝霧高原のよりうまかった。

出発まで各自 阿寒湖畔散策をお楽しみくださいとか 行程表には書いてあるけども
出発は8時である。昨夜の酒が祟って起きたのは7時w
楽しみな朝風呂も入れず とっとと朝ごはんを食べてとっととバスに乗る。

今日もノンストップトーキングのガイド。二日酔いで眠いっつーのに寝付けない。
しかし今日はバスの最後尾を二人で占拠できたので 寝た状態でゴロゴロする。
そして霧の摩周湖へ。

摩周湖は毎日殆ど霧がかかっているので霧の摩周湖と呼ばれるそうなのだけど
オレサマの晴れ女っぷりには摩周湖も勝てなかったと見え快晴の良い見晴らし。
初めて北海道で 初めて摩周湖来て 霧がないのはスゴイことだとガイド談。

売店でまたしてもあったかい牛乳と 夕張メロンを少し食べる。

昨日から興味深々なのは木彫ふくろう。羽を広げた状態でかなり大きなものが私の
購買意欲をそそらせる。しかし29万9千円と破格の値付け。
値段はさておき 一体どこに飾るんだということで堪える。
それからどこに行っても ふくろうが気になり毎度のお店で悩みまくる。

皇太子夫妻が二日連続で摩周湖に来て 霧アリとナシバージョンを堪能していったとか
雅子さんは婚前に 長期かけて北海道を回ったとかガイドの豆知識も爆裂だった。

いろは坂みたいなクネクネ道を下り硫黄山へ。
どこに行っても肥料というか牛糞のようなニオイがする北海道の中で ここは流石に
温泉卵のニオイが。やっぱり卵が売っていた。箱根みたいだ。


私たちは撮らなかったけど 記念撮影屋がいてアイヌ衣装を着て撮るのをやっていた。
ここでも中国か韓国の人が多かった。旅行中どこでもかなりいたのだが改めて思うに
物価の高い日本に来るあちらの人というのは 中でも富裕層なんだろうなと。
そのわりにみんな昭和初期みたいなビンボくさい格好なのが違和感あるけどw

途中 網走市場というところでお昼ご飯。
バスの中で昼食の注文取ってたけど そういうのは嫌いだし 市場と言うからには
あれこれ魚系のお店もたくさんあるのだろうと楽しみにしていたのに「網走市場」って
名前のただのドライブインだった。がっかりだ。

団体用じゃない方のレストランに行くだけのことで 結局刺身定食を所望。
いくらは嫌いなので雲丹に替えて貰い ホタテ/ぼたん海老/イカの大容量。
眼下にオホーツク海を眺めながら 出てきた刺身は意外にも美味しかったので吉。
おかげでまた昼からビールなんですが。
たぶんここから右側に見えていたのが知床半島だったっけかな。

ここでも土産を冷やかす。まぁどこに行っても同じものが売っているだけで食指動かず。
唯一 ハラスのウマそうなのが安くて買いたかったけど これだけ送るのも無駄だし
テイクアウトは不可なんで諦める。どうせまた他で売ってるだろうと軽く考えていたところ
ここしか売っていなかったんで悔しかった。この繰り返しが今回最大の失敗であったw
どこでも買えると呑気に構えてたおかげで 最後の最後までマトモな買い物できず。
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