
ソラマメは穫り始めてから半月余り。

ほぼ平年並の穫り始めながら非常に早かった昨年、一昨年よりは1週間から10日遅れのスタートでした。
品種は中晩生の河内一寸なので、当地方の主力品種「打越一寸」や「緑陵西一寸」より元々少々遅い。
そもそも「河内一寸」は2粒莢が主で3粒莢が少ないのですが、今年は例年になく3粒莢が多かった。
そして、上段まで成りが良く近年では一番でした。

何時もは5、6段になると着莢が悪くなるのですが、今年くらい着莢するのは久しぶりで見ます。

病害虫も少なく、致命的なエソ系のウイルス病も全く見られませんでした。
例年梅雨期に最盛期を過ぎる頃になると赤色斑点病(チョコレート斑点病)通称チョコ斑が目立ってくるのですが、出ているところでもこの程度。

最後になると茎葉は黄ばんできますが、まださほど目立っていません。

但し、気温が異常に高いため茎をピンチした後も節間が伸び草丈がさらに高くなりました。
それでも所々に支柱を立て横に3段のテープを張っただけの簡易な誘引で最後まで持ちこたえました。

今年は適度に雨が降り水分も供給されたので肥大も良好。
気温が高いことから莢は上段まで短期間に一気に熟してしまいました。助っ人も大分他に配ったようです。
まともな莢はほぼ穫り尽くし、最後に残ったものを整理して終わりにすることにしました。
したがって、未熟なもの過熟なもの混交です。この程度穫りました。

最後ですから2粒、1粒莢が大半ながらまだ3粒莢もあり、錆の付いた莢は少なく綺麗です。

むき身にすると、未熟なものやお歯黒の目立つものもあります。

熟度が違うので茹で時間をどうしようかと思いましたが、2分半茹でてみました。
これが今季最後のソラマメです。

かつて当地方のソラマメが「終り初物」として珍重された時代がありました。
それは越冬栽培されるソラマメは当県南部が北限とされていたからです。
しかし、当県北部で春播き栽培が開始されて以来、ソラマメの産地はどんどん北上し北海道にまで達しました。
「終わり初物」と言えばこんな曲があるらしい。
何はともあれ我が家の今季のソラマメは近年では一番の出来で終了と相成りました。
いい言葉ですよね
義母や父の世代はよく使っていました。
今では使うことも少なくなったのでしょう
中島みゆきさんの曲に、こんな味わい深い歌があったとは
そらまめ、りっぱです。
コメントありがとうございます。
昔は終り初物とよく言っていましたね!
特にそら豆では誰もが言っていたものです😄
今では死語になっているかもしれませんね。知らない人がいるかも😅
中島みゆきの曲は偶然知った次第、昔の曲以外は分かりません😅
りりんさんも少しずつ日常を取り戻していると言ったところでしょうか。ご自愛を!