里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

墨彩画「フリージア」(鎮魂の日に捧ぐ)

2024年03月11日 | 水墨画:草花
画仙紙 半切1/3   

今日は鎮魂の日です。
東日本大震災から13年の歳月が流れました。
犠牲になられた方々に心より哀悼の誠を捧げます。
昨年が節目の13回忌でした。そろそろ明るい画でも良いのではと思い、敢えて墨彩画にしてみました。
フリージアのイメージはやはり黄色。自然に明るい気分にさせてくれ、切り花として人気があるのも分ります。
東日本大震災での犠牲者は我が県だけで1万人を超える未曾有の大災害でした。その殆どは海岸地帯の大津波による犠牲です。
内陸部に位置する我が家郎党に犠牲者はおりません。
しかし、家屋やライフラインのダメージは免れませんでした。一番復旧が遅れたのは下水でした。そして墓地の倒壊、農地の地盤沈下と崩落、さらに原発事故による放射能汚染は当地方まで波及しました。
1月1日の能登半島地震による被災者のご苦労は如何ばかりかとお察しします。
東日本大震災ではかつての同級生や同僚で亡くなった方がいますし、同僚の家族や知人にも犠牲になった方がいます。
ここしばらく真冬並の寒さが続いていますが、あの日も夕方に雪が降り出す寒い日でした。
午後2時46分には改めて黙祷を捧げます。合掌。




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